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小笠原 典子 院長の独自取材記事

おがさわら眼科

(吹田市/豊津駅)

最終更新日:2021/02/08

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阪急線豊津駅より徒歩1分の場所にある「おがさわら眼科」は、前身である東田眼科を継承し、2018年3月にリニューアルオープンしたクリニックだ。ビルの2階にある同クリニックは、小さな子どもから90歳を超える高齢の患者まで幅広い年齢層の患者が訪れるクリニック。「私は子ども・お年寄り問わず、とにかく人が好きです。だから患者さんと話をすることが楽しくて仕方がないんです」と話してくれたのは小笠原典子院長。ニコニコ笑顔で心地良いトーンで話してくれる小笠原院長と会話をしていると、安心した気持ちになれそうだ。眼科医師として臨床の現場に出て30年というベテランである小笠原先生に、クリニックについての話を聞かせてもらった。
(取材日2018年11月28日)

さまざまな年代の患者に幅広い医療を提供

こちらのクリニックは継承されたクリニックだそうですね。

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そうなんです。当院は2018年の3月に、この地で長く診療されてきた東田みち代先生から継承したクリニックです。東田先生は以前の職場の先輩で、一緒に仕事をさせていただいていたこともあり、東田先生がどのような思いで診療にあたり、どのように患者さんに接してきたかは肌で知っています。そんな先生の思いを引き継いで自分がクリニックを運営できることをすごく光栄に思いますし、うれしく思っています。これからこの場所で、今まで以上にたくさんの方々に出会えるだろうということも楽しみですし、実際にクリニックを始めて、勤務医時代には知ることがなかった経営についてなども学ぶことができ、今は楽しくて仕方がありません。

どのような患者さんがいらっしゃるのでしょうか。

早い時間帯にはご高齢の方が非常に多いです。時には朝いらっしゃる方の平均年齢が90歳近いということもあるくらいです。そこからお昼にかけて若い人も増えていき、近所のお子さんや学生さんもいらしてくれます。午後の診察が18時までなので、平日はお仕事されている方はそう多くないですね。症状としては、ものもらいや結膜炎などの急性疾患がほとんどで、ご高齢の方だと緑内障や白内障なども多くなります。学校や職場の健診で引っかかり、再検査のために来院される方、外傷でいらっしゃる方、ドライアイや眼精疲労に悩んでいる方……当院は何かに特化したクリニックではありませんので、さまざまな方が足を運んでくださいます。

患者さんと接する時、特に心がけていることはありますか?

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私は黙っていると「怖い」という印象を持たれるみたいなんです。だからこそ、まずは笑顔でいることを意識しています。このクリニックは「町のお医者さん」です。毎日何件も手術をするとか、何か一つのことを専門的に診療しているクリニックではありません。私自身も、大学で何か一つを突き詰めて研究してきたタイプではないので、気軽に何でも相談できることが大切だと思っています。相談しようと思って病院に来たのに、お医者さんがムスッとしていて怖かったら患者さんは何も言えなくなりますよね? だから、まずは怖い印象を与えないように、スタッフのみんなにも「いつも笑顔でいてね」とお願いしています。とにかく笑顔を大切にしていますね!

長引く不快な症状は、眼科を受診して解決を

そう思うようになったきっかけはありますか?

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自分自身の子ども時代の経験もあると思いますし、何よりも前院長の東田先生がそういう先生だったんです。笑顔で優しく、明るく患者さんを迎えて、患者さんを笑顔にして帰す先生でした。だから、私もそうありたいと思います。先生がこの地で培ってきた医師への信頼を、私も引き継ぎたいと考えています。ですから、患者さんとお話しするときは笑顔で、時には冗談も言って、患者さんの緊張をほぐしてから診察できればいいなと思いますね。リラックスして相談してもらえれば、きっと普段気になっていることが相談できたりして、治療の満足度も上がるんじゃないかなと思います。来た時よりも楽な気持ちになって帰ってもらうことが、クリニックにできるまず最初の仕事なんじゃないでしょうか。

眼科には「特に用事がない」と思っている人も少なくないのではないでしょうか?

そうなんですよ。例えば歯科なら「虫歯にならないように通院する」という人は少なくないですよね。でも、眼科に「目が悪くならないように通院している」という人はまずいないと思います。目が見えにくくなったら眼鏡屋さんに行って、眼鏡やコンタクトを作ることで解決する人も多いでしょう。目の疲れやちょっとした症状なら、ドラッグストアで目薬を買えばなんとかなると思っている人も多いでしょう。もちろん、それはそれで間違いではないと思うのですが、もっと気軽に眼科に足を運んでくれたらもっと安心してもらえるのにな、と思うことは少なくないです。病気だと自覚するほどではないけれど不快に感じている症状がある場合、それは眼科で解決につながることも少なくないんですよ。

どんな時に受診すれば良いですか?

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一つは健診で引っかかった時ですね。これはできるだけ早く来院していただければと思います。次に、不快な症状が長引く時です。例えば、「目がしょぼしょぼする」「視界がもやっとする時がある」「涙が多く出ているような気がする」など、はっきりした所見があるわけではないのだけれど、どことなく不快な症状はありませんか? 目薬をさしながら数日様子を見ているけれど治らない……といった場合には、あまり長く様子を見すぎずに受診してもらいたいです。その症状が単なる疲れ目であればいいのですが、緑内障や加齢黄斑変性など、初期に自覚症状がないままに進行する目の病気は少なくありません。失った視力や視野は取り戻せないこともありますので、ぜひ受診してください。

クリニックを「気持ちの良い眼科」にしていきたい

先生が眼科の医師を志した理由はどのようなものでしたか?

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実は、子どもの頃に憧れたある家がきっかけなんです。家の近くにあったその家が、まるでお城のように見えて、当時の私にとっては憧れでした。その家の所有者が眼科の先生だったんです。子どもだった私は「眼科の先生になったらこんなすてきなおうちに住めるんだ!」と単純に思い、それが今思えば眼科医師をめざした最初のきっかけです。かっこいい理由じゃないですし、あまりにも単純で恥ずかしいのですが正直に答えるときっかけはそんな感じですね。その後、実際に進路を考える年になり「人の役に立つ仕事をしよう」と医療関係の仕事を志し、その中で眼科の医師を選びました。そんな夢を見てなった眼科医師ですが、残念ながら今もお城には住めていませんね(笑)。でも、このクリニックがある意味私のお城です。

そんなクリニックで、先生が今後取り組みたい、実現したいと思い描いていることはありますか?

眼精疲労の外来をつくりたいなと思っています。パソコンやスマートフォンの普及もあり、現代は目を酷使している人がすごく多いです。疲れた目をいたわって、より心地良く日々を過ごしてもらいたい。また、眼科へ行くハードルを下げるためにも実現したいですね。目が疲れたらドラッグストアで目薬……ではなく、眼科を受診するのが当たり前になってほしい。そのために、マッサージや漢方、アロマテラピーなども取り入れていけたらと思います。病院は痛かったり怖かったりするところかもしれませんが、気持ち良くリラックスするところでもあれば、もっと病気の早期発見もできるのではないかと思います。だから、自分のクリニックは「気持ちの良い眼科」にしていきたいですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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目が良いと自負している人にとっては、眼科は足が遠のくところだと思います。しかし、「まさか」は突然来るものです。また、全身疾患との兼ね合いで起きる目の病気もあります。「何かがあったら怖いから!」と必要以上の恐怖を持ってくるところでもないとは思いますが、視力や視野に今問題がなくても、頭の片隅に「目をいたわる気持ち」を持ってもらえたら、より安心して日々を過ごしてもらえると思います。当院は小さなお子さんからご高齢の方まで、どなたでも大歓迎です。地域の皆さまとともに成長していけたらと考えています。「駅のすぐ近くに眼科があるな」ということを覚えておいてもらえたらうれしいです。

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