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医療法人湘陽会 ルミネはたの眼科

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秦野寛院長
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医療トピックス

レーシックより負担の軽い近視矯正
角膜を削らないICL治療とは

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これまで視力矯正手術というとレーシックが一般に広く知られてきたが、強度の近視や角膜の薄い場合は手術できないなど、適応範囲が狭いのが難点だった。レーシックの日本上陸から十数年が経った現在、さまざまな矯正手術が開発されている。中でも注目を浴びているのは、目の虹彩と水晶体の間にレンズをインプラントするICLだ。強度の近視や遠視、角膜が薄い場合にも適応可能で、眼内のレンズは取り出すことができる。しかも、切開するのはごくわずかの範囲で、手術も短時間で終わるという。数多くのメリットと、世界的にも広まりつつあるというICLについて、角膜移植や白内障治療症例を多数持つ「ルミネはたの眼科」の秦野寛院長に話を聞いた。(取材日2016年2月8日)

裸眼でハードなスポーツも楽しめる視力矯正手術

近視の治療にはどんなものがありますか?

1 ▲白内障や角膜移植の手術に レーシック、オルソケラトロジー、ICLなどがあります。レーシックは、まず角膜の表面の薄い膜を切って蓋を作り、むき出しになった角膜の一部をレーザー光線で切除し光の屈折率を変化させることで視力を矯正する手術です。オルソケラトロジーは、ごく簡単に言いますと、角膜の中心が平らになるように圧迫するためのハードコンタクトレンズを入れて、近視を矯正する方法のことです。通常のコンタクトレンズとは逆に、寝ている間にレンズを入れ、起床後に外すので、視力を矯正した状態で日中に裸眼ですごせます。ICLは、視力矯正用のレンズを目の中にある虹彩と水晶体の間にインプラントして視力を矯正する手術のことです。

ICLは他の方法と比べてどんな特徴がありますか?

2   ▲適応範囲が広いというのもICLの特徴の一つ 角膜の一部を削り取るレーシックと違い、いつでも元の状態に戻すことが可能という「可逆性」が特徴のひとつです。ICLで使うレンズはこんにゃくのように柔らかい素材で簡単に取り出せるため、加齢で白内障の手術を受けることになった時も、近視が進んで度数が変わったなどという場合でも、必要に応じて対応できます。もうひとつの特徴は、適応範囲が広いということです。レーシックで適応外となる強度の近視の方、角膜の薄い方でも、例外はありますが施術が可能です。また、レンズを入れる時に開ける角膜の穴はごく小さいものですから、目への負担が少ないという利点もあります。

ICLはどんな人が治療の対象になりますか?

3   ▲清潔に保たれた院内 21~45歳くらいまでの、近視、乱視の方が対象です。緑内障や白内障、網膜症などの病気がないことが前提で、施術前の検査でも異常がなく手術の適応になると確認された場合に限られます。先ほども申し上げたように、レーシックの適応外である強度の近視や角膜の薄い方も適応となり、特に裸眼のままハードなスポーツをするという方にはお勧めです。レーシックでは、角膜の表面に開けた蓋がハードなスポーツでの衝撃で開く恐れがあると言われていますが、蓋を作らないICLではその心配がありません。

ICLの治療の流れについて具体的に教えてください。

4 ▲院長は眼科感染症への理解も深い まずは、検査です。視力、眼圧、眼底、屈折など基本的な検査を含め、目の病気はないか、優位に近視または乱視があるかなどICLの適応を確認します。そこが確認でき、患者さんご本人が手術を希望されたら、最適なレンズを取り寄せて手術日を決定。当日は、施術前に点眼薬で麻酔してから角膜を3ミリほど切開し、そこからレンズを挿入して完了です。手術で開けた穴は、自然に塞がります。手術自体は短時間で終了しますし、切開もごくわずかで目への負担も少なく、入院の必要はありません。手術後は問題がないかどうかのチェックで何度か通院しますが、それ以降はコンタクトレンズと同じように数箇月に一度のペースで通院するだけになります。

新しい手法だからと不安を感じる必要もあまりなさそうですね。

5 ▲丁寧な説明で適切な治療を提案してくれる そうですね。ですがICLはレンズという異物を眼内に入れるので、感染の可能性はゼロではありません。理論的には、白内障の合併症も考えられます。しかしこれまで国内ではそうしたトラブルが起きたという報告がないというのもまた事実。眼内のレンズが原因で眼圧が上がり緑内障のリスクを高めるのではないかとも考えられていましたが、最近では中央に穴の開いたレンズが出て、これで緑内障のリスクもほぼ解消されました。極論すればどんな治療にもリスクはあるものですが、ICLの場合、生体への傷は最小限であり、合併症の報告も私の知る限りではほとんどないので、リスクの少ない矯正方法と言えると思います。

料金の目安

ICL治療/45万円〜

ドクターからのメッセージ

秦野寛院長

これまで私は、手術による視力矯正には消極的だったんです。しかし、東日本大震災で被災した方たちが当時、コンタクトレンズがなくて本当に困ったという話を伺い、強度の近視で困っている方を救うのも医療だと考えてICLの導入を決めました。短時間の手術で目にあまり負担がかからないのがICLとはいえ、手術は手術ですから決断まで時間のかかる方もいるでしょう。迷われた時にひとつアドバイスさせていただくなら、ご本人が受けたい時に手術を受けるべきということです。十分に納得してご決断できるよう、当院では将来的に、ICLを含めた眼内レンズについての説明会を定期的に開いてサポートしていけたらと考えています。

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