医療法人明医研  ハーモニークリニック

医療法人明医研 ハーモニークリニック

中根 晴幸院長

頼れるドクター

57940

JR武蔵野線・東浦和駅からバスに乗り、松の木東公園バス停のすぐ目の前にある、1995年に開業した「ハーモニークリニック」。「大学病院よりも信頼できる」といった声も聞かれるクリニックだけに、広い待合室に並べられたいくつもの椅子が、診察時間が近づくとまたたく間に患者の姿で埋められていくのが印象的だ。このクリニックの診療の柱のひとつは総合診療。もうひとつは、クリニックから病院への一方通行ではなく、力をあわせて患者を支える双方向の繋がりをもった地域医療連携だ。勤務医時代、全国に先駆けて地域医療連携推進事業の旗振り役を務め、ついには地域にその受け皿となる医療機関を自ら開業した中根晴幸院長に、地域医療にかける思いを語ってもらった。
(取材日2016年7月22日)

地域医療連携推進事業の推進のため開業

―開業されたのは何年前になるのでしょうか。

1995年に開業しましたから、もう20年以上になりますね。通常、医療法人の認定は開業後1年以上の実績がないと認められないのですが、私の前職である現さいたま市立病院(以下市立病院)における地域医療支援病棟開設に対する実績を当時の行政に認めていただき、開業と当時に医療法人の認定を受け、当初から訪問看護ステーションを併設した形でスタートしました。その後、2000年の介護保険の開始と共に第2診療所と訪問看護ステーション、介護ヘルパーステーションなどを併設し、現在に至っています。

―開業のきっかけになったという地域医療連携推進事業についてお聞かせください。

私が市立病院の勤務医だった時代に、厚生労働省が、地域医療連携推進事業のモデル病院の募集を開始しました。通常の病診連携の場合、地域の医療機関で担うことができない症例に対し、連携している総合病院に患者を紹介するという一方通行な関係性ですが、それだけではなく、総合病院に入院していた患者の退院後のケアをお願いするために地域の医療機関に患者の逆紹介を行ったり、病院に入院しながら、日頃のかかりつけ医と紹介患者を受け入れた側の病院の医師が共同で治療が行える開放型病床を設けるなど、地域医療と基幹病院が双方向で連携しながら地域医療を支えるのがこの制度の大きな特徴です。市立病院がこの事業のモデル病院として手を挙げ、私が旗振り役を任されました。全国の医療機関に先駆けて、病院内にさくらそう病棟という開放型病床を設置するなどさまざまな取り組みをしましたが、実際に稼働してみるとある問題点が浮かび上がってきたんです。

―その問題点とはどういった点だったのでしょうか。

地域の中に、この制度を十分に理解し、上手に活用してくれる医療機関が圧倒的に不足していたんです。そこで受け皿となってくれる病院の開設を周囲にお願いしたいのですが、なかなか受け手がおらず、それならば私が作りますということで設立したのが当院です。ですから市立病院との連携が生かせるように、病院からわずか1.5kmほどしか離れていないこちらの場所に開業しました。今は目の前に立派な幹線道路が通っていますが、当時はまだ建設途中で、駅からのバスがようやく通り始めたばかりといった状況で、付近には住宅はおろか通行人さえまばらだったので、本当にやっていけるのか不安を覚えました。ところがいざ開業してみると、ありがたいことに月に200人ずつ患者が増えて、カルテを数えたら、2年で5000件にもなっていました。

記事更新日:2017/07/10


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