高田外科胃腸内科

高田外科胃腸内科

高田 丈 院長

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JR常磐線・新京成電鉄の2つの路線を利用できる松戸駅周辺は、都内からも千葉県内からもアクセスのいい地域だ。駅前はにぎわっているが、徒歩5分ほどの距離から少しずつ静かなエリアに入る。その中にある「高田外科胃腸内科」は、現院長の高田丈(たけし)先生の父が1970年に開業したクリニックだ。院名の通り、中心となっているのは外科・胃腸科だが、AGAや睡眠時無呼吸症候群、禁煙についてなど、近年増えてきたさまざまな症状を相談することもできる。「総合診療科のように、困ったときにまず相談できるような医院でありたいですね」とにこやかに話してくださる院長先生へ、特に注力されている内視鏡検査や、在宅診療なども含めてさまざまな話を伺った。
(取材日2015年5月21日)

地域に根付いた、多彩な診療科を持つ医院

―こちらの病院は、先生のお父様が始められたそうですね。

私の家は祖父と父も医師でして、祖父が松戸駅近辺で開業していたんです。祖父は若くして亡くなったので、直接この医院とつながってはいません。現在の場所で開業したのは父で、その後を継いだという形ですね。ですので、ずっとこの近辺にお住まいの方は、祖父や父をご存じの方もいらっしゃいます。松戸周辺は都心へ通勤しやすいエリアなので、新しく移って来られる方と昔から住んでいらっしゃる方と、入り交じったような印象があります。

―こちらに来る患者さんの症状や、年齢層などに傾向はありますか?

比較的多いのは、シニア層の女性ですね。腰痛や関節痛のお悩みでよくいらっしゃいます。他には、働き盛りの方が神経性の胃炎や過敏性腸症候群などで来院されることが多いですね。最近はストレスなど、メンタル的な理由で体調を崩して相談に来られる方も増えました。うつ病の一歩手前といった段階でいらっしゃる方もいらっしゃいます。私の専門は消化器外科なのですが、外科医長時代にお世話になった病院で、循環器科や脳神経外科、整形外科など他の科もいろいろ勉強させていただきましたので、他の科にかかるような部分も診療しています。

―AGAやED、禁煙、睡眠時無呼吸症候群などにも対応されていらっしゃいますね。

はい。このような疾患の専門外来病院もありますが、まだまだ数が少なく、通いにくく感じていらっしゃる方もいるのではと思って始めました。一般の医院でも相談できれば心強いだろうと。特に睡眠時無呼吸症候群については、運送業の方が多く、会社から「一度診てもらうように」といわれていらっしゃることも多いようです。禁煙外来は、テレビなどで取り上げられた直後に「禁煙した方がいいかな?」と相談にいらっしゃる方が増えることもあります。治療を続けられるかどうかは、ご本人の意志の強さによる面もありますが……。

―医師になられてからの印象深いエピソードをお聞かせください。

研修医時代に小児外科で勉強させていただいていた頃に、肺機能が不完全なまま生まれてきたお子さんを担当した時のことですね。二酸化炭素の排出と酸素の取り込みをサポートしてあげなければいけないという状態だったのですが、ご両親が毎日毎日お見舞いに来られていて、そのうちレントゲン写真などを細かく説明しなくても、ご両親がレントゲン写真をみただけで、その日のお子さんの状態がわかるようになられました。そのお子さんは、しばらくして亡くなられたのですが、親の子どもに対する愛情の深さを思い知らされました。私も5年前に自分の母を自宅で看取ったのですが、医療に携わっている者でも、肉親の死というのはこたえます。まして一般の方が……と考えると、覚悟のほどは量りしれません。この地域では「ご自宅で看取りたい」という方が多い印象なのですが、すごいことだと思います。そのようなご家族に全力でサポートさせていただければと思っています。



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