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兒玉昌樹 院長の独自取材記事

まさき歯科クリニック

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2019/08/28

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東京メトロ東西線西葛西駅徒歩1分、2013年に4月に開業したばかりの「まさき歯科クリニック」。我々が訪問したときはちょうど午前の診療を終えた後。受付にスタッフ全員が集まり、「前回入れた前歯のセラミックを喜んでくださっていました」「そう言えばこの方は先日お土産にドーナツ持ってきてくれましたよね」と、患者一人ひとりの連絡事項を確認していた。その輪の中心にいるのがクリニックの院長を務める兒玉昌樹(こだま・まさき)先生だ。「細かな“気づき”が、次の診療に生きてくるんです」と語り、細やかな気配りを身上とする先生だが、大学時代はラグビー部に所属し、キャプテンとして活躍していたスポーツマン。「学生時代はラグビーに夢中で、気づいたらキャプテンを任されていました」とバツが悪そうに笑い、日焼けした顔から白い健康的な歯を覗かせた。そんな兒玉先生に、開院して1年経った今思うことや、地元・広島を離れて上京した理由、医師としての自覚が芽生えたきっかけなど幅広く伺った。
(取材日2014年5月8日)

ラグビー部の元キャプテン チーム医療の今に生かす

先ほど受付でスタッフの皆さんを集めていたのは申し送りでしょうか?

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そうですね。朝の診療が始まる前と、午前の終わり、そして午後の診療が終わった夜8時と1日3回行っています。患者さん一人ひとり、診療以外の話でも共有することで次の診療がスムーズに行えるし、何よりスタッフと患者さんの距離が近くなると思っています。実際にその垣根は低いように感じますね。例えば患者さんから旅行先のお土産をいただいたり、駅前のドーナツ屋さんからスタッフの人数分を差し入れしてくださる方もいらっしゃいます。ありがたいですよね。開院から1年が過ぎ、おかげさまで多くの患者さんがいらしてくれています。お友達が先に来院されて他の方に薦めてくれるケースが多いみたいですが、最近ではご家族でかかりつけにしていただいていることも増えてきました。この西葛西の地で開業したのは、今はもうありませんが、近くにあった歯科医院で分院長を3年ほど務めており、その当時私を頼ってくれていた患者さんの健康のお手伝いをするためでもありました。新しくいらっしゃる患者さんも昔からの患者さんも、自らが行った治療に最後まで責任を持つということを続けていければと思います。

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

親や親戚が歯科医師だったわけでも、誰かに勧められたわけでもありません。ただ、幼い頃から将来は人の役に立つ仕事に就きたいと考えてはいました。その中で歯科医師を志したのは、人との接点が多いため、たくさんの方の健康に関わっていけると感じたからなんです。また、幼い頃から割と手先が器用でプラモデル作りも熱中しており、こうした要素が重なって歯科医師の道につながっていったのかなと今は思います。地元の広島大学時代はもともとスポーツも好きだったのでラグビー部に入りました。練習は厳しかったのですが、チームで一つになって点をとっていくことや、ゲームを組み立てていく楽しさを知り、のめりこんでしまいました。そして、好きが高じてキャプテンを任されたことが今のチーム医療にも生かされています。クリニックの方針としては自主性を重んじ、自分たちで考えるので本音でぶつかり合えるいい環境なんです。

大学卒業後はすぐに上京。地元で歯科医師として勤務することは考えなかったのでしょうか?

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一度は故郷・広島のためにとも思ったのですが、地元は知り合いが多く、何かあったら助けが得られる環境なのです。それでは甘えが出てしまうと考えた私は、ゼロから人間関係を構築できる世界に行って勉強しようと思ったのです。ですから大学卒業後の約10年、東京近郊の歯科医院で勤務してきました。はじめはインプラントの技術が確かなクリニックで分院長まで務め上げた後、審美に関しては日本でトップレベルだという評判を聞き、二子玉川のクリニックに勤めました。そこにはつてがなかったのですが「働かせてください」と自分から電話して迎え入れてもらいました。もちろんそのクリニックの審美治療は歯の見た目だけではなく機能性も重視していたので日々「学び」でしたね。院長先生は厳しい方でしたが、職場を離れると気さくで穏やか。技術はもちろんのこと、人としても本当に尊敬できる方で、成長させていただきました。去年のオープン時、その院長から一番大きい花が最初に届けられたときは嬉しかったのと同時に、身が引き締まる思いでした。

各治療のメリット、そしてデメリットも伝え、患者が選ぶ

上京時や東京で働き口を探すときなど、先生は常に高みをめざしているように思います。

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ありがとうございます。ただ、高みをめざすというより常にプロとして相応な技術を提供できているのか、ということを日々自分に問いかけています。大学を出て歯科医師免許をもらうと自然に「先生」と呼ばれるようになりますが、私も「先生」と呼ばれたときは「ああ僕、先生なんだ」と誇らしく思いました。でもその時気づいたのです。先生と言われる以上、これからは患者さんに対して大きな責任がある立場になるのだと。それが今思えば、真の医療人としての自覚が芽生えた最初の瞬間でしたね。

そんな中で先生が大事にしている診療のモットーは何でしょうか。

患者さんご自身に説明をして、納得していただくことです。そのために、まずは理想的な治療プランからお話しします。その上でご説明しているのが治療に際してのメリット・デメリットです。デメリットとは、時間やお金もかかるといったようなことですね。それらを隠すことはしたくありませんから。制約を加味しながらどうするか選んでいただき、もしベストではなかったとしてもそれに準ずるベターな治療を心がけています。とは言っても、治療を進めていくとそれがご本人にとっても私にとっても“ベストな治療”になってくるんですけどね。診察時間は1人あたり約1時間。コスト的には厳しいですが(笑)、クオリティーが低いと思われたくないので丁寧な治療を心がけています。もちろん患者さんの中には「早く診てほしい」とか「ここだけでいいから」という方もいらっしゃいます。患者さんのニーズにはできる限り応えますが、どんなときでも、まずはどうしてこういう問題が出たのかそこに至るまでの経緯、そして現状、さらには将来的に同じ問題が出る可能性があるということは最低限ご説明しています。つまりその方のお口の過去、現在、未来をお伝えしているということになりますね。特に将来の部分は患者さんが納得されるまでお話することで、何かあった場合に患者さんが慌てないですみますし、症状が重くならずにすむケースが多いのです。

先生はさまざまな専門領域を網羅していますよね。

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そうですね。あらゆる年代の患者さんのお口のどんな症状にも対応したいという思いから一般歯科、小児歯科、矯正、歯科口腔外科、審美歯科、インプラント、ホワイトニング、歯周病、再生療法など1つのジャンルに固執せずに幅広い治療を提案しています。その中で小児歯科の場合は、お子さんはブラッシングなどの習慣を正しく身につけていただき、虫歯にならないための予防の大切さを説いています。高齢者の場合は機能回復がメインです。またインプラントで言うと、他院で施したインプラントの補正を求めて来院される患者さんも少なくありません。そういう意味では自分の治療で最後にしたいという思いがあります。ただ、どの専門分野も高度な知識や技術を身に付ければ付けるほど正直「怖い」と感じます。それは、「この患者さんにとってこの歯科治療で良いのか」「こういう形態を作って良かったのか」と常に自問しているからにほかなりません。しかし、そんな不安を解消するのも、自分の技術でしかないと思っています。ですから、休みの日には積極的に学会や勉強会に参加し常に最新の情報を吸収しています。また、女性の患者さんがとても多いので、審美歯科には力をいれています。最近では結婚式に合わせて白い歯にしたいという患者さんもいらっしゃいますよ。審美歯科というとみなさん身構えてしまう方が多いのですが、実は入れ歯でも口元の改善はできるんです。ですから一つひとつ丁寧に仕上げていますし、気になっていた歯を1本きれいにするだけでも患者さんのお顔の表情が明るくなるのを見ると僕もうれしくなりますね。他のクリニックからのご紹介で来院いただける方もいらっしゃるんですよ。

目には見えない、安全・安心へのこだわり

院内の雰囲気作りや設備でこだわったことはありますか?

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院内は予防歯科先進国であるフィンランドにちなんで、北欧をイメージしてみました。壁の色は、やさしく、そしてやわらかい緑と白に統一。3部屋ある診察室は、患者さんがリラックスして治療が受けられるよう半個室タイプになっています。パーティションで仕切られただけだと隣りの会話も聞こえてしまいますからね。診察室の1つ、外科的処置にも対応している部屋は、病院でも使用されている空気清浄機を使用し、衛生面を徹底していますし、広めに設計してありますので、ベビーカーを押したままでも入れます。またキッズスペースは、スタッフが常にお子さんをフォローできるように受付とつながっているんです。設備に関しては、見えないところまでこだわっているのが特徴でしょうか。先ほどの空気清浄機もですが、例えば患者さんがうがいをするときの水も、当院は水道水ではなく、機能水というものを採用しています。この水は大学病院などのオペ室でも使われている高濃度の酸性水です。薬品は一切使っていません。また、治療に使用する器具は全て滅菌処理を行い、使い捨ての製品を使用するようにしています。

プライベートについてもお聞きします。ご趣味など日々の楽しみはありますか?

今、自分に割く時間があまりないのが現状です。診療が終わるのが夜8時。それから明日の準備などをして帰宅して寝るのが深夜1時。翌朝は8時起きですしね。学生時代はラグビーだけではなくて空手や少林寺拳法などをやっていたこともありました。さらにさかのぼれば幼い頃はピアノやフルート、あと合唱団でも歌うなど万能少年だったんです(笑)。今は家に帰ってから見るスポーツニュースで、我が故郷のプロ野球チーム・広島東洋カープのその日の試合結果を見るのがささやかな楽しみですかね。目下、23年ぶりのリーグ優勝に向けて首位を独走中ですから目が離せません。少年時代、広島市民球場にカープを応援するために足を運んでいた頃が懐かしいです。

最後にドクターズ・ファイル読者にメッセージをお願いします。

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小さなことでも不安や疑問があったらお気軽にお越しください。説明していく中で回数が意外にかかるなど不都合なことも出てくるかもしれません。ただそんな中でも「あそこはしっかりやってもらえる医院だ」ということがわかってもらえれば幸いです。また、正確な情報をわかりやすい言葉で伝えて患者さんの口腔意識を高めていくのも私たちの仕事だと考えています。そう言えば今日ちょうど午前中に1年がかりで保険診療が終わった方もいらっしゃいました。初めは他の歯科医院で入れた仮歯が合わないということで来院された患者さんでしたが、他の歯もトータルで診てほしいということでお世話させていただきました。ご満足されて帰っていかれたのでうれしい限りです。偉そうなことは言えませんが、他院が「うちでは手に負えない」と断られた患者さんも医療人としてしっかりと治療したいと考えています。もちろん保険内のことでもできるだけのことはさせていただければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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