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透析治療、腎臓病治療の患者を支える
多職種によるチーム医療

小平北口クリニック

(小平市/小平駅)

最終更新日:2019/10/03

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透析治療を中心に内科・腎臓内科の診療を行う「小平北口クリニック」。経験豊かな多職種の人材をそろえて医療だけでなく生活全般の支援体制を整え、多摩地区において地域に貢献する施設だ。時代に即した質の高い医療サービスを提供するため、多職種のスタッフが経験を大切にしつつ、さらに研鑽を積み重ねる向上意識が必要というのが小沢尚院長の方針。そのためスタッフ全員が問題解決や医療の質的改善を目標に、頻回のカンファレンスやミーティングにも取り組んでいるという。そこで栄養士、検査技師、理学療法士、ソーシャルワーカーのスタッフにそれぞれの取り組みや患者との向き合い方を聞いた。「院長がとても積極的なので私たちも頑張っています」と和やかで前向きな雰囲気が印象的な取材だった。 (取材日2019日9月3日)

多職種のスタッフが患者を支える透析治療

Qまず、こちらのクリニックの取り組みについてご紹介ください。
A
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▲患者一人ひとりに合ったきめ細かなサポートが受けられる

【小沢院長】腎臓病など多くの慢性疾患の患者さんは病気だけでなく、精神面や仕事、介護など付随した問題に直面されています。そこで当院では、医師、看護師に加え、栄養士、検査技師、理学療法士、ソーシャルワーカーなども在籍し、治療を含めて患者さんを総合的に支援する体制を整えてきました。高齢化が進み独居の方も増えているので、ソーシャルワーカーや栄養士が連携して食事サービスや社会福祉制度を案内するなど、一人ひとりに適したきめ細かなサポートを行っています。また運動機能が低下し移動機能が損なわれると生活全般に影響し、生活の質の低下につながるので、腎臓病患者さんへのリハビリテーションに力を入れているのも特徴です。

Q栄養士としての取り組みや心がけていることを教えてください。
A
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▲糖尿病食や腎臓病食について学べる教室も設けている

【渡部さん】外来と透析治療の患者さんの栄養指導を行っています。患者さんと接する時はコミュニケーションを大切に、食生活の問題やお悩みをじっくり聞き出すようにしています。食事は生活の中心ですから、お話の中で生活環境上の問題がわかることも多く、他のスタッフに相談することもあります。スタッフ同士の連携がとれているので、すぐに対応できるのが強みですね。院長も、業務の効率化や腎臓病教室を提案するとすぐに前向きに取り上げてくださるのでやりがいを感じています。専門的な診療や検査、栄養指導を、アットホームな雰囲気の中で効率的に行っているのが当院の特徴で、高齢の方も不安なく通院していただけると思います。

Q検査技師としての取り組みや心がけていることは?
A
3

▲スタッフ間で連携し質の高い医療サービスに努めている

【竹内さん】4人の検査技師が血液や生理機能、心電図、心臓・頸動脈・腹部の超音波検査などを担当しています。透析治療特有の超音波による血管アクセス検査も行います。「検査は診断の土台」という院長の言葉を肝に銘じつつ、快適な検査や迅速な結果報告を心がけ、検査を透析治療の日に行い通院回数を減らすなど患者さんの負担軽減にも努めています。院長を含め距離感が近くよく話し合えるのが当院の特徴で、また私たちは医師や看護師と異なり、いわば斜めに向き合う立場です。少し違う角度から接するからこそわかることもあり、患者さんがぽろっと本音を言われることがあるのも、多職種が在籍するメリットかなと考えています。

Q理学療法士としての取り組みや心がけていることは?
A
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▲治療だけでなく生活全般の支援体制が整っている

【高瀬さん】透析患者さんは活動や時間、食事が制限され、フレイルといわれる虚弱な状態に陥りやすく、日常生活を送るのが困難になるリスクが高くなります。そこで活動量や身体機能の評価を行い、その人に合った運動を提案し生活の質の維持・向上をめざすのが私の役割です。患者さんとよくコミュニケーションをとり、生活の悩みなどを聞き出し全体像を把握することと、体調や合併症などについて医師やスタッフとの情報共有を重視しています。運動を嫌う方や苦手意識を持つ方が多いので、運動の重要性を知ってもらう機会も設けています。腎臓リハビリテーションはまだあまり知られていないので、もっと啓発活動に取り組んでいきたいですね。

Qソーシャルワーカーとしての取り組みや心がけていることは?
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▲多職種のスタッフがチームとして患者を迎え入れる

【村上さん】家庭環境や通院手段、医療費など患者さんのご相談に乗り、解決をめざすのが私の役割です。当院には多職種が在籍し、全員が患者さんの話をよく聞くことを重視しているので、情報がすぐに集まり総合的に判断できるのが心強いですね。患者さんが困りごとを口に出せない場合も誰かが気づいて声をかけたり、私に伝えてくれたりするので問題点の発見は早いです。ただ透析治療は通院回数が多く患者さんとも親しくなりますが、必要以上に距離が近くなりすぎないことにも気をつけています。当院は車いすで乗れる送迎車も備え、介助も行い、高齢の方やお体が不自由な方も安心して通っていただけると思いますので、お困りの方はご相談ください。

ドクターからのメッセージ

小沢 尚院長

腎臓病などの慢性疾患では食事や仕事、介護や社会福祉制度の活用など生活を支えることが必要で多職種のスタッフの果たす役割も重要です。患者さんのニーズに対応できるようそれぞれ研鑽を積んでほしいですし、多職種をまとめていく私自身も成長しなければと考えています。また当院だけではなく、地域や施設の医療関係者との連携も重要です。大きな病院より気軽に専門的な治療やサポートを提供できる当院の特徴を生かし、潜在的な患者さんやお困りのご家族など、まだ対応されていないニーズを掘り起こしたいと考えています。また外来診療は原則予約制ですが、診療体制に余裕がある場合は柔軟に対応しますので、気軽に利用していただきたいですね。

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