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大舘 俊二 院長の独自取材記事

大舘内科胃腸科

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2019/11/15

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豊橋駅から徒歩4分の場所にある「大舘内科胃腸科」。院長の大舘俊二先生は消化器内科・内視鏡検査を専門に研鑽を積み、大学病院での勤務医時代は小児患者の胃内視鏡検査も数多く手がけてきたドクターで、肝臓結石除去の内科治療でも時代に先駆けて研究を行っていたという。その豊富な経験を生かし、大舘院長は1987年の開業以来現在まで、消化器疾患の診療を中心に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の診療や小児患者の診療に幅広く対応してきた。処方に漢方薬を取り入れるなど、患者の病態に合わせて柔軟に治療内容を調整するなどして、地域に密着した医療の提供に力を尽くす大舘院長。「一人ひとりの患者に寄り添いたい」と優しい笑顔で語る大舘院長に、診療にかける思いを語ってもらった。
(取材日2019年10月24日)

培った経験を礎に多種多様な患者の健康の悩みに応える

開業前のご研鑽、ご専門についてお聞かせください。

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専門は消化器内科で、特に内視鏡検査の分野で技術を磨いてきました。知多市民病院時代には、「肝内結石」という肝臓の中に石ができる病気の内視鏡治療に携わった経験もあります。今から30年以上も前の話ですが、当時では新しい治療法で、たくさんの患者さんが来院されていました。午前の外来が15時くらいまでかかってしまったこともありました。それと、当時は成人された患者さんだけでなく、小児に対する内視鏡検査も応じていました。胆道閉鎖症や新生児胆管閉鎖症など、新生児に起こる消化器疾患の検査・治療に携わってきたのは、大きな経験となりました。そんな経験もあって、現在の診療では内科はもちろん小児科の診療も行っています。

小児科も診ていらっしゃるのですね。

勤務医時代の経験もあって、開業するのであれば小児科も診られるようにしようと思ったのです。お子さんの場合、内視鏡検査には全身麻酔が必要となりますから、現在当院では検査に応じていませんが、万一診察で胃内視鏡が必要だと判断した場合は、連携している専門機関を紹介していますので、ご安心ください。

どのような患者さんが来られるのですか?

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駅に近い立地もあって、患者さんの年齢層は比較的若いと思います。近隣の方だけでなく、渥美半島エリアや、奥三河エリアからもクチコミで聞いて来院してくださる方もいます。一般的な内科診療に加えて胃の内視鏡や大腸の内視鏡を扱っていることもあり、一番多い主訴は消化器疾患です。他には糖尿病、高血圧、狭心症、心房細動などもいらっしゃいます。逆流性食道炎や胆石は、狭心症との区別がつきにくいケースがあるんです。逆流性食道炎は基本的には致死的な疾患ではありませんが、狭心症は命にかかわる可能性があります。まずより危険なケースを疑ってチェックし、当院での対応が難しい場合は、しかるべき医療機関を紹介しています。

患者一人ひとりの生活背景にまで目を向けた診療を徹底

診療方針や、診療時に心がけていることを教えてください。

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患者さんの訴え、生活環境、人生、自分史などにじっくりと耳を傾けながら、その人に合った治療を考えていければと思っています。こちらが誘導するのではなく、いろいろな選択肢を提供してご本人との合意に辿り着く。その患者さんの今までの生活とこれからの生活など、一人ひとりの背景までを治療に反映させていただく所存です。

得意とされている内視鏡検査について詳しく教えてください。

胃の内視鏡検査は随時対応可能で、予約がなくても緊急性があれば診察時間内はいつでも行えるようにしています。最近では鼻からカメラを入れる方法もありますが、当院では口から入れて行っていて、私のこだわりの一つですね。口からの挿入でも不快感をできるだけ減らすように短時間で終了できるよう工夫しながら検査を進めています。最近気になっているのは、喉頭がんの患者さんが多いことです。内視鏡は胃だけでなく喉なども観察できますから、病変を見逃さないよう、しっかりと注意深く見ていくようにしています。

院外処方のクリニックが増えていますが、貴院では院内でお薬を処方されているのですね。

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妻が薬剤師だったこともあって、院内処方でお薬を出すスタイルにしたんです。10年ほど前に妻がくも膜下出血で亡くなり、そのタイミングで院外処方にしようかと考えました。でも患者さんから、「院内処方のほうが楽」という声をいただき、患者さんのためなら、とそのまま院内処方にしています。生前に妻がしっかりスタッフに教育してくれていたということもあって、問題なく継続できたことも大きかったです。処方では漢方薬を用いることがあります。西洋薬の副作用を考慮して取り入れるのですが、漢方薬も相性があって、患者さんによっては合わないこともあるので、その場合はすぐに処方を変えています。薬の相性を見極めて調整しやすいのも、院内処方のメリットです。

患者の人生に深く寄り添う医療を実践し続ける

外来診療の他に、往診にも応じられているそうですね。

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通院が難しくなった患者さんに対してにはなりますが、応じています。診療中の空き時間を利用してスタッフを連れて、依頼を受けた患者さんのお住まいに伺う訪問診療や、急な不調の際には緊急往診をしています。現在担当しているのは5人ほどで、末期がんなどの患者さんに対する終末期医療も提供しています。患者さんをご自宅で看取ることもあります。勤務医時代は、患者さんの状態が悪くなっても往診することはできませんでしたが、今はなるべく患者さんのそばに寄り添いたい一心で励んでいます。一度診させていただいた以上は、最期までサポートをしたいと思っています。

普段お忙しいと思うのですが、お休みの日はどんなことをして過ごしているのですか?

毎週1回は、1時間半テニスに打ち込んでいます。中学生時代に軟式テニスを始めてから数えれば、もうかなりの年数になります。あとは、テニスの後の一杯も格別です(笑)。他にも、ヨーロッパ旅行が毎年の楽しみの一つです。若い頃から語学も得意で、英語はもちろん、ドイツ語、フランス語などが少々話せますので、旅行中も会話にあまり不自由しません。医学生時代には、アルバイトとして港近くの病院で通訳をしたこともあります。大学病院勤務時代には外国人の患者さんを多く受け持ったこともあり、今でもクチコミでポルトガル人などの外国人の患者さんが来院されています。

最後に、地域の方々へメッセージをお願いします。

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開業から現在を振り返ってみると、改めて開業医として医師の仕事ができることを幸せだと思っています。今後はこれまで以上に患者さんの話をしっかり聞いて、時間をかけて寄り添っていきたいです。来院される患者さんも、困り事は何でも相談してほしいです。その時は、ぜひ困り事をメモしてきてもらいたいです。不安なことや気になることがあっても、診察室に入ったり、医師の前に来たりすると忘れてしまうということもあると思います。自分が普段気になることがあったらメモして、診察の時に持ってきてください。

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