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小木曽 正隆 院長の独自取材記事

おぎそハートクリニック

(富士見市/みずほ台駅)

最終更新日:2022/10/14

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みずほ台駅から歩いて5分の場所にある「おぎそハートクリニック」。これまで小児科診療を行ってきた「おぎそ小児科医院」が今年の6月にリニューアルし、家族みんなで通えるクリニックへと生まれ変わった。小木曽正隆院長の専門は循環器内科。中でも小児の心疾患や成人先天性心疾患の診療に数多く携わってきた。同院では小児疾患や心臓の病気をはじめ、内科や生活習慣病の相談まで、患者の年齢を問わずさまざまな悩みに対応している。院内にはエックス線・心電図・エコーを用意。イムス富士見総合病院や東京女子医科大学病院など、基幹病院との連携にも力を入れている。「当院がめざすのは、家族みんなのかかりつけ医。お気軽にご相談ください」と語る小木曽院長に、今回のリニューアルのポイントや、院長の経歴について話を聞いた。

(取材日2022年9月29日)

めざすのは「家族みんなのかかりつけ医」

今年の6月に「おぎそ小児科医院」からリニューアルされたと伺いました。

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はい。当院は1989年に私の父が「おぎそ小児科医院」として開業したのが始まりです。父の専門は小児のアレルギーや神経疾患で、小児科専門のクリニックでした。私は2019年より当院で診療にあたり、この6月にクリニックを継承しました。それを機に院名を「おぎそハートクリニック」に変更。私の専門分野である循環器内科など診療範囲を拡充し、ご家族皆さんで通えるクリニックに生まれ変わりました。父は今も火曜と土曜の診療を担当しています。この辺りには高齢の方や若いファミリー層など、さまざまな年代の方がお住まいです。私もすぐそこで育ちましたので、子どもたちを見ると自分の後輩のように思えてほほ笑ましいですね。父の代から引き続き通ってくださる患者さんが多く、そのため今はお子さんの割合が多いです。小児科として培ってきた地域との信頼関係を保ちつつ、そのご家族も一緒に通える「家族みんなのかかりつけ医」をめざしています。

リニューアルで内装も変わったのだとか。

子どもも大人も通いやすいように、イメージを一新しながらも小児科の良い部分は残しました。院内全体の色合いは、木目を基調に、私の好きな緑色など優しい色合いでまとめています。新しいロゴマークはゾウとハートがモチーフになっていますが、院内のあちこちにゾウが隠れていますよ。キッズスペースにもゾウの絵本をそろえました。キッズスペースに取りつけたモニターでは映像が楽しめますし、注射などの処置の後はカプセルトイのお土産もご用意しています。待合室の水槽はお子さんにも親御さんにも好評です。大人の方も落ち着いて過ごせるよう、ぬいぐるみは以前よりも少なくなりました。内装については妻のアドバイスも参考にし、居心地の良い空間にできたのではないかと思っています。全体がバリアフリー設計で、土足のままで診療を受けられるようになりましたし、ベビーカーのまま入れるように、入り口にはスロープを設置しています。

医療機器やスタッフ体制も変わられたのでしょうか?

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エックス線と心電図を新しくし、エコーを導入しました。エコーは循環器内科の診療に欠かせない検査機器で、心臓や頸動脈の状態を測ります。以前のスタッフはそのまま勤務しており、そこに新たな仲間も加わりました。当院はもともと小児科だったこともあってか、スタッフはみんな子ども好きです。子育て経験のある方も多く、患者さんから子育ての相談を受けている場面もよく目にします。院名の「ハート」には、私の専門分野である心臓のハート、そしてハートフルな医療を提供したいとの思いを込めました。これからもスタッフ一同、心のこもった対応で患者さんをお待ちしています。

循環器内科を中心に、幅広い年代の診療に携わる

大学時代は北海道で過ごされたそうですね。

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大学は北海道大学を卒業しました。北海道大学を初めて見たのは、中学生の頃の家族旅行。札幌の広大なキャンパスに憧れ、北海道大学への進学を夢見て勉強に励んできました。地下鉄2駅分ほどの広さがあり、講義のたびに自転車で移動するほどです。あまりに広いので、大学の敷地内にはバスが走っているんですよ。関東ではなかなか見ないほどの大雪も良い経験になりました。あっという間の楽しい6年間が過ぎ、その後は地元に戻って医師としての経験を積んできました。

その後のご経歴をお聞かせください。

大学卒業後、川口市立医療センターで初期研修を受け、東京女子医科大学病院の循環器内科に入局しました。もともと救命救急に興味があり、初期研修先に救急に強みを持つ川口市立医療センターを選んだ理由もその辺りです。その中で、カテーテルなどの手技で命に関わる病気と向き合う点にやりがいを感じ、循環器内科で研鑽を積みました。東京都立多摩総合医療センター、東京都立小児総合医療センター、東京女子医科大学病院で小児の心疾患や成人先天性心疾患の治療に携わり、専門的な知識をさらに深めてきました。同時期に訪問診療を行う都内クリニックでも勤務を始め、そちらでは今も週に一度診療にあたっています。

幅広い年代の診療に携わっているのですね。

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そのとおりです。今は当院で小児の診療を行いながら、訪問診療では高齢の方や心不全の終末期の方を対象に、看取りを含めたケアを行っています。「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、まさに身をもって実感しています。訪問診療は患者さんやご家族との距離が近いんです。救命救急とは方向性が異なりますね。大学病院時代、人と触れ合う温かみや地域医療の魅力に気づけたのは、訪問診療に携わったからこそです。それが父のクリニックを見直すきっかけになり、その後の私の人生に影響を与えました。

これまでの知識と経験を生かし、地域医療に貢献

生活習慣病も診てくださると伺いました。

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高血圧や糖尿病の患者さんでは、そうでない方と比べ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが数倍上がるといわれています。実際、大学病院の循環器内科で心臓の手術を受ける患者さんは、もともと高血圧・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病を患っていた方がほとんどです。働き世代の皆さんには「まだまだ先のこと」という意識があるかもしれませんね。しかし生活習慣病の影響が積もり積もって、数十年後に大きな病気につながるのです。近年では予防医学の大切さが注目されています。生活習慣病は自覚症状がないのが怖いところ。健康診断でチェックがついたら、放置せずにいらしてください。生活習慣病といわれている段階でコントロールしていけば、大きな病気を防ぐことにもつながるんですよ。

お忙しい中、休日はどのようにお過ごしですか?

小学2年生の息子がミニバスケットボールのチームに入っており、休みの日はその手伝いや試合の応援をしています。妻と下の娘も連れて、家族総出です。私もずっとバスケットボールをやっていましたし、妻もスポーツ観戦が好きなので、息子が小さい頃から家族でプロリーグの試合を見に行っていました。そこから興味を持ったのかもしれませんね。今後の成長と活躍が楽しみです。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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当院がめざすのは、家族みんなのかかりつけ医。イムス富士見総合病院や東京女子医科大学病院など、基幹病院との連携にも力を入れています。これまで小児科に通っていらした患者さんも、その親御さんもごきょうだいも、ぜひいらしてください。白衣ではなくラフな服装で診療を行いますので、「お医者さん嫌い」な小さいお子さんもご安心くださいね。私は患者さんとの距離が近いアットホームな医療を求めて、開業医の道を選びました。小児の心疾患から高齢の方の在宅医療まで、幅広い年代の患者さんと向き合っています。これまで大学病院で培ってきた知識と経験を生かしながら、地域の皆さんのかかりつけ医になれるよう努めています。小さなことでもお気軽にご相談ください。

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