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高田外科胃腸内科

高田外科胃腸内科

高田 丈 院長

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早めの対処と継続的な治療が大切

―こちらでは、内視鏡検査にも力を入れていらっしゃるとお伺いしました。

いわゆる胃カメラ、大腸カメラですね。内視鏡検査はとてもつらい検査だという先入観をお持ちの方が多く、検査することに抵抗のある方もいらっしゃるかと思いますが、当院では鎮静剤を使用して、寝ている間に検査をいたしますので、つらさを感じることはほとんどありません。おかげさまで、「これならまた受けてもいいかも」とおっしゃってくださる方が多いですね。大学病院の関連施設で行われていた、鎮静剤を用いたこの検査方法を導入したのですが、もちろん強制ではありませんので、ご希望があれば鎮静剤を使用せずに検査をすることもできます。最近は「検査中の様子を見てみたい」とおっしゃる方もいらっしゃいますので。

―胃がんの原因となるピロリ菌の発見にも、内視鏡が役立つそうですね。

はい。胃カメラの検査で、ピロリ菌がいるかどうか、かなりよく分かるようになってきました。特に潰瘍ができている方にはほとんどいますね。10〜20代くらいの若い層にはあまり見つからないのですが、40代くらいから保菌状態の方が多くなってきますので、内視鏡検査をされるときに「ピロリ菌もお調べしましょうか?」と声をかけるようにしています。60歳以上のいわゆるシニア層の方では、特に頻繁に見つかりますね。このような傾向は、近年、上下水道の整備により衛生状況が良くなってきたことなどが関係しているようです。

―ピロリ菌を除菌するためには、どのような治療を行うのでしょうか?

内服薬で除菌できます。ですからそう身構えずに、もし「頻繁に胃痛が起きる」とか「家族にピロリ菌を持っている人がいる」ということがあれば、一度検査した方がいいですね。できるだけ早く除菌しておけば、胃がんになる確率も減ります。このことについて今、松戸市役所に「もう少し積極的にピロリ菌の検査を受けるよう、市民に呼びかけたほうがいいんじゃないか」とかけ合っているところです。自治体によってはもう既に取り組んでいるところもありますので。

―こちらは「強化型在宅支援診療所」として訪問診療や往診にも取り組んでいらっしゃるとのことですが、これは開院当初から行っていらしたのでしょうか?

父の代から往診はしていました。私が当院で診療を始めた頃から、世の中で「在宅診療」という考え方が浸透し始めまして、いろいろな理由で通院が難しいという方へもっと対応していこうということになりました。高齢化社会が進むにつれて、在宅診療を希望される方も増えてきています。最近は訪問診療のエキスパートである「あおぞら診療所」を核に在宅診療を行っている各診療所と連携して、学会などの参加で直接伺えないときに、代わりに診療していただくような連携を構築しています。訪問診療では1年365日24時間の対応をするべきであると考えています。



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