中川胃腸科外科

中川胃腸科外科

中川 俊廣院長

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名古屋市港区の西の端、海抜ゼロメートル地帯が広がる南陽地区。中川俊廣先生がちょうど開業を考えていた1982年には、地域に医師が不足していた。地元の要請に応え、17床の有床診療所として開設された「中川胃腸科外科」には、地域医療の担い手としての役割が期待される。中川院長は、専門の消化器外科に加えて、内科・一般外科も含めた総合診療を受け持つことになり、その責務を35年にわたって果たしてきた。パリッと糊の効いた白衣に身を包み、古き良きかかりつけ医の使命感を感じさせ、70歳を超えていまなお現役。0歳児から100歳を超える高齢者まで、3代、4代続く家族のかかりつけ医として地域の人々に頼られ愛され続ける中川先生に話を聞いた。
(取材日2017年5月24日)

地域のニーズに応え、ともに歩んできた35年

―この診療所を開いた経緯を教えてください。

三重県立大学(現・三重大学)の医局に籍を置き、四日市や津の病院の外科に勤務していた1980年代の初め、そろそろ独り立ちしようと考えていた私は、この港区の南陽地区に診療所が欲しいという地元のニーズを受けて、開業を決めました。何もない田んぼのど真ん中でした。入院設備も必要だということで最初は17床のベッドもあり、外科手術も行っていました。現在は無床診療所となり、ベッドは内視鏡検査などの患者さんが使用しています。「どんな患者さんも診察する」総合診療所として、0歳から104歳まで多くの患者さんたちを診てきました。本当に待望の診療所で、1日に360人もの患者さんたちが押し寄せたこともあります。近隣にだいぶ医療機関は増えましたが、昨年でも1日平均120人の患者さんたちが来院されています。また、かかりつけ患者さんの往診をすることも時々あります。

―もとは消化器外科のご専門ですね。

はい。それもあって胃・大腸の内視鏡検査・処置は得意としていまして、がん検診などに積極的に取り組んできました。胃カメラでは年間250〜400例ほど施行しており、経鼻用も口腔用もやっています。私は父と伯父を胃がんで亡くしたこともあり、特に胃がんの原因の30%ほどを占めるといわれるピロリ菌の除去治療には早くから力を入れてきました。近年ようやく保険適用となり標準的な治療方法が定まりましたが、当初は、自分自身の経験に基づき、それぞれの患者さんに合った治療を行うことにやりがいを感じていましたね。大腸カメラについては、毎週木曜日の午後に検査枠を設けており、これまでに500例以上施行しています。2cmまでのポリープが見つかった場合には検査時に切除も行います。

―大腸カメラの検査というのは患者さんにも負担がかかり、大変ではないですか?

前日からの食事制限や下剤の服用など確かに大変ですね。同時に、医師の側も非常に緊張する難しい検査なんですよ。一般的に重大事故も多い。当院でも一度だけ、体調に大きな変化が出てしまった患者がいました。検査を終え、後日わかったのですが、その方はステロイドを服用していたために、検査時の麻酔薬が合わなかったようです。経緯をきちんと説明してご理解いただき、今もご家族で通われています。こうした事故が起こらないよう、当院ではベテラン看護師を3人付け、心モニターやAEDなど心肺蘇生用の設備も完備した上で、検査に臨んでいます。もちろん、既往症や薬歴などにも従来以上の注意を払うようになりました。また体に負担の少ない超音波検査は、博士論文のときからの専門分野で、診察室ですぐに使えるようにしています。腹痛(急性腹症)の際に、内科・外科療法のどちらが適切か判断する際に力を発揮します。



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