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植田 次郎 院長の独自取材記事

いわくら眼科

(岩倉市/岩倉駅)

最終更新日:2021/10/12

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岩倉駅から徒歩3分。「いわくら眼科」は、2017年に植田次郎院長が父である前院長から継承する際に院名を変更し、院内もリニューアルした。患者が安心して通える眼科医院をモットーに、バリアフリー化し、手術室を新設するなど院内を一新。地域に眼科医院が少なかった時代に開業し近隣住民の目の健康を守ってきた前院長の思いを今もしっかり受け継ぎつつ、新しい医療機器は積極的に導入している。大学病院で多くの手術経験を積み、その技術で地域の目の健康に貢献したいと話す植田院長。患者が心配事を家に持って帰ることがないように、丁寧な説明を心がけている。終始穏やかに優しい口調で語りかけてくれる院長になら、患者も心配事を話しやすいだろう。そんな院長に診療コンセプトや眼科手術について話を聞いた。

(取材日2018年4月26日)

父の代から続く地域に愛される眼科医院を受け継ぎたい

眼科医師をめざされた経緯をお聞かせください。

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私は、医師になる前に5年ほどコンピューター関係の仕事をしていました。小さい頃にコンピューターに興味があってのことですが、実際仕事をしていて思ったのは、すべての機械は人間をもとにして作られていて、コンピューターの構成は脳なんだということ。そういう日々の中で、脳の神秘に興味を持ち、人間っておもしろいなと思いました。その過程を経て、人を直接診る医師という仕事に携わりたいと思うようになりました。細かい手術に魅力を感じたのと、父が長年眼科医師として地域に貢献するのを見てきたので、私も眼科医師の道を歩むことに決めました。その頃から、いずれは父の仕事を継ぎたいと考えており、2017年に、父が開業した「岩倉眼科医院」をリニューアルし、こちらの院長に就任しました。

院長に就任される際にリニューアルされたんですね。

父の代から地元で愛される眼科医院として長く続いているので、患者さんがさらに通いやすいようにと考えました。まずはバリアフリーにし、土足でそのまま院内に入れるようになっています。待合室の椅子もベンチ型ではなく1人用と2人用のソファーを用意し、トイレも男女別にし、おむつ替え専用台を設置して、どの患者さんも気持ち良く過ごせるような空間を考えました。さらにプラスの部分として、2階に手術室を新設して日帰り手術に対応できるようにしています。こちらは、患者さんのご家族が窓から手術の様子を見ることができるようになっているんです。私は建築も好きなので、設計も自分で行ったんですよ。ロゴマークも変更し、五条川の桜をイメージした目のモチーフの中に人影に見える岩倉の「i」のマークを入れ、「人を診る」気持ちを込めました。

診療に対するコンセプトを教えてください。

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一番の思いは、「人を診る」ということですね。医療というのは、病気だけを診ているだけでは駄目だと思うんです。その人がどういう悩みを持って、当院へ来てくれたのかを考えるようにしています。目の病気の奥に、さまざまな悩みを抱えていらっしゃるので、それをわかってあげられる医師でありたいと思います。患者さんに優しく、患者さんが満足して帰られるようにと考えながら診察する日々です。これは父が開業した頃から変わらない思いなので、いつの時代になっても忘れず、失わずにいたいと思います。今でも、父を頼りにして来院される患者さんがいらっしゃるのを見ているので、私もそういう医師になりたいと思いますね。

手術に対応し、トータルケアのできる眼科医院をめざす

大学病院で研鑽を積まれたんですね。

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私は、眼科医師になる時点で、手術に重きを置いていました。名古屋市立大学には硝子体手術を得意とされている教授がいらして、その手術を間近で見て学ぶことができたというのは、本当に貴重な経験だったと思います。近隣の患者さんが遠方まで出向かなくても、また長い待機時間なく適切な手術を受けられるようにしたいと思っていたので、できるだけ早く手術の技術を取得したいと思い努力しました。そのかいがあって通常5年以上の手術経験を経てしか始められない硝子体手術を2年で開始することになり、その後派遣された病院でも、数多くの手術を担いました。こうした経験から、現在当院では白内障の日帰り手術および硝子体手術も行っており、地域の方々の目の健康に貢献できているのでは、と思います。

どのような患者さんが多いですか?

眼科の特性としてご高齢の方が多いです。父の代から数えて4代にわたり通ってくださる方々もいらっしゃってうれしいですね。久しぶりに来られた患者さんが、院内の様子が変わったことに驚きつつ、院長が変わっても通い続けてくださるのは、長年この地域で眼科医院を続けているからこそではないかと思います。やはり高齢になると白内障を患われる方が多いので、手術室を作ったことで、そういう患者さんに早く対応できるようになり良かったと思います。それから、これも父の代からなんですが、近くの小中学校の校医をしていることもあり、お子さんの患者さんも来てくださいますね。小さいお子さんからご高齢の方まで、皆さんが安心して通えるような眼科医院をめざしています。

目のトータルケアについて教えてください。

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目の病気はさまざまで、点眼治療で良くなる結膜炎やドライアイから白内障や網膜剥離など手術しないと治らないものもあり、中には体の病気と関連するものもあります。例えば糖尿病の患者さんの合併症として目に影響が出ることがあるんですね。現在は内科とも連携が進んでおり、内科医師からの紹介の患者さんもいますが、もし心配なことがあれば、早めに相談していただければと思います。手術に関しては、患者さんの生活に合わせて手術の必要性やタイミングについてゆっくりお話しした上で適切に予定を組ませていただきます。情報の約9割はものを見ることで得られ、目に異常を感じたり見づらくなったりすることで不安が生まれます。皆さまの目をトータルケアで診ていきたいと思っているので、どんな小さなことでも相談していただければと思います。

子どもから高齢者まで、一人ひとりと向き合う

お子さんの目の病気で気になるものは?

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お子さんの目の病気で見逃してはいけないものは、弱視ですね。3歳児健診で見つかることが多いのですが、まれにそこで見つからないことがあります。その場合は就学前健診で見つけるようにします。この時期に見つかれば、視力の回復はまだまだ望めますから。目というのは10歳まで成長するといわれているので、それまでにしっかり治療できるようにしたいです。もちろん、早くに発見できたほうが良いので、もしご家庭で何か気づくことがあれば、一度来院していただきたいですね。弱視を放っておくと、片目が視力良くても視線がずれてしまったり、片方の目だけ斜視になることがあるので、お子さんの目で心配事があれば、いつでも相談してください。心配を取り除くことも、ホームドクターの大切な仕事だと思っています。

説明を大切にされているんですね。

いろいろな心配事を抱えて来院される患者さんの悩みを少しでも減らせるように、説明はわかりやすく丁寧にするように心がけています。私自身が話すことが好きなのもありますが、患者さんが納得して治療を受けられるように、説明はなるべく時間をかけるようにしています。皆さん、目の中のことは知らないことが多いので、話を聞くだけではわかりにくいと思うんですよね。ですから、モニターを使ってご自分の目の中の様子を見ていただきながら状況を説明します。映像を見てもらうと患者さんも納得しやすいのではないかと思います。症状の予想される経過も具体的に話をし、家に帰ってから不安にならないようにしたいと考えています。

読者へメッセージをお願いします。

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現在は、私と父で2人の眼科医師体制で診療しています。私は外来とすべての手術を担当し、父は週2回の外来を担当しています。検査機器は必要な先進機器をそろえて、常勤の視能訓練士がいますので適切な検査を受けていただけます。手術機器も新しいものをそろえており手術を受けられる方の負担を最小限となるよう心がけています。近隣の皆さまが名古屋まで出向かなくても適切な治療が受けられる医院をめざしていきます。確かな経験と実績で、今後もお子さんからご高齢の方まで皆さまの目をトータルケアで診ていきたいと思っていますので、どんな些細なことでも目に不安や心配事がありましたら気軽に相談していただければと思います。

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