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志水 明浩 院長の独自取材記事

志水クリニック

(名古屋市守山区/大森・金城学院前駅)

最終更新日:2020/04/01

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名鉄瀬戸線の大森・金城学院前駅から徒歩5分、瀬戸街道(県道61号線)沿いにある志水クリニックは1990年の開業以来「地域に根差した医療と介護を提供します。」を基本理念に、内科・消化器科内科・小児科・整形外科・リハビリテーション科の診療科目とデイケア施設で、地元に貢献する医療施設として親しまれている。同院はこの地で生まれ、この地に育てられたと話す志水明浩院長は、愛知医科大学出身で文字どおり地元出身の生え抜き。開院以来25年を迎え、デイケア施設で年1回開催される「いつまでも元気祭り」はクリニックだけでなく地域からも愛されるイベントとなっている。そんな地域と一体化して歩む同院で、地元愛と患者本位の医療を貫くベテラン医師に話を聞いた。(取材日2016年3月17日)

育ててもらった地元に医療と介護で還元していく

開業されたこの地は、先生の地元だそうですね?

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生まれも育ちもこの地ですね。父がこの場所で志水医院という名前で外科の医院を開業していましたが、私が大学6年の時に他界しまして一旦閉院しました。大学卒業後、1990年の11月に改めて志水クリニックとして開業しました。大学は愛知医科大学で、1980年の卒業後愛知医科大学病院に勤務し、3年ほど静岡の掛川市民病院に勤めて、また愛知医科大学病院に戻って、その後開業しました。診療科目は違いますが、父の代からになりますし大学も近いこともあり、この地で育てられたという思いが非常に強くありますね。

開院から現在までに診療科目、施設も増えたようですね?

開院当初は、内科の有床診療所として開業しまして、その後1998年にデイケアを併設しました。また、2000年には整形外科の外来も開始して、2002年からは医療法人志水クリニックとして現在に至っています。検査機器に関しましては、開院時から胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコー・レントゲン一般・レントゲン透視・全身CTなどを導入して、近隣の総合病院と同等の検査、診断ができるレベルをめざしました。現在では、レントゲンはデジタル化し、2010年から胃カメラは経鼻内視鏡に、そして2011年にはCTを16列のマルチスライスCTに変更しております。こうした変遷は、開院から25年を経る中で、地元の患者さまの高齢化や病状の変化、要望にお応えできる体制への改革と考えて行ってきました。

クリニックの特徴をお聞かせください。

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一番の特徴は、やはりこの地元の人たちに還元できるようなクリニックをめざしていることだと思います。1998年併設したデイケア施設へ通所される患者さんはおかげさまで1日100名を数えるほどになりました。そのデイケア施設で毎年行うイベントの「いつまでも元気祭り」は、皆さんとても喜んでいただいています。これは地元にある八劔神社の秋の例大祭の1~2週間前に毎年行うのですが、バザーや三味線の発表会など、さまざまな出し物が年々増え、神社に奉納する棒の手は、神社の階段が長くお年寄りの方は登るのが大変ということもあり、この所内で披露して好評いただいています。当クリニックの職員だけではなく、地元のボランティアの方大勢に協力いただき、まさに地元と一体化したような施設行事となっていますから、このイベントは当院の大きな特徴と言えますね。

忙しい中でも欠かさないトレーニングこそが活力源

お休みの過ごし方などをお聞かせください。

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この土地は昔からの祭りを大切にしていますので、その祭りを中心としたコミュニティーとのお付き合いが多いですね。先にお話ししました八劔神社は、大森・金城学院前駅の北側にあり、約1200年前に創建されたというたいへん古い神社でして、秋の例大祭で奉納される「大森検藤流棒の手」とういう剣舞は県の無形民俗文化財にも指定されています。その棒の手は保存会があって、私も伝承者として保存に努めています。また例大祭は5年に1回「大森郷祭り」が行われ、火縄銃の発砲演習も披露するのですが、私も演習に参加しています。こうした伝統行事の伝承が地元の方々の使命となっていますので、私も代々この地に住む者として積極的に参加しています。

健康維持のためにお勧めする健康法などありますか?

健康法と言うより趣味になると思うのですが、もう35年続けている日々のトレーニングですね。毎朝4時半には起きて、5時くらいから30分筋トレをして、日の出が遅い冬場はエアロバイク、夏場はランニングを50分くらいします。その後昼過ぎには通っているプールで3000メートル泳いでいます。これが日課になってますね。そして海などで行うオープンウォーターの大会なんかにも出場します。去年は7月12日に愛知県常滑市りんくうビーチで行われたレースに出場して、年代別クラスで優勝でき、総合でも40番台に入れたので満足してます。昔から体を動かすのが好きなので、他にも日曜日にはゴルフへ行ったりもします。無理は禁物ですが、やはり体を動かすことは健康の基本になると考えています。

患者さんに勧める健康法などはありますか?

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先ほどの私の話はあくまで私自身に合った健康法と考えてますので、毎日何キロも走ることを皆さんに勧めることはしませんが、やはり脚を動かすことを勧めます。加齢とともに下半身の筋力が低下してきますので、どうしても転倒したりするようになるのですが、転倒するとそれが怖くなってますます歩かなくなり、さらに下半身の筋力が低下し、車いすや寝たきりへと進行していくというケースがあります。ですから、そうなる前、自身の脚で歩行できる時期に、ショートデイケアでのマシーンを利用したリハビリや散歩などの足腰を鍛える運動を理学療法士の付き添いで安全に行うように勧めています。まず、歩くことが健康維持の第一歩となると考えています。

患者本位で考え、施設の充実をめざす

診療の際にもっとも心がけていらっしゃることは?

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患者さんをできるだけ待たせない医療を心がけています。患者さんとのコミュニケーションを大切にしつつも、診察に時間をかけ過ぎない。話が長くなるとどうしても他の患者さんの待ち時間が長くなってしまいますのでね。それと、検査などはできる限り即日で結果を出せるように心がけています。もちろん絶食が必要な検査など前日から準備が必要で無理な検査もありますが、CTや血液検査などはその当日に検査結果を出すようにして、患者さんの来院を少なくしています。やはりお年寄りの患者さんなどは、ここへ脚を運ぶのも大変なものですから。クリニックの経営としては多く来院していただいた方がいいのでしょうが、やはり患者さん本位で考え、少しでも患者さんの負担が減るようにしています。

通所の患者さんが多いデイケアの体制についてお話ください。

スタッフは現在全体で70名ほどいますが、デイケアに関して言えば、理学療法士が5人、作業療法士が2人、言語聴覚士が1人、マッサージ師が1人になります。特にデイケアで言語聴覚士が居る施設はあまり無いと思います。言語聴覚士は言葉の障害に関する療法が専門と思われていますが、それ以外に摂食、嚥下に関してもその対象となっています。他院で胃ろうの処置をされた患者さんが、当クリニックで言語療法を受けて嚥下できるようになって胃ろうが外れた方もいらっしゃるため、当クリニックでは高齢の患者さんで誤嚥、嚥下に問題のある方の治療に積極的に対応しています。また、デイケアとデイサービスとの大きな違いは、医者がいるかいないかなので、通所の方でも調子が悪かったりしたらその場で診てさしあげることができますので、患者さんも安心して通って来られますね。

今後の展開などお聞かせください。

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現在デイケア、いわゆる在宅型介護までは対応できているので、やはり入所の受け皿となる施設をつくっていければと思っています。現在こちらへ通われる患者さんから、入所が必要となった場合は他所の施設を頼るのが現状であり、通い慣れた当クリニックへの入所ができればとの要望も多くあります。また、最初10人の職員で始まった当クリニックも現在約70名あまりの職員に支えられています。入所施設ができれば、地元の方の雇用にさらに貢献できるとも考えていますので、ぜひ今後実現していきたいと思っています。それは、より地域に密着した医療と介護の提供をめざす当クリニックの使命ともいえますから。

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