太田皮フ科クリニック

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太田多美院長
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医療トピックス

子どものさまざまな肌トラブル
家庭でできる乾燥肌対策

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「乾燥肌」というと、女性や高齢者の悩みと思っている人が多いかもしれない。「子どもの肌は潤っていると考えているかもしれませんが、実は大人に比べて子どもの皮膚は薄いので、水分もぬけやすく乾燥肌になりやすいんです」と「太田皮膚科クリニック」の太田多美院長は話す。住宅環境や冷暖房器具が整い、一年中快適な室温の中で暮らすことが増えた現代。乾燥肌は新生児から大人まで、全世代の肌の悩みになっているという。特に子どもの場合は、痒みを我慢できずひっかき傷を作り、そこからアレルギー物質が入って起こる「経皮感作」を起こしやすく、注意が必要である。そんな子どもたちの肌を、トラブルから守りたいと語る太田院長に、乾燥肌を中心に子どもに起きやすい肌疾患についてじっくり話を聞いた。(取材日2019年1月16日)

子どもの肌は乾燥しやすい。乾燥肌から肌トラブルを引き起こさないように、保湿の重要性を知ってほしい

子どもに多い皮膚疾患はどのようなものがあるのでしょうか?

1 ▲さまざまな肌トラブルに対応するクリニック 子どもは大人に比べて皮膚が薄いんですね。ですから、乾燥肌や汗などによる刺激性の湿疹が多いです。その他、水イボをはじめとするウイルス性のイボもよくみられる疾患です。それから、保護者の方からの質問が多いのはアトピー性皮膚炎でしょうか。皮膚科の場合、お子さんの肌や湿疹の様子を2ヵ月ほど観察し、アトピー性皮膚炎の特徴的な皮膚の状態が見られた場合、診断を下します。ですから、必ずしも血液検査などで決まるわけではないです。乾燥肌とアトピー性皮膚炎の症状は似ていますが、アトピー性皮膚炎の場合は治ってもまた繰り返すことが多いですね。診察の中で経過をみながら、乾燥肌なのかアトピー性皮膚炎なのかを区別しています。

現代は乾燥肌の子どもが多いと聞きますが。

2 ▲待合室にはキッズルームもあり、子連れでも通いやすい 今は快適に温度調節された空間で生活している子どもが多いですよね。でも、部屋が乾燥し過ぎていると、肌の乾燥につながってしまいます。これは昔の子どもにはあまりなかったことですね。今は皮膚科が子どもにとっても身近なクリニックになっているのではないかと思います。お子さんの肌を見て、白っぽく粉を吹いている状態だったり、触った時ザラザラしていたら乾燥肌の状態です。保護者の方とお話ししていて、「乾燥しているのに気づいていなかった」ということが時々あり、判断が難しいと思うので、子どもが痒がったりしたときは、早めに受診してください。乾燥肌を放っておくと、湿疹ができやすくなるので注意が必要です。

乾燥肌を伴う湿疹のお子さんにはどのような治療を行いますか?

3 ▲資料も用いて病状や治療の説明を行う まずは季節に合った保湿剤をお出しします。夏は化粧水や乳液のようなさらっとした物を、冬はいくつかの保湿剤を混合して保湿力を高めた軟膏タイプの物を処方しています。炎症がひどい時は、ステロイド剤も使います。ステロイドと聞くと心配される方もいらっしゃいますが、適切に使えば問題はありません。それから、表面的には治って見えても、皮膚の下の痒みの神経はしばらくは伸びた状態のなので、その状態で薬をやめてしまうとまた湿疹を繰り返してしまいます。最後までしっかり治療が続けられるように、初めに「少し時間がかかるかもしれませんが」とお話しし、炎症を押さえた後はステロイド以外の薬を使いながら再発しないように努めます。

乾燥肌を防ぐために家庭でできることはありますか?

4 ▲院長によるわかりやすい説明 乾燥肌を防ぐためには、部屋の加湿と肌の保湿の両方することが大切です。新生児の時から保湿剤を塗っていると、その後湿疹ができにくいとされているので、保湿剤をしっかり塗って乾燥を防ぐようにしてください。入浴も熱すぎる温度は避けたほうが良いですね。人肌程度で長風呂しすぎないことも大切。やはり長くつかり過ぎると皮脂がとれてしまうので乾燥肌になりやすいです。また、湿疹ができてしまった時は、熱いお風呂に入ると痒みが増してしまうので、シャワーを軽く浴びるようにするのが良いと思います。それから、痒みが強い時は、保冷剤をタオルに包んで患部を冷やすと少し治まると思います。

クリニックが苦手なお子さんに対し、診察で心がけていることは?

5 ▲子どもの皮膚疾患について語る院長 白衣を着ている人を見ると注射だと思い怖がってしまうお子さんがいるんですね。ですから、「痛いことはしないよ」と初めに話すようにしています。ただ、尋常性疣贅(手足のウイルス性イボ)の治療はどうしても痛みが伴います。ですから治療の時は、例えば「5秒数えるのを3回やったら終わりだから頑張ろうね」と話し、その約束は絶対に守るようにしています。3回が4回になっただけでも、子どもにとっては約束が違うとなってしまうので。それでも痛いのがどうしても嫌な場合は、無理強いするのでなく様子を見ながら他の治療法を考え、無理がないようにしています。信頼関係を築き、子どもがクリニックを嫌いにならないようにしたいですね。

ドクターからのメッセージ

太田多美院長

肌のためには保湿が重要とお話ししましたが、保湿は冬だけではなく一年中したほうが良いですね。ただ、それでも痒みの症状が少しでもあり心配な時は受診してください。それから、汗をかくことは肌にとっては良いことです。湿疹を繰り返している肌は、汗が少なくなって汗腺が弱っています。汗をかくのは肌に悪いと思うかもしれませんが、そのまま放置しておくのは良くないですが、汗をシャワーで流し、その後保湿クリームを塗れば、肌の良い状態が保てます。できるだけスポーツなどで汗をかくと良いですね。

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