医療法人社団有馬会 有馬外科胃腸科

医療法人社団有馬会 有馬外科胃腸科

有馬秀明 副院長

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西千葉駅徒歩3分、「医療法人社団有馬会 有馬外科胃腸科」。開業以来52年、親子2代で西千葉の地域医療に捧げている。診療科目は消化器系疾患の治療、検査を始め、一般内科、外科、整形外科、皮膚科と開業医らしく幅広く網羅。今回取材に答えてくれたのは副院長の有馬秀明先生。大学時代は内視鏡検査・治療を学び、特に細密な画像診断のできる「拡大内視鏡」を用いたがんの研究で博士号を取り、その先駆けとして知られている。またこれまでに多くの患者のがんをいち早く見つけ、命を救ってきた。そんな有馬副院長に、クリニックの事やこれまでの経歴など、さまざまな話を伺った。
(取材日2015年5月28日)

病気を訴えかけてくるような内視鏡写真を撮りたい

―こちら「有馬外科胃腸科」は地元で歴史ある医院とお聞きしました。

はい、当院は私の父である有馬忠正が52年前に開業したクリニックです。食道・胃・小腸・大腸といった消化器科に、高血圧や糖尿病といった一般内科、さらに一般外科の看板も掲げています。1925年生まれで89歳になる父は医師歴60年以上の大ベテラン。そして、その息子であり、医師歴25年を数える私、秀明は副院長を務めています。私は当院が開業した翌年に生まれました。院長はむろん「院長」、または「大先生」(おおせんせい)と呼ばれたりすることもあります。一方、私は「若先生」と呼ばれています。院長が診ている患者さんは昔から来られているご高齢の方。私につくのは新患や若い患者さんが多いですね。また、院長で対応が難しい潰瘍性大腸炎や食道がんといった症例は私が診療します。

―先生はいつ頃からお父様と同じ道に進もうと思われたんですか?

それはもう、最初からです。幼稚園時代は休憩中の診察室に入っては父のあとをついて歩いていた記憶があります。また当院は、開業当初から私が12歳の頃まで有床診療所として全身麻酔下で胃がんや大腸がん、腰椎麻酔で虫垂炎などの手術を行っていました。そうした中、父が手術で摘出した臓器の撮影を手伝っていたこともあります。のどかな時代の話です(笑)。ちなみに現在当院では早期胃がんと大腸ポリープの内視鏡切除やアテロームなどの小手術を手がけているにとどめています。いずれにしても、家族が知らない道に行って、一人で悩むよりはノウハウや世界を知っている場所に行ったほうが、いろいろアドバイスも受けられるし、人生の早道であると思って進みました。

―では、こちらに勤めるまでどのような研さんを積んできましたか。

1990年に日本医科大学を卒業後、千葉大学の消化器外科に入って研さんを積みました。この研修時代学んだことは、正確な内視鏡診断をいかに行うかということでした。そのためには、撮影した画像から病気の有無を見分けるために、誰が見てもここに病気があると判断できるような、いわば病気が訴えかけてくるような価値のある写真を撮ることが大事なんです。つまり、カメラマンとしての腕、センスも問われてくる。私は日本医科大学時代に写真部で活躍していたので、その点は自信があります(笑)。また、今でもいろいろな勉強会に出席し、珍しい症例を写した内視鏡画像を目に焼きつけて、自分が実際に診察する立場になったときに見落とさないように力を養い、時代に遅れないようにしています。



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