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自然分娩と無痛分娩の違い
多様化する分娩方法

直原ウィメンズクリニック

(豊中市/桃山台駅)

最終更新日:2018/12/11

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  • 保険診療
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一言で「お産」と言っても、その方法の選択肢は多岐にわたる。自然分娩、無痛分娩、呼吸法、分娩台の種類、産む場所、クリニック選びなど、多種多様な選択肢を前に、「一体何を選べば正解なのか」と、途方に暮れてしまう人も少なくないのではないだろうか。特に、近年話題になっている無痛分娩に関しては、その賛否についてもさまざまな意見がある。今回の取材では、自然分娩と無痛分娩の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて「医療法人廣仁会直原ウィメンズクリニック」の院長である直原廣明先生に詳しく聞いた。 (取材日2017年11月9日)

出産は一人ひとり違って当たり前。マニュアルに頼り過ぎず、自分自身の産む力を信じることが大切

Q出産方法が多様化していますね。
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▲これまで数々の出産を手助けしてきた直原院長

確かに現在は、自然分娩や無痛分娩、ラマーズ法、ソフロロジー法など、さまざまな分娩方法があります。しかし、人類が誕生した時、分娩に「~法」などというものはありませんでした。それらはすべて、最近になって言われ出したもの。そんなものができるずっと前から、女性は赤ちゃんを産んでいるのです。お産は生理的なものであり、治療や手術などとは違います。医学的に見て、正常分娩・異常分娩という区別はあっても、赤ちゃんが生まれてくるということ自体は、ある意味すべて自然なことです。そしてお産は、人によってすべて違いますし、違うのが当たり前なので「~法」という区分で分けること自体が、本当は無理があるのです。

Q自然分娩とは、どういうお産ですか?
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▲クリニック内に出産・入院施設もある

どんな出産にも、赤ちゃんの心拍が弱かったり、急な出血などに備えて、ドクターの監視は必要です。しかし結果として、お母さんが持つ生理的な機能をフル活用し、医療者が何もせずとも生まれてくる分娩は、自然分娩、安産と言えるでしょう。現代女性は、出産に対する不安感が強く、出産に対してもマニュアルを欲しがる傾向があります。しかしお産は人それぞれ違うものなので、本来お産にマニュアルは不向きなんですよね。当院では、ソフロロジー法を導入した自然分娩を基本としていますが、ソフロロジー法はこういった不安感に対する心の拠り所として有用なんです。

Q無痛分娩とは、どういうお産ですか?
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▲クリニックでは自然分娩と無痛分娩の違いをしっかりと伝える

「無痛」という文字から、無痛分娩は痛みがない出産だと勘違いされがちですが、実際は完全な無痛ではありません。痛みというのは主観的なもので、人によって感じ方がかなり違います。だから、痛みの度合いを完全に数値化することはできないのですが、大体、痛みが半分ぐらいまで抑えられれば……という感じです。当院では「和痛」と表現することもあります。心臓病や高血圧などの持病を抱える方には、無痛分娩を勧めることもありますが、出産の際のいきみ具合も人によってまったく違うので、心臓病や高血圧といった持病があるからといって、必ずしも無痛分娩でなくてはならない、ということはありません。

Q無痛分娩、自然分娩、それぞれのメリットとデメリットは?
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▲産婦人科と小児科が連携して母親をサポートする

人それぞれ条件が異なるお産においては、単純にメリット・デメリットで語れない部分も多くあります。例えば、無痛分娩の場合、麻酔を使うと陣痛が弱くなり、お産が進まなくなるので、促進剤を使うことになります。吸引や鉗子を使うことも多くなります。しかし、あまりの痛みにパニックを起こしたり、陣痛が長期間にわたって苦しんでいる方には、赤ちゃんの状況次第で、こちらから麻酔の使用を提案することもあります。重要なのは、どんな分娩方法を選ぶかよりも、妊娠中、いかに安産できる体をつくるかということ。食事や生活習慣をしっかりと管理し、自律神経を整える生活をすることが大切です。

Qクリニック選びのポイントを教えてください。
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▲母親の人生をサポートする直原ウィメンズクリニック

実際にクリニックに行ってみないとわからない部分も大きいですが、まずは、ドクターがしっかりと話を聞いてくれるか、質問に答えてくれるかが大きなポイントです。大切なのは、ご自身が納得できるクリニックで、信頼できるドクターとともに、お産に臨むこと。ドクターと合う合わない、という感覚も割と大事かもしれません。建物が奇麗だとか、食事のメニューが豪華といった外見だけで選ばず、もっと本質的な部分を見ていくようにしましょう。どんな出産をしたいのか、希望があればそれを率直にドクターにぶつけるのがいいと思います。信頼できるドクターかどうかを見極めるポイントは、そのドクターにどれだけ出産に対する思いがあるか、ですね。

ドクターからのメッセージ

直原 廣明院長

出産に際しては、理論的な思考を司る左脳が優位な状態より、本能的な部分を司る右脳が優位な状態になっているほうが、安産になりやすいといわれています。女性の体は、もともとエンドルフィンやオキシトシン、セロトニンといった脳内ホルモンが出やすいようにできているのですが、働く女性はどうしても左脳が優位になりがち。だから、出産の直前まで仕事をしている女性は、なかなかモードが切り替わらず、難産になりやすい傾向があります。妊娠したら、仕事よりも、無事に赤ちゃんを産めるように、体を整えていくことを優先してください。ご自身の女性としての生む力を信じ、「出産して良かった」と思えるお産をしてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

正常分娩の場合、産後5日間の入院で54万円前後。異常分娩(帝王切開等)の場合は、一部保険適応。無痛分娩の場合はプラス7万円~。

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