Family Clinic みわた小児科

Family Clinic みわた小児科

三輪田 博介院長

頼れるドクター

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名古屋城の西、地下鉄鶴舞線浅間町駅から北へ徒歩5分の住宅地に、どこか懐かしい雰囲気の「FamilyClinic みわた小児科」はある。2代目の三輪田博介(みわた ひろゆき)院長は、チョイ悪な雰囲気で冗談を言って笑う気さくでユニークな人柄。研修医時代は救急医療にも携わり、大学ではウイルス学や感染症を深く勉強、肝生検も行ったという大ベテランだ。「子どもの症状の危険を察知するアンテナが一番大事」と話す院長。診療時間外も可能な限り電話で対応してくれ、子育て相談にも乗り、病児・病後児保育の拠点であるため毎朝7時半から外来を行う。そんな超多忙な中でも常に患者と真剣に向き合い、笑いとやさしさで包み込んでくれる院長から、慕われる理由や医療にかける想いを聞いた。
(取材日2016年6月16日)

慕われていた父を継ぎ、子どもだけでなく家族を診る

―2005年にお父さまの跡を継いで2代目の院長になられたのですね。

そもそも僕が小児科の医師になったのは、亡くなった父のような医師になりたいと思ったから。ここは父が1964年に開業した小児科医院で、幼い僕にとっては遊び場の一つでした。父が子どもたちと仲良くしている姿を見ていて、それが普通だと思っていました。大学病院に入ってからは、他の先生のようにクールな医師をめざそうかなと思ったこともありましたが、やっぱり無理で、父と同じように子どもと戯れています(笑)。振り返ると、僕はずっと父を目標にしてきています。今でも困った時などは、「親父ならどうするだろう」と考えるんです。今は、父の患者さんが親になって子どもを連れてきてくれます。「お父さんにはお世話になりました」とおっしゃるので、「親父も近くで聞いてるかな」と言うと、ウルッとしている。すごく慕われていたんだなと思いますね。

―医院名に「ファミリークリニック」と付いていますね。

小児科は、半分以上親御さんを診るという面があります。一つは、子どもが風邪をひいたら親にもうつったりするので、お母さん、お父さんも一緒に診ますよということ。もう一つ、僕の治療の仕方は、例えば病気と闘う子どもがいて、その家族も一緒に闘っている、その中に僕がちょっとした武器を持って入って一緒に闘うという感じなんです。家族というのはさまざまで、微熱でものすごく心配する家もあれば、全然気にしない家もある。だから同じ病気でも、家族に合わせて対応の仕方も少し変えるんです。不安が強すぎるようであれば安心するように薬を出したり、逆に心配しなさすぎの時は「もっと様子を見て」とアドバイスしたり。治療とともに、ご家族のメンタル面のサポートも重視しています。そういう意味でのファミリークリニックですね。

―家族に寄り添っていらっしゃいますね。

患者さんとはいろいろな話をしますからね。子どもたちとは普段からよく雑談をするし、お母さんも子育てをしていく上でいろいろ悩みが出てくるから、話を聞いたりします。これは心配ないなという場合には「そんなの“へ”とも思わん」とさっと流すので、お母さんは気が楽になるようですよ。反対に、子どもの状態に気づいていないお母さんには診療後に「ちょっとお子さん、悩んでいるみたいだよ」とアドバイスすることもあります。スタッフに「先生、よろず相談所になっていますね」と言われます。大体、子どもとちゃんと向き合っている親は、過保護であろうが、ある程度放っておこうが問題ない。しつけているようで、心がほかへ向いているのは良くありません。見ていると、そういう時はわかります。



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