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栗田 正浩 院長の独自取材記事

栗田整形外科

(豊中市/蛍池駅)

最終更新日:2022/05/20

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阪急宝塚本線・蛍池駅から歩いてすぐ。コンクリート造りのモダンな外観が目を引く「栗田整形外科」は、1981年に開業した地域密着の医院だ。2017年に現在の場所へ移転を果たし、2代目となる栗田正浩先生が診療に参加。2021年に院長として医院を継承し、さまざまな整形外科疾患や障害の治療、リハビリテーションなどを幅広く展開している。大学病院や基幹病院での豊富な経験を持つ栗田院長が、どのようなスタンスで地域の患者と向き合っているのか、治療やリハビリテーションで大切にしているポイントは何なのか、スポーツマンらしい爽やかな表情に秘めた熱い思いを聞かせてもらった。

(取材日2021年10月8日)

治療からリハビリテーションまで地域に根差した医療を

2021年に院長に就任し、医院を継承されたそうですね。

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私は医師になった時点で、いつかは開業医としてここを継ぐものと決めていました。父が医院を移転させて施設の規模を拡大し、リハビリテーションのスペースも確保できましたので、それなら一緒にやろうと勤務医を辞めてここの診療に加わり、今年から私が院長として医院を継承することになりました。3年間ほど院長である父のもとで一緒に働くことができて、自然なかたちで引き継げたのは非常に良かったと感謝しています。ちなみに父は理事長となり、週1回ですが今も元気に診察していますよ。

病院にお勤めの頃はどのような仕事をされていましたか?

私は岡山の川崎医科大学を卒業後、大阪大学の整形外科に入局し、医局の研修プログラムに従っていろんな病院で研鑽を積んできました。当時、大阪大学には遠隔地の関連病院がたくさんあったので、和歌山県の那智勝浦町や北海道の滝川市などいろんなところへ行かせてもらいました。病院では大学院で人工関節の研究をしていたこともあって、人工関節の手術に関わることが多かったですね。

勤務医と開業医との違いは感じますか?

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いざ開業医になってみると、やはり病院に勤めていた頃との違いは大いに感じます。当院へお越しになる患者さんはご近所の方が多いので、地域の方との親密なコミュニケーションをとることが大切です。特にリハビリテーションを行う上では患者さんの生活背景や環境なども詳しく知ることが必要ですので、勤務医時代と比べると患者さんとの関係はより深いものになったと感じています。

まずは患者の訴えや思いを理解することから

どのような症状で来られる患者さんが多いですか?

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肩こりや腰痛、膝の痛みでお悩みの方や、突き指や足の捻挫などのケガをされた方が多いですね。診療ではまず患者さんの訴えや悩みをよく聞き、丁寧な診察を心がけています。検査を行い正確な診断をして、その方にとって最適な治療を提供していくことをめざしています。また、骨粗しょう症や高脂血症、高尿酸血症のような生活習慣病も同時に診ていく必要があります。患者さんでは骨粗しょう症の方が多いですが、当院ではエックス線検査で背骨の変形などを確認し、必要に応じて血液検査を行った上で、腰椎と大腿骨近位部の骨密度検査を行っています。ご高齢の方は一度骨折してしまうと、その後の回復に時間がかかりますので予防することが大切です。骨密度を定期的に計測し、その方に合った治療をしっかりと続けていくことが重要だと思います。

診療を行う上での大切なポイントは?

説明にはなるべくわかりやすい言葉を使うようにしています。病気やケガのお話は1回ではなかなか理解してもらえないことが多いので、ご理解いただけるまで何度も説明することが必要ですね。若い患者さんでは、例えばスポーツで体を傷めたご相談に来ることもありますが、そのケガについてだけではなく、その子の心情をちゃんと理解してあげることは医師として大切なことだと思います。

こちらではリハビリテーションにも力を入れていますね。

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移転新装で広いスペースも確保できましたから、積極的に展開しています。スタッフは理学療法士のほか柔道整復師、あんま・マッサージ指圧師が在籍しており、幅広い分野に対応しています。また、介護認定を受けられた方のために通所リハビリ施設も併設しており、それぞれ担当の理学療法士が適切なリハビリテーションを行っています。これは私が病院で手術をしていた頃から感じていたことですが、術後にどれだけ体が回復できるかはリハビリテーションにかかっています。退院してからも、お住まいの近くにリハビリ施設があるということは、患者さんにとって意義のあることだと思います。ぜひ地域の皆さんに、有効に利用してもらえたらと考えています。ちなみに当院の理学療法士の1人は、私の大学院時代の同輩です。長い付き合いで気心は知れていますし、同じ志を持って連携できていることは患者さんのメリットにもつながっていると感じています。

地域のすべての人に健全な生活を送ってもらいたい

院長はスポーツがお好きと伺いました。

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私の趣味はサーフィンとスノーボードです。もともと両親がスキーをやっていたおかげで、高校生の頃にスノーボードを覚え、サーフィンは大学に入ってから友人に勧められて始めました。今もずっと続けていますが、健康でさえいれば人にはいろんな楽しみ方がありますので、皆さんにもぜひそれぞれの楽しい時間を送ってほしいですね。

新しい体制になって、今後展開していきたいことはありますか?

以前は予約制ではなかったため、時間帯によっては患者さんがあふれ、待ち時間が長くなってご迷惑をかけていました。新体制になり診察を予約制に変えたところ、今では皆さんのご理解をいただき、待ち時間の短縮につながりました。診察にも余裕が生まれ、より患者さんの診察に集中できるようになったと感じています。こうした改善は今後も続けていきたいと考えています。ただ、地域の皆さんをしっかり診るというコンセプトに変わりはありません。長年にわたって父が築いてきたことに敬意を払い、今後も地に足の着いた診療を続けていきたいと思っています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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いろんなケース、いろんな患者さんがおられますが、とにかく皆さんに健康になっていただくことが私たちの一番の目標です。首や腰が痛い、最近なんとなく調子が悪いなど、どんなことでも気軽に相談に来ていただいて構いません。手術を受けるべきか迷っておられる方も、術後のリハビリ施設を探されている方も、その適応を含めてしっかりと見極めさせていただきます。それも私たちの大切な役割です。すべての方に一刻も早く元の健全な生活に戻っていただけることをめざし、現状に対するベストな方向性を一緒に見つけていきましょう。

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