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笠井 龍一郎 院長の独自取材記事

笠井眼科

(草加市/獨協大学前〈草加松原〉駅)

最終更新日:2024/07/08

笠井龍一郎院長 笠井眼科 main

東武伊勢崎線・獨協大学前〈草加松原〉駅東口より徒歩5分、赤いれんが調のタイルが目を引くビルの2階に「笠井眼科」はある。院長の笠井龍一郎先生は、父である先代の院長から2023年7月に医院を継承したばかりだが、大学病院や市立病院などで経験を重ねながら、このクリニックにも約20年勤務してきたベテランだ。白を基調とした清潔感のあるクリニックには印象派の絵画が飾られ、待合室の優しい青色のソファーは座り心地が良く、患者の不安な気持ちを落ち着かせてくれそうだ。患者へのちょっとした声かけや配慮からホスピタリティーがにじみ出る笠井院長に、クリニックの理念や診療で大切にしていることなどを聞いた。

(取材日2024年6月5日)

父の背中を追って眼科の道へ

笠井院長のこれまでのご経歴を教えてください。

笠井龍一郎院長 笠井眼科1

父がこちらで院長をしていましたので、当たり前のように医師を志し、眼科を選択しました。学生時代はパソコンの趣味が高じて、当時まだ取り組んでいる人が少なかった3DでのCG映像を作ったり、パソコン雑誌で記事を書いたりと別の仕事も経験しました。もちろん、卒業後の研修医時代は外科や救命救急なども経験しました。2代目の医師として眼科だけの道を歩んできたのではなく、さまざまな世界を見てきました。国立療養所などでも経験を積み、2004年くらいからこちらでも勤務するようになり、2023年の7月に院長に就任しました。

どんな患者さん、どんな疾患が多いのですか?

一般眼科や定期検診が多いですね。眼鏡やコンタクトレンズの処方や弱視の治療、麦粒腫(ものもらい)やアレルギー性結膜炎などの他、緑内障のレーザー治療もしています。また、オルソケラトロジーなども患者さんの希望があれば行っています。近くに団地が立っていることもあり、小さいお子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方が来られますね。特にご高齢の方だと高血圧症や糖尿病などを合併している患者さんも増えていますので、より全身状態への配慮も必要になってきます。

地域のかかりつけ医として、どのようなことに気をつけていらっしゃいますか?

笠井龍一郎院長 笠井眼科2

待ち時間への配慮ですね。さまざまな不調や不安を抱いて来院されているのに、いつ診てもらえるのかもわからないまま長時間待つことはストレスに感じる人もいると思います。私自身も病院などで待たされることが好きではありませんので、当院はスタッフが検査などに迅速に対応していますし、受付では後どのくらい待つ必要があるのかがわかるように表示しています。さらには、スタッフが積極的に声をかけることで、「いつ診てもらえるのだろう」という不安や「まだ呼ばれない」といったイライラを少しでも緩和できるように心がけています。

どんなに忙しくても、丁寧に患者と関わりたい

先生が診療において意識されていることはありますか?

笠井龍一郎院長 笠井眼科3

患者さんへの細かい声かけですね。ちょっとした診察や処置の時も「今から触りますね」「光を当てますのでまぶしいかもしれません」などと声かけをするようにしています。疾患とは関係のない雑談も大切にしています。会話をすることでリラックスしていただけるうえ、そういった雑談の中から「最近ストレスがたまっているのかな」と感じ取って診療の参考にすることもあります。患者さんと趣味の話で盛り上がることも多く、医師っぽくないとよく言われますね。診察後は画像などを用いて病状をわかりやすく説明し、治療の方針や、今後考えられる経過について詳しくお伝えし、安心して帰っていただけるように心がけています。目の前の患者さんへの対応をできる限り、一人ひとり丁寧に関わっていきたいですね。

眼科医としてのご経験で、印象に残っているエピソードがありましたら教えてください。

勤務医時代に出合った患者さんたちですね。視力障害を抱えていらっしゃる方で、検査をしても異常がなく、どうしたのだろう?と考えていたところ、お話を聞いていると、メールの送信先のミスで親しい友人から嫌われていたことに気づいてしまった事件があったことを知りました。「見たくなかった」という思いからの心因性視力障害だったのでしょう。他に、白内障の手術後、久しぶりにいらして術後の経過を診察し「次の予約はいつにしましょうか」とお話ししていたら「次の外来診療は来られない」と言う患者さんがいました。手術後にがんが見つかり、余命数ヵ月と宣告されたのです。何も言えなかった私に、患者さんは「手術をして良かったです」と声をかけてくださいました。患者さんが治療に満足していただけることは医師としてのやりがいです。

お忙しい中で、先生ご自身の趣味などはありますか?

笠井龍一郎院長 笠井眼科4

趣味がありすぎて、ありとあらゆることをしています。凝り性なのかもしれませんね。映画や小説、漫画、ゲームなども好きですね。また、1級船舶免許を取得していて、ヨットで海に出るのなど、休みの日はアウトドアを楽しんでいます。「どうしてボートではなくヨットなの?」と聞かれることも多いのですが、一番の理由は音がしないからだと思っています。沖に出て、見えるのは海と空だけ、聞こえるのは波の音と風の音だけという場所に身を置くと、すごくリラックスできるんですよ。たき火も好きで、中川の河川敷でたき火をすることも多いですね。自然を眺めてリフレッシュすると、週明けからの集中力がチャージされるような気がします。

小さなことでも、不安があれば相談を

クリニックの今後の展望をお聞かせください。

笠井龍一郎院長 笠井眼科5

父の代から長いこと、地域のかかりつけ医としてやってきました。これからも気軽に相談できるようなクリニックでありたいと思っています。知り合いに相談しに行く、というような感覚で、なんでも相談しに来ていただけたらと思います。目はとても小さく、直接確認できる部分も少ない器官ですので、見落とし、見逃しがないように丁寧に診察しています。当院では、例えば眼底検査一つとっても、撮影範囲の広い超広角眼底カメラや、断層構造が確認できるOCT(光干渉断層計)などの機器も充実させています。そうやって見落としのリスクを減らすことで、患者さんの安心感にもつなげていけたらと思っています。

患者さんに伝えたいことはありますか?

気になること、いつもと違うことがあったら、迷わずに来てほしいです。歳のせいかなと様子を見ていて手遅れになってほしくないので、このくらいで病院なんて大げさかなと我慢せずに相談しに来てください。見えにくいなど、違和感を覚えたとき、病気が潜んでいる可能性もあります。年齢のせいというケースももちろんありますが、病気が潜んでいる可能性もあります。特に片目だけ急に見えにくくなってきた場合は早めにいらしてください。症状がなくても、健康診断で要精密検査だった人や、ご家族に緑内障など目の疾患の方がいる人は一度検査をすることをお勧めします。緑内障は一度悪くなると戻りませんので、早期発見が何より大切なのです。緑内障の精密検査って何をするのだろう?と不安に思われるかもしれませんが、痛みを伴うような検査はありません。何もなければ自分だけでなく家族にとっても安心ですので、周りの人のためにも検査をおすすめしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

笠井龍一郎院長 笠井眼科6

まず不安なことがあれば、我慢せず相談にいらしてくださいということと、もう一つは、さまざまな性格の人がいるように、眼科の医師もさまざまなので、実際に会って話してみて、合う先生を探しましょうということです。眼科では、経時的に変化を見ていくことが特に大事で、必然的に長いお付き合いになります。不安になったり、合わないなと感じたりした場合は他の先生にかかるのも1つの手段です。自分の眼なので、納得した上で治療を受けられるようなかかりつけ医を見つけてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/5万円~

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