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理学療法士とめざすケガ回復・予防
訪問リハビリテーションも実施

やまかわ整形外科・リハビリクリニック

(京都市下京区/梅小路京都西駅)

最終更新日:2025/07/10

やまかわ整形外科・リハビリクリニック 理学療法士とめざすケガ回復・予防 訪問リハビリテーションも実施 やまかわ整形外科・リハビリクリニック 理学療法士とめざすケガ回復・予防 訪問リハビリテーションも実施
  • 保険診療

京都市下京区で明治時代から続く医院を継承し、リニューアルオープンした「やまかわ整形外科・リハビリクリニック」。リハビリテーションに力を入れ、2階に設けられた専用ルームには、経験を積んだ理学療法士が常駐し、先進の機器もずらりと並ぶ。そんな同院で5代目院長を務める山川智先生は、「リハビリテーションは術後やケガからの回復をめざすために行うのはもちろん、ケガの予防にも有用です。高齢の方だけでなく、スポーツに熱心に取り組む小中高生にも自分の体を守るために利用してもらえたら」と語る。自らもサッカーに取り組み、リハビリテーションの重要性を実感しているという山川院長。今回の取材では、同院の診療の特徴や進め方、患者の自宅に赴き処置する訪問リハビリテーションなどについて、詳しく話を聞かせてもらった。

(取材日2025年5月16日)

筋肉を鍛え、痛みの少ない日常や身体機能の維持・回復、スポーツでのパフォーマンス向上をめざす

Qこちらで行っているリハビリテーションについて教えてください。
A
やまかわ整形外科・リハビリクリニック 理学療法士がマンツーマンで対応するリハビリテーション

▲理学療法士がマンツーマンで対応するリハビリテーション

当院では理学療法士がマンツーマンで対応し、手術後や膝靱帯損傷などのケガの治療後、さらに腰痛や膝痛といった関節痛の症状に対してリハビリテーションを実施しています。リハビリテーション=マッサージというイメージを持っている方は多いのですが、リハビリテーションで大切なのは、必要な筋肉に的確にアプローチすること。当院では医師の診断結果のもと、理学療法士が無理のない範囲を慎重に見極め、先進の機器を使用しながら、患者さんと設定した目標に向かってリハビリテーションを行います。筋肉は何歳になっても鍛えることができますし、柔軟性の向上もめざせるんですよ。

Qサッカーをはじめスポーツ外傷も専門的に診てもらえるのだとか。
A
やまかわ整形外科・リハビリクリニック 理学療法士が無理のない範囲を慎重に見極め、適切にアプローチ

▲理学療法士が無理のない範囲を慎重に見極め、適切にアプローチ

私も陸上やサッカーに取り組んできて、骨折や捻挫などのケガを経験してきました。ですから、つい我慢したり無理をしたりする気持ちはよくわかります。しかし、より良いプレーのためには、適切な治療やリハビリテーションを受けることも必要です。特に成長期には、一生懸命取り組むあまり負荷がかかりすぎて、オスグッド・シュラッター病や疲労骨折が生じることも。頑張ることも大切ですが、できれば痛みが軽いうちに相談し、重症化を防ぎましょう。当院は「とにかく安静に」というのではなく、動かしながら改善をめざす方針。なるべく競技をストップする期間を短くし、パフォーマンスを落とさないよう配慮していますので、気軽にご相談ください。

Q診療の進め方についても教えていただけますか?
A
やまかわ整形外科・リハビリクリニック ホームケアや日常生活に関するアドバイスも行う

▲ホームケアや日常生活に関するアドバイスも行う

まずは診察をし、症状を医学的に診断します。その結果、リハビリテーションが必要だと判断したら、次は理学療法士が身体機能の評価を行いメニューを作成します。運動療法では、先進の機器を使用したトレーニングやストレッチを通して、正しい姿勢や無理のない動作を身につけていきます。物理療法では、医療機器を用いて悪化している血流の改善を図り、筋緊張や痛みの緩和をめざします。大切なのは、体の状態や疾患を丁寧に見極め、「ちょっと頑張る」程度の負荷をかけること。毎回、体の状態をチェックし、負荷の調整をしていきます。加えて、ご自宅でできるエクササイズや日常生活に関するアドバイスも丁寧に行います。

Q訪問リハビリテーションにも対応されているそうですね。
A
やまかわ整形外科・リハビリクリニック 通院が難しい患者には訪問でのリハビリテーションを行っている

▲通院が難しい患者には訪問でのリハビリテーションを行っている

リハビリテーションを受けたくても、さまざまな理由で通院が難しい患者さんもいます。そうした方々にも専門性の高い処置を受けていただきたい、という思いから、理学療法士が自宅に赴く訪問リハビリテーションも始めました。特徴は、日常生活に直結した訓練が可能なこと。例えば車いすからベッドへの移乗なども実際の生活の場で訓練できますので、患者さんも把握しやすいでしょう。ADL(日常生活動作)の向上が期待できるとともに、手すりの設置など住環境に関するアドバイスをご家族に対して行うこともできます。「手術後早く家に帰りたいけれど、リハビリテーションは継続したい」といったご希望を持つ方にも適した方法だと思いますね。

Q訪問リハビリテーションの、具体的な流れをお聞かせください。
A
やまかわ整形外科・リハビリクリニック 整形外科医と経験豊富な理学療法士が連携し、患者をサポート

▲整形外科医と経験豊富な理学療法士が連携し、患者をサポート

訪問リハビリテーションをご希望の場合、ご本人やご家族がケアマネジャーさんを通してお申し込みください。ご利用前に、まず医師の診察を受けていただく必要があります。その後、理学療法士がご自宅を訪問し、一人ひとりの状態や生活環境を把握した上で、適切なメニューを提供します。訪問の頻度は、基本的に週1~2回ほど。また3ヵ月に1回、医師の診察を受けていただきます。整形外科医と経験を積んだ理学療法士が密に連携し、医学的な見地に基づく、質にこだわったリハビリテーションを提供できることが、当院の強み。訪問エリアに限りはありますが、可能な限り対応するよう努めていますので、お気軽にお問い合わせください。

ドクターからのメッセージ

山川 智院長

当院は1892年から代々続くクリニックで、私は5代目です。2024年のリニューアルの際に広いリハビリテーションルームを開設し、経験豊富な理学療法士とともに、先進機器も使用しながら取り組める環境を整えました。リハビリテーションの目的は体の筋肉を鍛え、痛みの緩和を図り、動きやすい体を取り戻すこと。当院では医学的知見を踏まえ「ちょっと頑張る」くらいの負荷で行います。マッサージとは少し違いますが、だからこそケガの回復や予防に向けて、筋肉に働きかけ、より良い訓練ができるのではないでしょうか。運動するのが不安という方も、整形外科医の私と理学療法士がしっかりサポートしますので、どうぞ安心してご来院ください。

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