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糖尿病進行の予防に注力
専門家による食事指導や運動指導

松本クリニック

(松阪市/松阪駅)

最終更新日:2020/05/08

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  • 保険診療

糖尿病は、軽症の間ははっきりとした症状が出づらく、もし「喉が渇きやすく水分をよく取る、排尿の回数が増えてきた」などの自覚症状が出てきた時には、病気が進行している場合もあるそう。また、健診で血糖値が高く「要注意」と言われたにもかかわらず、忙しさを理由に放置している人も意外に多いのだという。糖尿病で必要な血糖コントロールのために、管理栄養士や理学療法士によるサポートに力を入れる「松本クリニック」では、患者一人ひとりの生活パターンに合わせた指導や、糖尿病だけでなく生活習慣病に特化した合併症検査も受けられるのも特徴。「発症を見逃さないよう定期的に検査を受けてほしい」と促す松本和隆先生。そこで、糖尿病の治療について同院でポイントに置いている部分を話してもらった。 (取材日2020年2月20日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q糖尿病はどういった症状が現れたら受診すべきなのでしょう?
A

糖尿病の初期の場合は、はっきりとした自覚症状となるものがなく、普段と何ら変わらないんです。ただある程度、血糖値が高くなってくると「喉が非常に渇きやすい。たくさんお茶やお水を飲む。尿の回数が多くなり何度もトイレに行く。3食きちんと食べているのに徐々に体重が減ってくる」といった、特徴的な4つの症状が出てきます。このような自覚がある時点で、予防の段階ではなく発症していることがほとんど。そのため、定期的な健康診断や人間ドックなどを受けていないと、発症を見逃してしまう恐れがあるんです。少しでも気になる症状がある方は、放置せずに一度受診され、検査をされることをお勧めします。

Q若いうちから検査を受けたほうが良いのでしょうか?
A

驚くべきことに20代前半で糖尿病を発症される方が、年々増えてきています。先日も23歳の男性が会社の健診で来院され、尿検査をしたら尿糖の値がかなり高く出てしまっていました。その方は、持病はなく少し肥満気味ではありました。昔は、糖尿病は中高年の病気だといわれていましたが、今は推奨する検査年齢は早まってきていて、年に1回くらいは20代前半からチェックをされたほうが良いでしょう。太っていなくても血縁に糖尿病の方がいらっしゃる場合はリスクが高いので、定期的に検査をされると良いですね。また、働いている方は職場の健診がありますので、それで異常値が出たら放っておかずに、必ず受診していただけたらと思います。

Q糖尿病の治療や検査について教えてください。
A

糖尿病の治療で重要なのは血糖のコントロールをしながら、悪化を予防して健康寿命を延ばしていくこと。そのため食事と運動で血糖コントロールをしていくため、当院には管理栄養士と理学療法士が在籍しています。そして、患者さんそれぞれの生活背景に合わせて薬を処方しながら、サポートしていきます。糖尿病治療の際は食事や運動、薬で血糖値をコントロールするだけではなく、合併症が起こる可能性もありますので、適宜、全身の検査をしながら治療を進めていくことも必要。超音波による頸動脈検査や血液脈波検査、糖尿病性神経障害のチェックやフットケアなど、専門クリニックならではの体制で生活習慣病の合併症についても検査を行っています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1詳細な問診と基本的検査を受ける

初診では、専門の看護師が過去の病歴や生活習慣などを詳細に聞き取った後、それをもとにより詳しい問診を実施していく。その後、血圧や血液検査、検尿、ウエストや体重、体組成を重点に置いた身体測定を行う。その日のうちに検査結果が出るため、待ち時間に栄養指導や運動指導、フットケアを受けながら過ごすことができるのも同院の特徴だ。結果が出たら診察室に入り、状況の説明と、治療が必要な場合は治療方針の説明を受ける。

2治療方針の決定。患者によっては合併症検査を受ける

検査結果をもとに医師による説明を受ける。食事や運動指導、服薬など患者一人ひとりに合わせた治療内容を提案してくれる。また、糖尿病の三大合併症である糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害などのチェックが必要な場合は、患者の都合に合わせ、当日または後日に合併症検査を受けることも可能。合併症が複数にわたる際や、CT検査や複雑な検査が必要な患者には、連携を取っている医療機関を紹介してくれる。

3管理栄養士による食事指導

管理栄養士による食事指導を、患者の生活状況を聞きながら個別に行う。生活背景に合わせた調理法やカロリーの組み立て方などを中心に、野菜を取り入れた健康的な食事をアドバイス。診察や検査結果をもとにした「1日のカロリー数や塩分量」を具体的に出し、医師と管理栄養士が連携して患者をサポートしている。また同院では月に1回、糖尿病教室を開催。試食を通して調理法を学んだり、専門家による講義で予防意識を高めていく。

4理学療法士が行う運動指導

糖尿病を専門的に勉強した理学療法士が在籍し、患者に合わせた運動を提案している。院内の2階にあるジムでは、患者がいつでも運動できるように機器が設置されており、専属トレーナーとしてサポートも行う。また、患者の生活背景に合わせた家でできる簡単な体操の指導も。運動の大切さを啓発し、患者のモチベーションアップに力を注いでいる。

5薬の服用と定期的な通院で経過確認

薬については、患者一人ひとりに合わせた薬が処方される。糖尿病は長く付き合っていくものとなるため、服薬を続けながら、月に1回の通院でチェックを受け、専門家のもとで食事と運動の正しい知識を身につけて実践していくことが大切。メリハリをつけながら食事や運動を生活に取り入れることを同院では勧めている。定期的な通院では糖尿病に限らず、生活習慣病のチェックや健康相談もその都度できるというメリットがあるだろう。

ドクターからのメッセージ

松本 和隆先生

現在、治療中で「血糖、血圧、コレステロールがなかなか下がらない、何年も同じ薬を服用しているが良くならない、専門の先生のもとで治療を受けたい」などお悩みの方は、セカンドオピニオンでも結構ですので一度来院していただくと良いでしょう。高齢社会の中、この松阪エリアでは糖尿病の専門クリニックは本当に少なく「私たちが何とかしないと」という使命感があります。スタッフが協力し合って取り組み、改善につなげていければ、とてもうれしくやりがいを感じます。当院では看護師、理学療法士、管理栄養士といったスタッフが一丸となり、サポートさせていただいています。どんな些細なことでも気軽に相談してください。

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