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元気なのに下痢が続く大人へ
一度苦痛の少ない内視鏡検査を

有馬外科胃腸科

(千葉市中央区/西千葉駅)

最終更新日:2023/07/14

有馬外科胃腸科 元気なのに下痢が続く大人へ 一度苦痛の少ない内視鏡検査を 有馬外科胃腸科 元気なのに下痢が続く大人へ 一度苦痛の少ない内視鏡検査を
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「つらい」「苦しい」。そんなネガティブなイメージから内視鏡検査に二の足を踏んでいる人も多いのではないだろうか。半世紀以上、地域のホームドクターとして頼りにされている「有馬外科胃腸科」。2代目となる有馬秀明院長は大学病院を中心に研鑽を重ねてきた内視鏡分野のエキスパートだ。ネガティブな印象を持たれがちな内視鏡検査も鎮静剤を使用せずに、苦痛の少ない検査をめざせる経験値の高さが強み。下痢が続くなどの症状があっても受診に至っていない人は早急に受診してほしいと力を込める。その背景には、がんをはじめとする多くの病気が潜んでいる可能性があるからだ。たとえがんになっても「この段階で見つかって良かった」と伝えられるよう、早期発見の重要性を呼びかける有馬院長に、同院で実施する内視鏡検査について解説してもらった。

(取材日2023年7月6日)

苦痛を軽減すべく鎮静剤を用いた内視鏡検査のニーズが高まりつつある今、そのリスクにも着目を

Q内視鏡検査は苦しいという印象がありますが、実際はどうですか?
A
有馬外科胃腸科 研鑽を重ねてきた院長が診察を行う

▲研鑽を重ねてきた院長が診察を行う

以前、検査でつらい思いをしたから、なかなか気が進まないという方もたしかにおられます。しかし、昔と違い、今は内視鏡検査そのものも進化していますし、総体的に医師の技術も高まっていますので、ネガティブなイメージをお持ちの方にも前回との違いをご実感いただけたらなと思います。医師を30年やっていますが、10年目、20年目と確実に腕を上げています。30年たった今の経験値は何物にも代え難い財産ですので、もしも心配な方は症例数の多い医師を選ばれると良いかもしれませんね。とはいえ、医学の世界は日進月歩。今も積極的に勉強会にも参加しますし、その姿勢はいくら経験を重ねたとしても変えてはならないことだと思っています。

Q鎮静剤使用の有無は画像診断にも影響があるそうですね。
A
有馬外科胃腸科 検査中の苦痛を感じさせないような工夫も

▲検査中の苦痛を感じさせないような工夫も

はい。最初は食道外科や甲状腺の外科手術をする医局にいましたので、私は声帯の動きと下部食道が伸展するのを必ず見ます。反回神経に腫瘍が浸潤して動かなくなっているケースでは、声を出してもらわなければ動きを確認できません。しかし、鎮静剤がかかっている状態だとそれができませんので、見つけ得る病気が見つけられないということに。これでは何のために検査を行うのかわかりません。甲状腺がんなどを見つけるため、私は医師として鎮静剤を使用しない経口内視鏡検査を推奨しています。胃の内視鏡検査だからといって、胃だけを見るのではなく、それ以外の病気も見つけるのが私の役目。医師として当然のことだと思っています。

Q実施されている内視鏡検査の特徴や工夫を教えてください。
A
有馬外科胃腸科 さまざまな患者の背景に寄り添いながら診断を行う

▲さまざまな患者の背景に寄り添いながら診断を行う

今、苦痛への配慮として積極的に鎮静剤を用いて行っている施設も多くあります。しかし、当院では苦痛を和らげるために行っているのは、基本動作を着実に行うこと。それがしっかりとできてさえいれば、本来は鎮静剤を使用せずとも苦痛を最小限に抑えることが望めるんです。しかし、そこは経験あってこそ。もちろん、大腸の場合は手術による癒着がある方など難しい方もいますが、内視鏡の進め方を工夫をすることで苦痛の軽減を図ることはできます。大腸検査では内視鏡を挿入するのは5分以内、抜く時はゆっくりと時間をかけて観察していきますので10分ほど必要。挿入はすばやく抜く時は時間をかけてというのが特徴であり工夫だと言えるでしょう。

Q下痢や便秘が続いている症状で考えられる病気は何でしょう。
A
有馬外科胃腸科 内視鏡検査の結果をもとに病気のリスクとなる因子を見つける

▲内視鏡検査の結果をもとに病気のリスクとなる因子を見つける

感染性胃腸炎、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎などが考えられます。まずはその鑑別をするために、どのくらい下痢が続いているのか、一日の下痢の回数、暴飲暴食、あるいは刺激物の摂取など何か考えられる原因はあるか、あとはストレスの有無、その方の年齢的なことも考慮した上で診断します。下痢は飲酒する方に多い症状ですが、お酒を飲んだ時だけ下痢をするのであれば飲酒が原因であることも多い一方で、そうでない可能性も否めませんので一度は大腸内視鏡検査をされることをお勧めします。当院にも下痢でお悩みの若い世代、もう少し上の世代になると血便を心配されて来院される方、反対に便秘でお困りの高齢者など、お悩みはさまざまですね。

Qこちらでは予約から検査までスムーズに行えるとお聞きしました。
A
有馬外科胃腸科 早期発見のためにも定期的な検査が大切

▲早期発見のためにも定期的な検査が大切

予約なしでも検査が受けられる状態で来られた方には、可能な限り当日の検査ができるよう配慮をしています。気になる症状があって来院されている場合はなおさらです。忙しくて時間が取れない方など、希望されれば胃と大腸の内視鏡を同日に行うことも可能。スタッフも十分理解していますので、柔軟な対応をしてくれています。自分が内視鏡検査を受けるとしたら、先ほどご説明した理由から鎮静剤の使用は希望しませんが、どうしても鎮静剤を使用したいという方には、検査後は1時間ほどベッドで休んでいただく必要があること、そして当日は車の運転ができませんので車での来院は控えていただくことも考慮した上でご検討いただいています。

ドクターからのメッセージ

有馬 秀明院長

今、胃がんのリスクが高まるピロリ菌を保持している方は少なくなりました。では、「ピロリ菌陰性時代」にはどこを診るべきか。それは食道がんや食道炎など、食道胃接合部を入念に見ることだと私は思っています。また、経鼻内視鏡で使用する細いカメラは、拡大内視鏡よりも情報が少ないため、再度内視鏡検査をする必要性も否めません。時間と費用をかけないためにも、当院では拡大内視鏡を用いています。食道がん、胃がん、十二指腸がん、大腸がんの早期発見にとても有用だと考えています。食道がんと食道炎による変化を見分ける際も非常に役立ちます。どの病気も早期発見が重要。症状がなくても定期的な検査を心がけましょう。

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