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進行を抑え人生をみすえサポート
専門の医師による糖尿病治療とは

赤塚クリニック

(津市/亀山駅)

最終更新日:2023/11/27

赤塚クリニック 進行を抑え人生をみすえサポート 専門の医師による糖尿病治療とは 赤塚クリニック 進行を抑え人生をみすえサポート 専門の医師による糖尿病治療とは
  • 保険診療

糖尿病治療に力を注ぐ「赤塚クリニック」治療の基本は生活習慣の改善との考えから、食事・運動の指導を徹底し、動脈硬化の検査設備の拡充も図っている。日本糖尿病学会糖尿病専門医の赤塚元院長は「糖尿病は治ったかの見極める検査もなく、代謝状態を調べ続ける必要があり、その先にある合併症をを危惧し、できれば発症前にに治療を始めることが大切」と語る。患者によって食生活や運動習慣に差があり、病状もさまざま。総合して治療にあたるため、個々の患者に対する「オーダーメイドの治療」をめざしている。赤塚院長が最も大切にしているのは患者の人生観。今も将来もどちらも充実した人生を送ってほしいと強く願いながら、スタッフと一丸となり、サポートする同院の糖尿病治療や予防への取り組みについて聞いた。

(取材日2020年6月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q糖尿病とはどのような病気でしょうか?
A

糖尿病の患者数は2016年の国民健康・栄養調査で約1000万人と推測され、その後も年々増加しています。境界型糖尿病といって、糖尿病の前段階の方はさらに約1000万人いると推測されています。糖尿病は、体内の糖代謝に異常が生じて血液中のブドウ糖が上昇する病気で、1型と2型に分類。膵臓でインスリンを産生する細胞が破壊されるのを1型糖尿病といい、インスリンを補充する必要があります。その他は2型糖尿病と呼ばれ、糖尿病になりやすい遺伝要因に、過食や肥満、運動不足などの環境因子が加わった結果、インスリンの作用が低下して発症します。いずれにせよ、早期に発見し、糖尿病を進行させないための予防が重要となります。

Q糖尿病の検査について教えてください。
A

まず血液の基本的検査に加え、HbA1c、インスリン値などの測定を行います。これらの検査結果をもとに、患者さんによって合併症の検査に進んでいただきます。合併症検査は多岐にわたり、例えば、網膜症の評価のための眼底検査、腎症の評価のための血清クレアチニン・尿アルブミン検査、神経障害の評価のためのアキレス腱反射・振動覚検査、大血管障害の評価のためのABI測定・頸動脈エコーや血管の画像診断など。いろいろな臓器に対して、失明、人工透析、足の壊疽、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症が差し迫っていないかどうかを常に注視し、的確な治療の提案ができるように正確な診断を心がけています。

Q糖尿病を専門とする医師だからこそできる部分は何でしょうか?
A

糖尿病は、現在の代謝と合併症、そのどちらの状態にも気を配る必要があります。代謝状態の評価は血糖値・HbA1cが中心ですが、食事・運動療法については、今の生活と糖尿病の状態が悪くならない生活とのギャップを埋めるすり合わせになります。合併症の状態の評価も重要で、定期的に漏れなく評価を行うことをお勧めしています。日本糖尿病学会糖尿病専門医にかかるメリットは、代謝状態・合併症とも適切に評価・対策を立てていく部分が大きく、糖尿病専門医の役割は重要です。理想的な食生活をめざすだけでなく、充実した人生を送っていただくためにも、患者さんの人生や価値観を尊重し、状況を考えてアドバイスすることを大切にしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1簡単な問診後、基本的検査を受ける
赤塚クリニック 簡単な問診後、基本的検査を受ける

問診では、スタッフが今までの生活状態や発症の時期などを確認。医師がその問診票を参考にしながら、より詳細に患者の現状をチェックする。その後、代謝状態を調べるための基本的検査を受ける。内容としては、血液や尿の検査、体重や身長などを調べる体組成検査が中心。患者によっては合併症の検査を実施する。原則的には月に1回、血糖値・HbA1cを含めた代謝状態の評価を、合併症の評価は程度に応じた頻度で行うのが理想。

2検査結果をもとに治療方針を決定
赤塚クリニック 検査結果をもとに治療方針を決定

治療は食事療法・運動療法・薬物療法に分けられ、病態に応じて使い分けている。初期の段階の患者は、食事療法と運動療法をしっかりと取り組んでいくことで、進行を抑えることが期待できるため、定期的な通院で専門的な指導やアドバイスを行う。糖尿病の進行状況によっては、内服薬や注射製剤を利用した薬物療法を取り入れていく。

3管理栄養士による食事指導も
赤塚クリニック 管理栄養士による食事指導も

院内には豊富な食物サンプルが備えられた栄養相談室があり、常勤の管理栄養士が専門的な栄養指導を行っている。現在の生活習慣を確認した上で、改善できる部分を探しながら、患者の希望や人生観などに耳を傾け、一人ひとりに合わせたアドバイスや指導を心がけている。また、継続して栄養指導や通院をしてもらえるよう声かけをし、食事だけでなく運動することの大切さも伝えているという。

4患者に合わせた内容でさらに治療を強化する
赤塚クリニック 患者に合わせた内容でさらに治療を強化する

治療が不十分な場合は、飲み薬から注射に変えていくよう治療強化の必要性を検討。難しい病状を詳しく調べるのでなく治療が不十分であれば、その理由を考え次のステップに進む。例えば1型糖尿病では、インスリン分泌が不足または消失しているのでインスリン注射が中心となる。過食・肥満・運動不足が中心で発症した2型糖尿病の薬物療法としては、インスリン注射、GLP-1製剤の注射が選択可能である。

5定期的な通院で経過を確認する
赤塚クリニック 定期的な通院で経過を確認する

糖尿病は治療の継続が非常に重要で、途中でやめてしまうと症状の悪化を招くことも。同院では、患者が通院しやすいよう、待ち時間の短縮、土・日曜の午前中も診療時間を設けるなどの工夫をしながらサポートしている。患者の状況によるが、通院期間は1~2ヵ月に1回が理想的。基本的検査で経過を確認し、患者のモチベーションを保つためのアドバイスや声かけを行いながら、食事や運動への取り組みを続けられるよう励ましている。

ドクターからのメッセージ

赤塚 元院長

糖尿病は放置すると、さまざまな合併症が容易に起こる病気。それを防ぐために血糖・血圧・脂質・体重のコントロールがとても重要です。生活習慣を変えることはつらいことかもしれませんが、患者さんにとって、今も将来もどちらも重要だと思います。人生に影響する病気としての糖尿病を管理し、充実した人生を送るためのサポート役として努めていくことが当院のモットー。スタッフと一丸となって、代謝状態と合併症の検査を行い、私だけでなくスタッフからも適切なアドバイスができるように、勉強会も取り入れながら万全になるよう準備しています。私たちに頼っていただき、気になる方はまずは簡単な検査から受診してくださいね。

赤塚 元院長 赤塚クリニック
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