全国のドクター9,411人の想いを取材
クリニック・病院 160,598件の情報を掲載(2022年8月11日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市港区
  4. 弁天町駅
  5. 医療法人 前田診療所
  6. 夜間19時までの透析や送迎にも対応 生活背景を考えた透析医療

夜間19時までの透析や送迎にも対応
生活背景を考えた透析医療

前田診療所

(大阪市港区/弁天町駅)

最終更新日:2022/03/11

Main Main
  • 保険診療

人工透析は、腎移植をしなければ一生続く治療ともいわれる。もしも透析が必要になれば、便利でリラックスできる施設で治療を受けたいと希望する患者が多いことだろう。大阪環状線と大阪メトロ中央線の弁天町駅から徒歩3分にある「前田診療所」は、そんな地域住民の思いに応えるべく2017年に人工透析部門を稼働。大阪市内から多くの患者を受け入れ、快適な透析治療の提供をめざす地域密着型の診療所だ。院長を務める前田覚先生は、日本透析医学会透析専門医として専門的な透析治療を提供する一方で「患者も社会で生きているのだから」と、患者の生活背景に寄り添った治療をするために心を砕いている。そこで、人工透析とはどんな治療か、また同院ならではの強みとは何か、前田院長に話を聞かせてもらった。

(取材日2021年11月9日)

人工透析は自分の命や暮らしを守るための治療

Qそもそも、人工透析とはどのような治療なのでしょう?
A
20211122 1

▲「通いやすく続けやすい治療を心がけている」と院長

腎臓は食事などで体に取り込んだ余分な水分や塩分、さまざまな老廃物を取り除く仕事をする臓器です。もし、慢性腎疾患になると腎臓が徐々に動かなくなり、進行すれば慢性腎不全になり、腎臓は仕事ができなくなります。腎臓が働かなくなれば、尿が出なくなり、体がむくんだり、肺に水がたまって溺れたような状態になったりといった異常が起こり、最悪の場合には命に危険が及ぶこともあります。そこで働かなくなった腎臓の代わりに人工腎臓のフィルターを使用し、血液から老廃物や余分な水分を取り除くためにあるのが人工透析です。腎臓の病気は自覚症状が出にくいため、検査の数値が悪い、なんとなくおかしいと感じたら早めに受診しましょう。

Q定期的な通院が必要なのですね。
A
20211122 2

▲透析患者の送迎も行っている

人工透析は失われた腎機能を回復させるものではありませんので、基本的には透析を始めれば定期的に続ける必要があります。腎臓の状態にもよりますが、多くの患者さんが1回3〜6時間の透析を、週に3回受けていただくことになります。透析を始める前は「とんでもない」と感じる患者さんも多いですが、実際に透析を習慣にさえしていただければ、日常生活での暴飲暴食以外は、健康に配慮した上でこれまでどおり過ごしていただくこともできます。不安なことがあれば相談に乗りますし、セカンドオピニオンの希望も受けつけます。見学も大歓迎ですので、どうか「自分の命や暮らしを守るための治療」だと前向きに捉えていただきたいと思います。

Qクリニックならではの特色について教えてください。
A
3

▲リラックスして治療を受けるための充実した設備

先ほど申し上げたとおり、透析治療はいかにして日常の中に治療を取り入れるかが大切になります。そのため、年齢やライフスタイルに関しても十分に考慮する必要があります。誰もが社会の中で生き、自分らしさを守る権利を持っています。当院はできるだけその部分を尊重したいと考えていますので、可能な範囲で患者さんの希望を取り入れるように心がけています。仕事が忙しければ、できるだけ仕事に支障が出ないように考えていきますし、旅行だって病気だからと諦めるばかりではつまらない。飲み会にだって参加していいと思います。治療をしながらも患者さんの「人生を楽しむ」という気持ちに寄り添いたいと考えています。

Q安心して透析を受けてもらうために、心がけていることは?
A
4

▲院内は広く、更衣室やロッカーなどもしっかりと完備されている

まずは行き帰りの安全確保のために、大阪市内にお住まいの患者さんには送迎サービスを行っています。車いすなど介助が必要な場合には介護タクシーもありますので通院に関する心配は不要です。また、固定ロッカーをご用意していますので、透析中に必要なものを院内に保管することができます。透析部門内は無線LANでインターネットへの接続も可能ですし、各ベッドにテレビも設置しています。透析中はお休みになるもよし、テレビや動画を楽しむのもよし、お仕事をされてもよし、思い思いに過ごしていただけます。また、どんな些細な疑問にもスタッフが丁寧に対応します。なんでも気軽にお尋ねください。

Qこちらのクリニックで人工透析を受けるメリットは何ですか?
A
5

▲「通いやすく続けやすい治療を心がけている」と院長

透析治療は「続けることが前提の治療」です。私は透析専門医として得た知識や経験を生かし、皆さんが「続けることができる透析治療」の提供に力を尽くしたいと考えています。わがままに聞こえるようなことでも、透析を続けるためであればできるだけ患者さんの願いをかなえられるよう対処します。例えば、出張や旅行の際の単回透析や海外への医療観光についてもご相談に乗ります。できる範囲で柔軟に動ける身軽さが当院の特徴です。透析開始時の年齢にもよりますが、治療を続けることは実に大変なことです。しかしそれを習慣化し、時々わがままを聞いてくれる医師がいればどうにかなります。難しく考えず、まずは気軽にお問い合わせください。

ドクターからのメッセージ

前田 覚院長

腎臓は自覚症状が少なく、気がついた時には腎不全がかなり進行した状態になっていることがほとんどです。老廃物が排出できず数日で10キロ近く体重が増えることもありますし、肺にたまった水で溺れるような状態になってから初めて「早く受診すればよかった」と後悔される患者さんは後を絶ちません。人工透析は働かなくなった腎臓の機能を補うのに必要な治療ですが、できるだけ受けたくないというのも本音でしょう。であれば、検査の数値が悪いだけでまだ自覚症状が出ていないうちに受診をしていただきたいです。早めの受診、早めの治療が、腎臓と命を守り人生を守ります。どの段階でも構いませんので、怖がらず受診していただければと思います。

Access