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広瀬 育隆 院長の独自取材記事

ひろせ眼科クリニック

(板橋区/志村坂上駅)

最終更新日:2019/08/28

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志村坂上駅、ときわ台駅などいくつかの路線駅からアプローチしやすい、住宅街の真ん中に「ひろせ眼科クリニック」はある。バス通りに面した白く明るい雰囲気の建物で、院長の広瀬育隆先生は、「めざすのはあくまでも地域密着型のクリニックです」と話す。超高齢社会の到来を前に増加が予想される白内障手術に対応するため手術室を設置。近年の白内障手術は「短時間」をよく耳にするが、ひろせ眼科クリニックでは徹底して「丁寧」「安全」を追求する。「外界の情報を得るために、私たちは五感を働かせています。視覚からの情報量は全体の8割にも及ぶといわれ、視覚の重要性は年々増しています。」と説く広瀬院長に、眼科治療のポリシーを存分に語ってもらった。
(取材日2014年5月12日/再取材日2016年6月23日)

幅広い分野の疾患を高い技術で治療することをめざす

主訴や患者層について教えてください。

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子どもから高齢者の方々まで、幅広い年齢の患者さまが来院されます。視力障害・視野障害・飛蚊感・眼痛・充血・眼脂・涙目・眼打撲などの外傷の方々などさまざまな症状の患者さまが来院されます。高齢化に伴う白内障はどうしても増加する傾向にあり、この地域も例外ではありません。手術は、外眼部や白内障の日帰り手術が中心です。白内障手術の術式にはこだわりがあり、大学病院で行っていた低吸引圧、低吸引流量、低灌流圧の、いわゆるSlow surgeryで、安全に配慮して行っています。多少、手術時間がかかっても目に負担の少ない手術を行っていると自負しています。

レーザーを使った専門的な治療なども取り扱っていらっしゃるそうですが。

網膜疾患や緑内障や後発白内障などに適した各種レーザー治療ができる設備体制を整えております。地域の皆さんが目で困ったときに気軽にお越しいただき、来院して良かったと満足して帰っていただけるようなクリニックにしたいと思っています。患者さまの話をじっくりと聞いて分析し、的確に診断・治療することを心がけています。

眼科疾患でもわかりにくい症状があるのですか?

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端的に言えば、不定愁訴のようなものや心因性のものなどがあります。こうした方は、目に問題がある場合ももちろんありますが、逆に目そのものには問題がないこともあります。そこを丁寧に聞いて、しっかりと診断していく必要があります。また、眼科疾患には全身疾患と密接に関連している場合もあり、体全体の健康にも気を配ることが大切だと思います。こうした症例の診断は、大学病院で長年勤務した経験が役に立っています。大学病院には深刻で重症な患者さまが多く、さまざまな症例を経験してきました。そのおかげで、幅広い診療に役立つ知恵が身についたと思っています。

目の重要性を知っているからこそ、安全・完全な治療を

ドクターになろうと思った動機は何ですか。

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内科・救命・耳鼻科・眼科・産婦人科・小児科・麻酔科・歯科と親族に医者が多く、祖父は内科、父は外科医師でした。その影響が強く子どもの頃から医師になりたいと、ずっと思っていました。医師の道に進んで、最初の頃は整形外科に興味があったのですが、眼科の特殊な分野に惹かれるようになりました。そもそも、人間にとって目からの視覚情報は日常生活において極めて重要であります。また、眼科は、内科的分野から、外科的分野まですべてを一貫して診療できるという点にも魅力を感じました。

そして2013年に開業ですね。

この道に入るときからいずれは開業したいと思っていました。この地で開業したのは、一つは縁のある地だったからでしょうか。今も週に1度勤務する埼玉医科大学総合医療センターにも近く、家内の実家も近くと、所縁を感じる場所です。他には、患者さまが通いやすいようにバス通りのそばにする、駐車場のあるところにする、などこだわりがあり、それら条件がそろったのがここだったのです。開業はしましたが、恩師の櫻井教授のご厚意で、埼玉医科大学総合医療センターで週に1度外来診療させていただいています。大学病院でさまざまな先生方とコミュニケーションをとることで、新しい眼科情報を取り入れ、日々の診療に役立てたいと思っています。

設備がたいへん充実していますね。

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先ほども申しましたレーザー機器もさることながら、電子カルテが非常に役立っています。当クリニックでは、種々の検査機器とカルテがリンクしているのが特徴です。例えば検査で撮影した画像はリアルタイムでカルテに反映されていくようになっています。このおかげで治療全般がシームレスになり、省力化することができました。患者さんにとってはお待たせする時間が少なくなり、より治療がスムーズにストレスなく行えるようになっています。電子カルテと接続しているのは視力検査装置、眼底カメラ、視野の異常を検出する静的視野計、OCTなどの検査機器です。中でも、目の表面や眼底を映すスリットランプマイクロスコープは、撮影画像をモニターに映すこともできるようになっています。

さまざまな“縁”で成り立つ地元密着型クリニックへ

クリニックのつくりが特徴的で、インテリアもとてもすてきですね。

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身内の眼科医師の紹介で、大学病院から個人医院まで幅広く扱う眼科専門設計士の方に、設計していただきました。バリアフリーはもちろん、眼科疾患のある方でも問題なく歩けるようにした床、ストレッチャーでも入ってこられるように工夫された入り口などもその方の設計によるものです。私としては、居心地がよく、患者さまの癒やしの場所でという思いがありました。せめて待っている間は目がリラックスできればと、天井の高さ、床や壁の色などは決めております。また、地元密着型でやるためには駐車場が必要で、私たちの考えに大家さんが賛同してくださり、裏手の駐車場を使わせていただいています。さまざまな方からのご縁をいただいて、このクリニックはできているのです。

ご趣味は何でしょうか。

ジョギングとウェイトトレーニングです。ウェイトトレーニングはベンチプレスを軽くやる程度。ジョギングは毎朝早朝に5、6km走っています。開業前に、通勤で使っていた時間をジョギングにあてられているのは気持ちいいですね(笑)。開業後は毎年、板橋シティマラソンに参加しています。やはり何か具体的な目標があったほうが張り合いも出ますよね。マラソンにはご高齢の方々もたくさん参加されています。ご高齢の方々と一緒に走りながら年齢を感じさせない勇姿に感動してしまいました。今後も、無理せず継続していきたいと思っています。

今後の展望をお願いします。

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患者さまが健康で、幸せな人生を送ることができるように、信頼されるまじめな医療を提供していきたいと思います。診療行為というのは、医師側だけの問題ではありません。「丁寧に診療しているつもり」でも、患者さんにとっては邪険に扱われていると感じることがあるかもしれません。そういったことのないよう、患者さんの立場になって丁寧な診療や、わかりやすい説明を心がけたいと思います。

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