全国のドクター9,329人の想いを取材
クリニック・病院 160,995件の情報を掲載(2020年11月25日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市阿倍野区
  4. 昭和町駅
  5. 石原医院
  6. 岩井 謙仁 院長、岩井 潤子 副院長

岩井 謙仁 院長、岩井 潤子 副院長の独自取材記事

石原医院

(大阪市阿倍野区/昭和町駅)

最終更新日:2020/04/01

72504

大阪メトロ御堂筋線の御堂筋線の昭和町駅から徒歩3分。静かな住宅地にある「石原医院」を訪ねた。同院で診療を行うのは泌尿器科、腎臓内科を専門とする岩井謙仁院長と、内科、小児科、腎臓内科が専門の岩井潤子副院長。「内科と小児科に関しては、副院長に相談することがあります」と岩井院長が話せば、潤子副院長は「院長の仕事に対する取り組み方はいつも妥協がなく、真面目で集中力もすごい」と応じる。互いに深い信頼関係で結ばれつつ、尊敬し合っていることが見てとれる。そんな岩井院長、潤子副院長に日々心がけていること、予習を欠かさないという診療について、読者へのメッセージまでをじっくりと聞いた。
(取材日2019年10月2日)

泌尿器科、内科がすぐに連携できる体制

院長と副院長の専門分野には、共通点と相違点がありますね。まずは院長にお話を伺います。

1

【岩井院長】私は泌尿器科、腎臓内科以外にもかかりつけ医として患者さんの全身を診察するように心がけています。腎臓疾患については特に泌尿器科的視点からも診察を行っています。全体的には尿潜血や、夜間頻尿の患者さん、おしっこが漏れやすい、出にくいといった患者さんが多いですね。エコーなどを用いて検査を行い、原因を探って治療方針を決めていきます。学校の健康診断で検尿に異常が認められたお子さんが、当院を探して来られることも多いです。大きな病院は日中の診療のみのことが多いですから、当院のように夜間の診療も行う腎臓内科を専門にしている医院は、お勤めの方やお子さんにも通っていただきやすいのではないでしょうか。

副院長の診療科目は内科、小児科、腎臓内科ですね。

【潤子副院長】当院は大阪の市街地にあるということもあり、内科と申しましても風邪や腹痛などの一般診療から高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病、各種健康診断、予防接種まで幅広く診療しております。その中で専門性としての私のフィールドは腎臓・高血圧です。もともと内科でトレーニングを受けてきましたが、先代の院長だった父が小児科も診ておりましたので、開業してから子どもさんも診るようになりました。今では、先代が診ていた赤ちゃんが成長されて、お子さんを連れて来られるようになりました。家族ぐるみのお付き合いをさせていただけるのは、とてもうれしいことです。2015年に夫が院長に就任してからは、内科と泌尿器科をミックスした医療環境が整い、近隣の方だけでなく大阪府下からも来院いただけるようになりました。

泌尿器科と内科は、どのように連携されているのでしょうか?

2

【岩井院長】例えば夜間多尿で受診された方の中に、糖尿病や睡眠時無呼吸症候群が見つかることがあります。そのような患者さんには内科と連携して診療を行っています。また、高熱が出て風邪だと思って来られた患者さんが、実は腎盂腎炎で泌尿器科に回って来られることもあります。反対に、腎盂腎炎になりやすく、ずっとフォローしていたお子さんが、実は風邪だったいうこともあります。内科・小児科的にも泌尿器科的にも対応が可能ということで、ご紹介いただくことも多いですね。
【潤子副院長】当院は乳幼児健診も行っていますので、そこで泌尿器科的な異常が見つかるとすぐに隣で泌尿器科の診察を受けてもらえます。後日、他のクリニックさんへ、という必要がなく1箇所で完結できることが多いので、患者さんにとってもメリットは大きいと思います。

予習を欠かさず常にレベルアップを図る

医院の診療方針を教えてください。

3

【岩井院長】患者さんに満足していただける医療を提供することを、第一に考えています。診察の時、患者さんの顔を見ない、目を合わさない、ずっと電子カルテを見続けるというようなことがないように努めています。私は勤務医時代に院内の患者サービス向上委員会の委員長をしており、職員を指導する立場にありました。私自身、患者さんに不安を与えたり、不快に感じさせるようなことのないように心がけて診察をしています。
【潤子副院長】当院は、診察をややゆとりのある予約制にして、患者さんの待ち時間を少なくするように配慮しております。急患の方もいらっしゃいますので、余裕のある時間配分を心がけ、患者さんの時間を無駄にしないように、できるだけスムーズに診察を受けていただけるように努力しています。

その他に心がけておられることは何ですか?

【岩井院長】私も副院長も、診察の前日にすべてのカルテをチェックし、検査結果を以前のデータと比較し、次の診療方針をあらかじめ考えます。グラフ化したほうが見やすいと判断した場合はグラフを作り、すぐにお渡しできるように印刷までしておきます。あらかじめ疾患や治療方針について調べておく場合もあります。医学書を読み返したり、インターネットの専門サイトを調べたりすることで、私自身のレベルアップにもなっています。
【潤子副院長】前日に院長から「明日、この患者さんを診てもらうから」と引き継ぎを受けることもあります。短時間でその方が抱えている一番の問題点をはっきりとさせて診察することが大切ですから、一からカルテを見ている時間はありません。ポイントを絞ってぶれないように予習を行い、患者さんの問題を解決することを心がけています。

こちらは院内処方をされているのですね。

4

【岩井院長】はい。基本的に当院にメリットはありません。在庫も抱えますし、薬の説明も自分たちでしなくてはいけませんが、調剤薬局まで行く手間が省け患者さんが喜んでくださるので、サービスの一環として、今後も行っていくつもりです。
【潤子副院長】発熱したお子さんをお母さんが大変な思いで連れて来られたり、ご高齢の方が一人で歩いて来院されたりした上に、さらに調剤薬局にまで足を運ぶのかと思うと、お気の毒で。いろいろと悩むこともありますが、やはりここは企業努力、という思いで続けています。

望まれる限り患者の期待に応え続けたい

スタッフさんも生き生きとお仕事をしていらっしゃるように見えます。

5

【潤子副院長】当院には看護師が2人おりますが、それ以外に受付と診療補助をしてくれるスタッフがいます。一つ気をつけていることは、皆にいろいろな部署を回ってもらい、部署ごとにある特別な仕事も覚えてもらうようにしていることです。そのほうが医院全体を俯瞰して見ることができますし、自分で考えながら仕事ができるので、楽しいようです。お母さんにお子さんの予防接種のスケジュールについて相談されても、アドバイスができるほど、皆のレベルが上がってきているように感じていて、とても助かっています。
【岩井院長】今はどんな職種であれ、オールマイティーに仕事をすることが求められる時代だと思います。たとえ誰かが欠けても対応できるように、皆それぞれプロとして高い意識で仕事に取り組んでくれているのが心強いですね。

休診日の過ごし方やリラックス法などがあれば教えてください。

【岩井院長】勤務医だった頃は、毎日、広い病院内を歩き回るので気になりませんでしたが、開業してからは歩く機会が減ったために、筋力の衰えを感じるようになりました(笑)。いつも時間が取れるわけではありませんが、30分ほど体が空けば近所のジムへ行きトレーニングをしたり、近くの公園までジョギングもしています。
【潤子副院長】私は4歳の頃から日本舞踊を習ってきて、古典芸能が大好きです。医師になってからはなかなか時間がとれませんでしたが、最近、邦楽を始めました。仕事終わりに練習することが、今の私の息抜きになっています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

6

【岩井院長】私は週に一度、出身である大阪市立大学医学部附属病院の泌尿器科で外来を担当しております。大学病院での治療が必要な方は大学病院で診察し、大学病院での治療の必要がなくなった方は当院で診ています。つまり、大学病院の良いところと開業医の良いところをうまく使い分けて診療を行わせて頂いておりますので、ぜひ安心して来院いただきたいですね。
【潤子副院長】当院は女性医師がいるということで、女性にややハードルの高い泌尿器科も受診していただきやすいと思います。皆さまに必要とされる限り、今後も質の高さにこだわった医療をお届けできるように日々、努力してまいります。

Access