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女性医師もいる専用フロアを開設
お尻の痛みや出血も気軽に相談を

おなかクリニック

(八王子市/八王子駅)

最終更新日:2026/06/10

おなかクリニック 女性医師もいる専用フロアを開設 お尻の痛みや出血も気軽に相談を おなかクリニック 女性医師もいる専用フロアを開設 お尻の痛みや出血も気軽に相談を
  • 保険診療

「痔かもしれないが、受診するのが恥ずかしい」と、気になる症状を人知れず抱えている人もいるだろう。肛門疾患の受診ハードルを下げるべく、「おなかクリニック」では5階を専用フロアとし、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医である羽田丈紀(はだ・たけのり)先生を中心に、お尻を専門に診る外来を開設している。2025年7月からは同じく大腸肛門病専門医の伊藤大介先生が常勤で加わり体制を拡充。ほぼすべての診療を保険診療で行う。二診体制を基本に、月曜から土曜まで毎日診療し、週に3〜4日、女性医師による診察日を設けているのも特徴だ。2025年1月から12月までの痔の日帰り手術実績は413件に上り、豊富な実績を誇る。一人ひとりに寄り添った最適な治療を追求する同院の「お尻の診療」について2人のドクターに詳しく聞いた。

(取材日2026年2月10日)

大腸肛門病専門医や女性医師が専門フロアで診療。お尻の悩みを安心して相談できる体制に

Q痔とはどのような状態のことを指すのですか?
A
おなかクリニック 痔は種類も症状もさまざま。どんな症状でもまずは医師に相談を

▲痔は種類も症状もさまざま。どんな症状でもまずは医師に相談を

【羽田先生】痔は大きく分けて、イボ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろう(穴痔)の3つがあります。代表的な症状は痛みや出血、肛門からの脱出ですが、かゆみや違和感として現れることもあります。当院では、たとえ大腸内視鏡検査などで痔が見つかっても、ご本人に自覚症状がなければ無理に治療を勧めることはありません。しかし、痛みや出血が気になるなど、日常生活に支障が出ている場合は、一度診察を受けていただくことをお勧めします。痔だと思っていた症状が、実は大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病など別の病気である可能性もあります。まずは専門の医師による適切な診断を受けることが、安心への第一歩となるでしょう。

Qどのくらいの痛みがあったら受診すべきでしょうか?
A
おなかクリニック 出血がある場合は他の病気も考えられる。早めの受診が大切だ

▲出血がある場合は他の病気も考えられる。早めの受診が大切だ

【羽田先生】排便時に毎回痛みを感じるようであれば、受診を検討してください。また、痛みとともに出血がある、あるいは痛みがなくても出血がある場合は重要な受診目安となります。特に出血は、痔ではなく大腸がんなど重篤な病気の兆候である可能性が否定できません。肛門からイボが出る「脱肛」も、自然に戻るのか、指で押し戻さないと戻らないのかによって病気のグレードが異なり、治療方針も変わります。症状が進行して手術など負担のかかる対応が必要になる前に、早めに受診することで、お薬や生活習慣の改善だけで症状改善が期待できるケースも少なくありません。「この程度で病院に行くなんて」などと思わず、お気軽にご相談ください。

Qこちらではどのような治療を行っていますか?
A
おなかクリニック 同院では事前準備の必要なく日帰り手術を受けることができる

▲同院では事前準備の必要なく日帰り手術を受けることができる

【羽田先生】重視しているのは、排便習慣や食生活などの生活習慣の改善です。軸となるのは、自然な便意に基づく排便習慣の確立。強い息みや長時間トイレにこもる習慣など、肛門に負担をかける要因は取り除いていく必要があります。薬物療法では、注入軟こうや座薬などの外用薬に加え、血流を改善したり、お通じを整えたりするための内服薬を併用。これらで改善が見られない場合や、脱出がひどい場合には手術を検討しますが、当院では患者さんの負担が少ない日帰り手術を行っています。保険診療を基本としており、手術費用の目安や注意点も院内にわかりやすく掲示。また、入院を希望される方には、提携する医療機関へのご紹介も可能です。

Qこちらのクリニックの診療体制を教えてください。
A
おなかクリニック 豊富な知識と経験を持つ専門の医師が在籍し、安心して相談できる

▲豊富な知識と経験を持つ専門の医師が在籍し、安心して相談できる

【伊藤先生】私は2025年7月に常勤として加わり、月曜から土曜まで、毎日二診体制で診療しています。体制の都合で難しかった緊急時の対応も可能となり、痛くて我慢できない、膿がたまっているといったケースもご相談いただけます。また、肛門診療を学びたいという意欲を持つ若手ドクターも大学病院から迎え、チーム全体で専門性を磨いています。
【羽田先生】臨床経験が豊富な伊藤先生が加わったことで体制がさらに強化されました。日帰り手術や内視鏡検査をスムーズに受けていただけるのはもちろん、一人ひとりのお話をより丁寧に伺えるようになりました。予約なしでも順番に受診いただけるので、つらい時はぜひご相談ください。

Q女性医師による診察も受けられるそうですね。
A
おなかクリニック 希望があれば女性医師による対応も選択可能だ

▲希望があれば女性医師による対応も選択可能だ

【羽田先生】当院には女性の肛門外科医が複数在籍しており、今後も増員の予定です。女性医師による外来を行う時間枠をホームページで都度公開しています。特に「レディースデー」などとしてはいませんが、女性医師の診察日は、女性の患者さんが多く集まる傾向があります。また、男性医師が診察する場合でも、必ず女性の看護師やスタッフが立ち会うよう徹底しています。5階の専用フロアは受付から直接エレベーターでアクセスでき、待合室も広く確保しています。専門スタッフのみが稼働するプライバシーに配慮した空間なので、恥ずかしさや心理的なハードルを最小限に抑えられるのではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

羽田 丈紀先生

自分で見られないお尻は、自己判断が難しい部分。また、お尻の出血は大腸がんなど重篤な病の兆候である可能性もあり、痔ろうは薬では治癒が難しい病気です。市販薬で対処する前に、一度専門の医師の診断を受けることをお勧めます。当院は日帰り手術で豊富な実績がありますが、すべての方に手術が必要なわけではありません。食事内容と排便習慣の見直しで症状の改善が見込める場合もあります。専用フロアを備え、大腸肛門病専門医を軸に女性医師を含む充実したチーム体制が当院の強み。課題だった待ち時間も軽減し、これまで以上に「駆け込みやすいクリニック」になりました。デリケートなお尻の悩みですが、一人で抱え込まずぜひ頼ってください。