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精度重視の白内障治療
レーザーによる眼内レンズ置き換え手術

山本眼科医院

(平塚市/平塚駅)

最終更新日:2019/06/04

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白内障は水晶体が濁って視力が低下する病気。高齢者特有と思われがちだが、40代、50代から発症しているケースもある。これまで多くの白内障治療を手がけてきた「山本眼科医院」の山本篤志院長は、「症状の進行がゆっくりなため、ご本人は視力低下に気づかなかったり、年齢のせいと諦めたりして、治療が遅れることも多い」と注意を促す。白内障が自然治癒することは考えにくいが、視力回復の手段として、濁った水晶体を人工の眼内レンズに置き換える手術がある。「眼内レンズはピント調節が柔軟な多焦点レンズが便利ですが、繊細な手術となるため、レーザー手術も併用されるといいでしょう」という。そのレーザー手術とはどんなものか、白内障治療の現状と併せて詳しく話を聞いた。 (取材日2019年4月23日)

レーザーを用いる眼内レンズ手術。今後のスタンダードになる可能性も

Q白内障の原因や症状について教えてください。
A
1

▲視力の低下が精神面にも影響を及ぼすことがあるという

人間の目は、外界からの光が角膜と水晶体を通って奥の網膜に届き、その情報が脳に伝わって見える仕組みになっています。白内障は、光を通すために透明であるべき水晶体が濁って、視野がかすんだようになるなど視力が低下する病気です。原因はさまざまですが、主な要因は加齢で、程度の差はあってもほとんどの方がかかる病気ともいえます。一口に視力低下と言っても、周囲が見えづらくなると小さな段差にも気づかなくて転びやすくなり、高齢の患者さんなら骨折して寝たきりになることもあり得ます。また、人間は視覚から多くの情報を得ていますから、白内障で外界からの刺激が減ってしまうと精神面にも影響が大きいともいわれています。

Q白内障にはどんな治療法があるのでしょうか?
A
2

▲各種検査から専門的な手術まで幅広く対応している

点眼薬と手術の2通りです。薬は病気の進行を遅らせるためで、視力回復には直接的な効果は見込めません。一方手術では、濁った水晶体の代わりに人工の眼内レンズを入れることで、視力回復を図ります。保険診療で使える眼内レンズは単焦点で、近くか遠くの1ヵ所に焦点が合うもの。それ以外は眼鏡で見え方を調整します。自由診療では比較的近くから遠くまで焦点が合う多焦点レンズが使えます。ただ極端な近距離・遠距離まではカバーできず、そうした物を見る機会が多ければ眼鏡も必要でしょう。多焦点レンズによる白内障治療は厚生労働省が定める先進医療に含まれ、当院のような先進医療実施施設では手術費用以外は保険診療扱いで受診できます。

Qレーザーを使う手術もあるそうですが、メリットは何ですか?
A
3

▲丁寧な説明なので安心して処置を受けることができるだろう

レーザーを用いることで白内障手術の精度の高さが期待でき、眼内レンズの位置合わせが重要な多焦点レンズの置き換え手術に適していると考えられます。一般的な手術では濁った水晶体を超音波で分割して取り除きますが、これは医師の経験と勘が頼り。一方、レーザーを使うとコンピューター制御下で、精度重視で行っていくことが可能となります。手術用のレーザーは熱を持たず、目の組織を傷つけにくいなど安全性でのメリットも多く、いずれ白内障治療のスタンダードになると考えています。ただレーザーでは取り除けない部分もあり、最後の詰めは医師の技術力が重要。このためレーザー治療と従来型治療の両方に精通した医院での手術をお勧めします。

Q手術後の通院や日常生活の注意点などはありますか?
A
4

▲先進機器を積極的に導入している

当院の場合、手術後は点眼薬によるケアと定期的な通院をお願いしています。点眼薬は種類ごとに使用期間が1週間、1ヵ月、2ヵ月と異なり、手術後すぐは複数の薬を何度も点眼するので注意が必要かもしれません。通院は片目を手術した翌日に様子を診せていただき、翌週にもう一方の目を手術。その後は1週間後、2週間後、1ヵ月後といった通院ペースになり、落ち着いたら数ヵ月か半年に1度の通院となります。日常生活の注意点は特にないのですが、見えるようになったからと安心して、こうしたアフターケアを怠ると、合併症が起きる可能性が高まることも考えられます。点眼薬と定期的な通院は欠かさないことが大切です。

Q白内障は予防できるのでしょうか?
A
5

▲今後も地域医療に尽くしたいと考える山本院長

白内障の原因は加齢のほか、糖尿病などの病気やストレスなどがあります。このため生活習慣への注意が予防と言えるかもしれませんが、どちらかといえば誰もがかかる病気と考え、早期の発見と治療の検討をすることをお勧めします。定期的に健康診断を受けていれば視力検査などで白内障を見つけやすいと思われますから、できれば60歳以降で検査を受けることをお勧めします。治療では単焦点レンズか多焦点レンズかを選んでいただくのですが、金額もそれなりに違うため、選択を悩む方もいらっしゃいます。ただ白内障は放置しても自然治癒することは考えにくく、たとえ単焦点でも手術をしたほうが生活の質が向上すると考えています。

ドクターからのメッセージ

山本 篤志院長

白内障は誰もがかかる病気で、「手術しない」のも選択肢の一つでしょう。当院もご本人が希望されない限り手術を無理に勧めることはありません。ただ平均寿命が80歳を超えた現代では、60代で視力が大幅に低下したら、それから20年以上も見えづらいまま過ごすことになります。それを考えると早いうちに治療を受けて見える状態を維持し、生活を楽しむ時間を長くすることも大切だと私は考えています。さらに当院では白内障を治すだけでなく、治療後の見え方まで考慮し、例えば治療で乱視を誘発するような過程は極力避けるなど、患者さんの見え方の質にこだわって治療を行います。視力に不安がある方は安心して受診していただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズでのレーザー手術/片眼35万円(税込)から

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