予防医療で守る未来の健康
健診・予防接種から始める一歩
きむら内科 内分泌・糖尿病クリニック
(稲沢市/国府宮駅)
最終更新日:2026/01/08
- 保険診療
「いつまでも元気に過ごしたい」と未来の健康を願う一方で、「自分はまだ大丈夫」、「今は関係ない」と、健康診断や予防接種を後回しにしてはいないだろうか。自分自身と大切な人の健康をかなえる鍵となるのが、予防医療だ。「きむら内科 内分泌・糖尿病クリニック」の木村了介院長は、「健康であるうちから有用な手立てを活用し、健康寿命を延ばしてほしい」と語る。同院では、内分泌疾患や糖尿病の専門的な診療に加え、健康診断やがん検診、予防接種などの予防医療にも注力。管理栄養士による食事指導やAI技術を用いた画像診断など、多角的なアプローチで地域住民の健康を支えている。予防医療の啓発にも力を入れる木村院長に、予防医療の重要性や予防接種、健康診断の種類などについて詳しく聞いた。
(取材日2025年12月11日)
目次
必要な予防接種、健康診断、検診とは? 予防医療を知り、自分と大切な人の「健康寿命」延伸につなげる
- Q予防医療について教えてください。
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A
▲地域に根づき患者の健康を守っている
「予防医療」とは、病気の発症を未然に防ぎ、もし発症しても初期の段階で対策を行い重症化を防ぐための取り組みのことを指します。予防医療が重要な理由は、「健康寿命」を延ばすことにつながるからです。痛みや苦しみを抱えながらではなく、ご自身の足で歩き、好きなことを楽しめる時間を長く保つことは、何より豊かな人生につながると思います。さらに、将来的に発生し得る医療費を抑えるという社会的な観点からも非常に重要です。病気が重くなってから治療を始めると、ご自身の負担はもちろん、社会全体の医療費も大きくなってしまいます。まずは、健康なうちからご自身の体の状態や健康に関心を持つこと。それが予防医療の第一歩です。
- Q予防接種に注力していると伺いました。
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A
▲自己防衛は社会貢献にもつながる、と院長
はい、予防接種は予防医療の中でも特に重要な柱だと考えています。予防接種の役割は、大きく2つあります。1つはご自身を病気から守る「自己防衛」の役割です。ワクチンを接種することで、病気そのものの発症率の低減を図り、万が一感染してしまっても、重症化するリスクを減らすことが期待できます。もう1つは、ご家族など周りの人々への感染を防ぐという「社会貢献」の側面です。特に、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症のように感染力の強い病気では、ご自身が感染しないことが、社会全体の感染拡大の防止に重要な役割を持ちます。
- Qさまざまな種類の予防接種に対応されているそうですね。
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A
▲患者の要望に合わせ、幅広い予防接種を取りそろえる
当院では、インフルエンザワクチンや新型コロナウイルスワクチン、肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン、RSウイルスワクチン、HPV(子宮頸がん)ワクチンなど、さまざまな予防接種に対応しています。中でも特に力を入れたいワクチンは、肺炎球菌ワクチンです。肺炎は高齢の方にとって命に関わることもある重大な病気であり、日常でかかる肺炎の原因となる細菌の第1位は「肺炎球菌」です。65歳以上の方や、基礎疾患がある方は、肺炎球菌感染症にかかるリスクが高まりますので、ぜひ接種を検討していただきたいです。副反応をご心配される方もありますが、病気を予防することで見込まれるメリットと比較してご判断いただきたいと思います。
- Q健康診断も随時受けつけているのですね。
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A
▲定期的な検診が早期発見・早期治療の鍵
はい。稲沢市の特定健康診査をはじめ、雇用時健診などの一般健康診断、肺がんや大腸がん、前立腺がんといった各種がん検診にも対応しています。年に1度、ご自身の体の状態をチェックする習慣を持つことが、将来の健康を守ることにつながります。また、健康診断のオプションとして、MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査も受けていただけます。これは、認知症の兆候を早期に発見するための血液検査です。認知症は発症の20~30年も前からの生活習慣が大きく影響することがわかっています。早い段階でその兆候を見つけることができれば、生活習慣の改善によって発症の時期を遅らせることができるかもしれません。
- Qこちらのクリニックの特徴を教えてください。
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A
▲クリニック全体が医療チームとして健康を支える
内分泌疾患や糖尿病、脂質代謝疾患の専門的な知識を生かし、一人ひとりの生活背景まで配慮した治療や療養指導を行っています。糖尿病に精通するスタッフや管理栄養士が在籍し、多職種のスタッフが患者さまの生活をサポートしています。薬だけでなく、生活の基本から健康を支えることで、症状の改善をめざすのが当院の強みです。臨床検査技師も複数人在籍し、超音波検査や血液検査などに携わっています。胸部レントゲン検査では、病変の見逃しを防ぐ目的で、全例でAIによる画像診断支援システムを用い、私の目とAIの目によるダブルチェックを行っています。また、専門の基幹病院での診察、検査、治療が必要な場合は、速やかにご紹介します。

