小児医療を中心に、救急、がん医療に強み。地域ニーズに応じた多くの柱を有する基幹病院

2017年12月に、北松戸駅から車で10分弱の松戸市千駄堀に新築移転した「松戸市立総合医療センター」。旧病院時代の強みはそのままに、機能面、環境面が大幅に改善され、より居心地の良い病院として生まれ変わった。幅広い診療科の中でも、特に小児系が充実。地域周産期母子医療センターや小児科、小児外科、小児脳神経外科、小児心臓血管外科、小児集中治療室などを設置し、多くのドクターをそろえる。千葉県北西部東葛地域の三次救急医療を担い、医療機器を備えたドクターカーも用意。地域がん診療連携拠点病院として集学的な治療にも取り組んでおり、地域の公立病院としての存在感は大きい。 （取材日2021年6月29日）