患者のニーズに合わせて対応
インプラントとバルプラスト
本間歯科医院国分寺診療所
(国分寺市/西国分寺駅)
最終更新日:2021/10/12
歯を失ってしまった場合の治療法としてあげられるのが、インプラント治療や入れ歯治療。「本間歯科医院」では、「できるだけ歯を抜かない治療を」を基本ポリシーとしながらも、やむをえず歯を失ってしまった患者さんにインプラント治療や入れ歯治療を行っており、患者さんのニーズに合わせた診療が好評だ。インプラント治療を担当する立花哲也先生、入れ歯治療を担当する本間和人理事長にお話を聞いた。
(取材日2014年10月17日)
目次
治療スタートからアフターケアまで専門医が万全の体制で臨む
- Qインプラントの治療にはどのような特徴がありますか?
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A
インプラント治療は、当院では、手術が2回必要になりますが成功率の高い2回法を採用しています。手術も大切ですし、自由診療になるため1本18万円〜と費用の負担も伴いますので、患者さんとの信頼関係を大切にして治療の期間や費用、インプラントのメリットやデメリットなどについて、事前にじっくり時間をかけてお話し、患者さんに100%納得してもらった上で治療を進めています。また、インプラントは「入れて終わり」ではありません。歯と同様、歯周病になったり噛み合わせが悪くなったりすることもありますし、破折することもあります。術後のメンテナンスやアフターケアにも力を入れ、定期的な咬合のチェックやクリーニング、ブラッシング指導などを行っています。
- Q治療の安全面についてはどのようにお考えですか?
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A
当院では、インプラント治療の際、まずレントゲンや噛み合わせの検査を行い口腔内の状態や機能を診査します。骨の状態が良くなかったりたくさんの本数を治療する予定の患者さんには、場合に応じて専門的なCTも撮るなど万全の準備体制で対応しています。また、糖尿病や高血圧など生活習慣病の患者さんの場合、感染症にかかりやすいため、出血を伴いやすいインプラント治療は慎重になる必要があります。糖尿病の場合は、歯周病がひどい、口の中がかわいている、特有の匂いがするなど口の中を診ただけでわかる事もあります。このような患者さんには内科の病院でも診察し、必要な場合は採血してもらうなどして専門医と連携しながら、全身状態をしっかり把握した上で治療を行っています。
- Q入れ歯治療では、金属のバネがない入れ歯を取り入れているのですね。
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A
そうです。当院での入れ歯治療の際、患者さんにおすすめしているのがバルプラストの入れ歯です。これまでのバネ式の入れ歯は金属のバネがあり、歯茎との境目がどうしても目立ってしまいましたが、バルプラストの入れ歯は金属のバネがないため「入れ歯であることがわかりにくい」というのが大きな特徴のひとつとしてあげられます。また、スーパーポリアミドというナイロン系の素材でできているため、薄くて軽い仕上がりなのでお口の中が快適なのに加え、弾力性の高い素材を使用しているため破折しにくいというのも特徴です。金属のバネがないので金属アレルギーの心配もありません。自由診療になるため、費用は最大で12〜14万円くらいです。
- Q患者さんの反応はいかがですか?
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A
「入れ歯を使用していることがわからない」という見た目の点やめったに破折しない点、入れた時の違和感が少ない点などから、たくさんの患者さんから高い評価をいただいています。以前は金属バネ式の入れ歯を使っていた患者さんが、バルプラストの入れ歯に変えるというケースも多いですね。保険がきくため費用は高くても1万円前後という金属バネ式の入れ歯に比べると、バルプラストの入れ歯は金額が高めというデメリットはありますが、5年間の保障がつきますし、何よりも、快適な装着感で歯への負担が少ないのが魅力だと思います。西国分寺の分院の隣に技工所があるので、新しく作る場合でも、型を取ってから普通数週間はかかりますが、当院では1週間ほどでお渡しできるようになっています。修理などは早ければ当日お渡しすることもできます。