武田歯科医院

武田歯科医院

武田栄三院長

神経麻痺のリスクが小さい
2回法による親知らずの抜歯

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大人になると口の中の一番奥に生えてくるのが「親知らず」。その親知らずが虫歯になってしまったり、周囲の歯茎が腫れてしまったりした経験を持つ人も少なからずいるだろう。そのようなときの治療法の一つとして親知らずの抜歯があるが、状況によっては顎にある神経が傷つき、神経麻痺が起こることがある。しかし、日本口腔外科学会口腔外科専門医で東京歯科大学非常勤講師でもある「武田歯科医院」の武田栄三院長が取り組む「2回法」による親知らずの抜歯なら、神経麻痺のリスクを格段に小さくできるという。パノラマレントゲンやCTなどの充実した設備を活用した2回法による親知らずの抜歯について、武田院長に教えてもらった。(取材日2018年3月6日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

親知らずは、必ず抜かないといけませんか?

必ず抜く必要があるわけではありません。しかし、親知らずの手前にある歯との接触部分が虫歯になっていたり、親知らずの周囲の炎症によって顎の骨の吸収が起きていたりなど、抜いたほうが良いケースは少なくありません。痛みや腫れがある場合は、多くのケースで抜歯が適した治療法になります。また症状が何もなくても、レントゲン検査などで経験的に虫歯ができやすいとか、感染を起こしやすい親知らずが確認できたときなども、抜歯をお勧めしています。しかし上顎の親知らずは、比較的前の歯に負担をかけないことが多く、ほかの歯が抜けてしまったときの移植に使うこともできますので、問題がなければ抜歯をせずに残しておくことも考えられます。

親知らずを抜歯する際のリスクについて教えてください。

親知らず抜歯時のリスクに神経麻痺があります。特に下顎の親知らずの根っこは顎の中を通る神経と動静脈が入った下顎管と近いことが多く、抜歯の際に神経が傷つき下歯槽麻痺を起こしてしまうことがあります。下歯槽神経麻痺を起こすと麻酔がかかっている時のように歯が浮いた感じや下唇の痺れを感じます。歯の根っこが近接していると神経は変形してきますが、日本口腔外科学会の最近の文献によれば、変形が強くなるに従い神経麻痺が起こりやすくなり、神経がひも状に細くなっている場合は抜歯後に約45%が神経麻痺を起こしていたことがわかっています。その神経麻痺を避けるために有効なのが、親知らずの抜歯を2回に分けて行う方法です。

2回法による親知らずの抜歯とは、どのようなものですか?

パノラマレントゲンやCTによる検査の結果、親知らずの根っこと神経が近接しており、通常の歯全体を1回で抜歯する方法では神経麻痺を起こす確率が高いと判断されると、2回法が適応になります。2回法では、親知らずの歯の頭の部分を分割して取り出したら一度縫合し、3ヵ月前後の時間を空けます。するとその3ヵ月の間に、歯茎の中に残っている根っこが少しずつ前方に移動して神経から離れますので、取り出しやすくできます。つまり、神経の損傷による麻痺のリスクを最小限にした親知らずの抜歯が可能になるのです。実際に、日本口腔外科学会などでも神経麻痺のリスクが低くなることが報告されています。

検診・治療START!ステップで紹介します

レントゲンやCTなどの検査を受ける

最初にパノラマレントゲンで口の広範囲の撮影をし、親知らずの状態を確認。その結果、親知らずの根っこが神経に近接しているとわかれば、患者の了承を得てCT撮影。CT検査では神経の変形具合などを見て神経麻痺のリスクを確認し、それをもとに歯科医師が、最適な親知らずの抜歯方法を検討する。その後、患者はCTの結果を見て、神経麻痺の頻度の説明を受けた上で通常の保険内の方法と2回法のどちらが良いかを選択する。

カウンセリングで注意点の説明を受ける

神経麻痺のリスクなどから2回法を選択。事前に手術中や抜歯後の注意点などの説明を受ける。親知らずの抜歯は普通の歯の抜歯とは違い、抜歯後の腫れや手術当日の出血、痛みに加え、ドライソケットと呼ばれる強い痛みや、炎症を起こす抜歯後感染などが起こる可能性があるので、注意事項をしっかりと聞いて理解することが大切。不安なことなどがあれば、この時点でしっかりと確認しておこう。

1回目の手術

麻酔後に歯茎を切開し、親知らずの頭の部分だけを分割して除去。残った歯の根っこはそのままにして縫合する。施術時間は15分程度で、診察室に入ってから出るまでは40分前後。手術中は麻酔をしているので痛みは抑えられているが、軽い衝撃や圧迫感を感じることがある。痛み止めが処方されるので、必要に応じて服用。1週間後に抜糸を行い、痛みや腫れなどの問題がなければ、3ヵ月後に再来院する。

2回目の手術

再び麻酔後に歯茎を切開し、親知らずの根っこを取り出す。親知らずの根っこは、親知らずの頭の部分があった前方のスペースに移動しているので、神経に影響を与えることなく取り出すことが可能になる。その後、穴の空いたところを洗浄し縫合。2回目の手術は、1回目に比較して腫れや痛みも少なく、施術時間も10分程度で終わることが多いという。1週間後に抜糸をして、腫れや痛みなどがなければ終了。

手術後のメンテナンス

親知らずを抜いたところには穴が空いており、その穴が完全に塞がるまでには多少の時間が必要。その間に食べ物が中に入ってしまって抜歯後感染になることもあるので、歯科医院では清潔を保つためにシリンジを使って洗浄する。また、腫れや痛みが強く自宅で歯磨きができないときには、うがいをするなど、できるだけ清潔を保つことが肝心だという。出血が止まらなかったり、強い痛みが続くようなら、早めに相談すること。

料金の目安

2回法による親知らず抜歯…1回目手術/2万5000円、2回目手術2万5000円

ドクターからのメッセージ

武田 栄三院長

親知らずを抜いたほうが良いのかの判断に悩んでいる人や、抜くにしてもできるだけ安全で安心な所でしたいという希望は誰でも持っていると思います。私は25年以上も親知らずの抜歯を行っており、できるだけ小さく切開をしたり、削る骨の量をできるだけ少なくする、できるだけ短時間で手術を行うなど、親知らずの抜歯による腫れや痛みをできるだけ少なくして、患者さんへの負担も少ない安心していただけるような治療に努めています。2回法を行っている歯科医院は多くありませんし、保険内の抜歯か2回法のどちらが適しているのかを判断した上で治療のご提案をしますので、親知らずのことで悩んでいる方は、ぜひ当院にご相談いただきたいですね。

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