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矢崎 俊二 院長の独自取材記事

ふちのべ内科クリニック

(相模原市中央区/淵野辺駅)

最終更新日:2023/10/11

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック main

淵野辺駅南口から徒歩4分のアクセス便利な場所にある「ふちのべ内科クリニック」。2023年1月にリニューアルし、新たに内科、脳神経内科、老年内科を標榜し診療を開始した。前院長から引き継ぎ、院長に就任した矢崎俊二先生は、長年の間、国内外の大学病院や総合病院で、内科疾患全般、脳神経筋疾患全般、および認知症の診療に携わってきたエキスパート。総合内科を基盤として、多岐にわたり幅広い患者のニーズに対応。特に三大成人病である高血圧症、糖尿病、脂質異常症の診療・治療に注力している。敷居を低くして、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけ、通院の楽しみと希望を持てる「日のあたる外来」が目標。患者が幸せになっていく姿にやりがいを感じると笑顔で話す矢崎院長から、診療に対するさまざまな想いを詳しく聞いた。

(取材日2023年9月20日)

高い質の診療を維持。総合内科として幅広く診療

2023年にリニューアルされたそうですね。院長に就任された経緯を教えてください。

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック1

私は内科を専門に大学院やアメリカ留学を通して、外来・入院、研究、学生の講義に携わってきました。糖尿病を主体にして一般内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、呼吸器内科、神経内科、膠原病・アレルギー内科、腎臓内科など内科疾患全般の診療を担当していました。また、筋電図室、放射線科、透析室、救命救急センターなどにも勤務しました。その後、聖マリアンナ医科大学医学部および東海大学医学部の神経内科(現・脳神経内科)の准教授として勤務。定年退職後は部長として新百合ヶ丘総合病院神経内科(現・脳神経内科)を立ち上げ、約10年間勤務し、脳神経筋疾患全般、および認知症の診療である物忘れの外来に携わってきました。物忘れの外来は、認知症専門の医師として、毎年たくさんの患者さんを診ていました。そして、2023年1月4日より前院長の退職に伴い、ふちのべ内科クリニック院長に就任しました。

これまでのご経験をどのように生かしていますか。

当院では、私の就任と同時に、体制をリニューアルしています。生活習慣病の方が多くいらっしゃるので、前任の先生と引き継ぎをしっかりして診療に取り組んでいますね。ここは地域の小さなクリニックですが、大学病院と同様のレベルの高い診療をめざしています。標榜科目も、新たに内科、脳神経内科、老年内科に変えました。私は、日本内科学会総合内科専門医ですので、一般内科というよりは総合内科の医師として幅広く診察をしています。また、日本神経学会神経内科専門医でもあるので、頭痛など、めまい、足のしびれや脳血管障害や脳卒中、パーキンソン病などの脳神経関連の患者さんも気軽に相談に来てもらいたいです。加えて、日本老年医学会老年病専門医の経歴も生かし、認知症の患者さんにも対応しています。例えば、自動車免許更新時の認知機能検査を必要とする高齢者の方々も当院で受け入れて、診断書の作成を行うこともできます。

診療の際に心がけていることは何ですか。

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック2

私自身は、熱意ある親切な医師でありたいと思っています。当クリニックは広く専門的な内科の知識と高い診療レベルで、地域医療に貢献したいと考えています。患者さんは、高校生から高齢の方まで幅広く、さまざまな内科の悩みを持った方がいらっしゃいます。患者さんやご家族の話をよく聞き、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけます。また、当院では、院内情報とミニ医学知識を載せた手作りの「ふちのべニュースレター」を毎月作成・発行しているんですよ。患者さんに当院をより身近に感じていただき、患者さんの健康維持と病気の予防に役立つ医学情報を伝えたいと考えています。このような取り組みも含めて、何でも気軽に受診していただける外来、治療の希望の持てる外来をめざしています。

リニューアルし、内科、脳神経内科、老年内科を標榜

ここではどんな治療が受けられますか。

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック3

当院は内科、脳神経内科、老年内科を標榜しています。内科は、総合内科専門医として、一般的な風邪から、呼吸器疾患、循環器疾患、胃炎、消化器疾患、アレルギー疾患、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、痛風など広く内科疾患全般に対応します。そして、脳神経内科は脳血管障害、パーキンソン病、頭痛、めまい、末梢神経障害などに対応、老年内科は老年病専門医として、認知症などに対応いたします。また、睡眠時無呼吸症候群の治療、禁煙治療、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛などの治療にも対応しています。また、発熱患者の外来診療も設けています。なお、治療以外に、各種健康診断、各種予防接種、認知症などの介護保険主治医意見書の作成なども行っています。

新たに取り組まれていることがあるそうですね。

当院では、新たに、脳血管障害やパーキンソン病などの神経疾患や認知症の診断、神経難病の診断書作成、高齢者自動車運転免許更新時の認知機能の診断書作成ができます。

注力している治療について教えてください。

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック4

特に高血圧症、糖尿病、脂質異常症という三大成人病についての指導・治療に注力しています。また、地域のかかりつけ医として、健康維持と疾病予防に役立つ医学情報を積極的に提供していきたいと思います。

通院の楽しみと希望を持てる「日のあたる外来」が目標

ところで、先生が医師をめざされたきっかけは何ですか?

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック5

父が長野県にある田舎の開業医でしたので、自然に医療の世界を身近に感じて育ったと思います。高校に入ってからは哲学者をめざしていましたが、卒業する頃には、病気の苦痛から患者さんを救う仕事をしたいと思うようになりました。それが、医師になったきっかけです。意識はしていませんでしたが、父の影響はやはり大きいかもしれませんね。

どんなスタッフが活躍していますか?

ここは地域医療の小さなクリニックです。だからこそ、リニューアル前から院内やクリニックのスタッフの雰囲気は明るく気さくだと思います。経験豊富な臨床検査技師、明るく親しみやすい看護師、受付事務等、総勢8人います。当院では、スタッフの自主性を何よりも大切にしていますので、それぞれが責任感を持ちながら楽しく仲良く仕事をしていますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

矢崎俊二院長 ふちのべ内科クリニック6

当院では、内科の症状や疾患であれば何でも診ることが可能です。敷居を低くして、丁寧な診察とわかりやすい説明、および世界標準レベルの診療を心がけています。外来では、受診される方が通院の楽しみと希望を持てる「日のあたる外来」が目標です。患者さんが元気で幸せになっていかれる姿を見られるよう日々尽力しています。当院は一般内科だけでなく、脳神経内科、老年内科、認知症、生活習慣病の治療にも携わりながら、これからも地域医療に貢献し、皆さんの健康増進のお役に立てるよう誠意ある診療に努めてまいりますので、お気軽にご相談ください。

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