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小林信介 院長の独自取材記事

上野毛脳神経外科クリニック

(世田谷区/上野毛駅)

最終更新日:2019/08/28

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東急大井町線・上野毛駅から環八通りを歩いて数分のところにある「上野毛脳神経外科クリニック」。院内は、はじめて訪れても、安心して診療を受けられるような、ナチュラルで優しい雰囲気に溢れている。脳神経外科というと敷居が高いとイメージをもつ人も多いと思うが、このクリニックにはそういった感じはない。「誰でも気軽に立ち寄れる脳神経外科クリニック」をめざしたと院長である小林信介(こばやし・のぶすけ)先生は話すが、まさにそのとおりの印象だ。なかでも院内で特に目を引くのがオープン型MRIである。詳細な診察が行え、かつ従来のMRIより多くのメリットをもつことから、患者からのニーズも非常に高い。また、小林院長がクリニックを開院するきっかけとなったのがこのMRIでもあるという。クリニックやオープン型MRI について、小林院長の診療へのこだわりなどお話を伺った。
(取材日2013年6月4日)

もっと手軽にMRI検査を受けてもらいたいという思いから開業医へ

開院したのはいつごろでしょうか?

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開院は2012年10月1日です。以前は、昭和大学脳神経外科で准教授として勤務していました。勤務医は、手術に携わる達成感など、とてもやりがいを感じていましたが、将来は開業医として地域医療に携わりたいとも考えていて、当時からクリニックの開院を計画していました。そして、ちょうど良いタイミングというか、自分のなかでひとつの区切りを迎え2011年に職を辞し、開院に向けて準備を進めました。コンセプトとして“MRIを導入した脳神経外科クリニック”という明確なイメージをもっていたので、知識を深めるために同年10月から1年ほど、千葉徳洲会病院脳神経外科部長として勤務した後、開院しました。MRIの導入という点を重視していたのは、患者さんのニーズを感じていたからです。脳神経外科に来院する患者さんはMRI検査を希望される方が非常に多いです。しかし、MRI検査は大学病院などでは時間がかかり過ぎてしまい、診察から検査、そして検査結果まで数日を要します。また、大型の病院では待ち時間も長く、異常がない検査結果であったとしても、患者さんは仕事を休まなければならず負担も大きい検査であるといえます。そこで、もっと手軽にMRI検査を受けてもらいたいという思いを込めて開院したのがこのクリニックです。

クリニックの特徴であるオープン型MRIについてお聞かせください。

MRIと聞いたとき、ほとんどの患者さんはトンネル型をイメージすると思われますが、当院では日立メディコ社製の「AIRIS Vento」というオープン型MRIを導入しています。これまでトンネル型MRIに対して、圧迫感や閉塞感を感じて検査を拒否される患者さんもいました。しかし、オープン型にしたことで、小さいお子さんや閉所恐怖症の方など、幅広い患者さんに安心して検査を受けてもらえていると感じます。また、やはり脳の検査ですから不安も大きく、MRI検査で付き添いを望まれる患者さんもいます。そういった方の検査にもオープン型は適していて、付き添いの方に手を握ってもらいながら検査を受けることも可能です。そして、診察からMRI検査、審査結果まですべて当日で終わり、患者さんをお待たせしないというのが何よりのメリットであると考えています。オープン型というのもそうなのですが、MRI自体を導入している脳神経外科クリニックはまだ数少ないので、クリニックの強みであり、広めていきたいとも思いますね。

患者さんの症状や年齢層の傾向は?

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まず当院では、「頭痛」「めまい」「頭を強打した」「手足がしびれる」「物忘れが頻繁で認知症が気になる」といった方の来院をお勧めしています。脳神経外科に来院される患者さんというと、一般的に65歳以上の方が多いといわれているのですが、来院される患者さんは、働き盛りの20代前後から50代の方が中心です。症状としては頭痛で悩まれている方が多く来院されます。しかし、一言で頭痛といっても患者さんの求められていることもそれぞれで、大きく分ければ「この頭痛が重大な症状なのかそうでないのかを判断してほしい」、「なんとかこの頭痛を治療してほしい」という2パターンの傾向があります。それぞれの患者さんの要望に対してもまずは安心を提供し、精度の高い診療と適切なアドバイスを行うためにもMRIは欠かせないものです。

患者のことを考えたクリニック、そして総合的な視野をもつ脳神経外科医であるように

脳疾患だけでなく脊椎や脊髄疾患も精通にしていると伺いました。

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脳神経外科医となって約20年が経ちますが、勤務医時代から頭だけを診るのではなく、脊髄や腰椎など総合的に扱うことが必要だと考えていました。その経緯で、2002年〜2004年にドイツのギーセン大学脳神経外科で勤務し、「ober Arzt(オーバー・アルツ)」と呼ばれる手術指導医のもと、椎間板ヘルニアなどの診療・手術を行い技術を磨きました。欧米の脳神経外科医は脊髄や腰椎の疾患の対しての診療実績も数多くあります。手足のしびれや動かせないという症状をとってみても、その原因は頭であったり、首や腰であったりとさまざまですし、脳・脊髄・腰椎は繋がっていますので、総合的な視野で診療が行える脳神経外科であるということは、患者さんにとっても安心だろうと思うのです。自分の症状は、脳神経外科、整形外科どちらへ行けば良いのかと悩まれる患者さんもいますので、そういった悩みを解消していけたらと考えています。

クリニックや診療のこだわりをお聞かせください。

誰でも気軽に利用してもらえるクリニックでありたいですね。院内のデザインも子どもさんから高齢者まで安心して来院できるような雰囲気を心がけています。また、勤務医時代は小児の頭部外傷にも力を注いでいましたが、子どもさんの頭部は非常にデリケートであり、診てくれる病院も多くはありませんので、できる限りクリニックでは診療を行うようにしています。そして、先ほどお話ししたように、患者さんが手軽にMRI検査を受けることができて、かつ精度の高い診断結果を迅速に提供できる体制を整えているということですね。また、手術が必要となったときは、脳神経外科医としての経験や繋がりから判断し各症状に適した手術のエキスパートである先生をご紹介しています。

スタッフの方々の対応にとてもいい印象を受けました。

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ありがとうございます。私自身がそうなのですが、患者として病院へ行くと、受付の対応に不快になることが度々あります。患者さんは症状だけでなく、同時に心の不安も抱えて来院されると思いますので、できるだけ気持ちよく診療を受けてもらえるようにスタッフには指導しています。私もこういったことは手探りで、時には口うるさく言ってしまうこともありますが、とても頑張ってくれていると感じています。

地域医療に根ざし、身近で頼れるかかりつけ医として

今後のクリニックと院長ご自身の展望をお聞かせください。

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そうですね、来院しやすく、かつ安心と精度の高い診療とを提供できるクリニックを目標にし、開院から約8ヵ月が経過しましたが、このまま維持していきたいと思います。医師としては、身近な開業医であるということですね。通常の脳神経外科のイメージだと子どもさんにも怖がられてしまいますので、白衣は着用せずワイシャツで診療を行っています。また、地域医療にも貢献していきたいと考えていて、介護認定審査会などへ積極的に参加しています。そして、近い将来、要介護者の診断などにもMRIを提案していければとも思います。

休日の過ごし方、リフレッシュ法について教えてください。

毎週水曜が休診日なので、休みを利用して千葉徳洲会病院や勝浦市の塩田病院で手術や診察を行っています。手術は脊髄関係が主ですね。あまり、休日らしい休みはないのですが、ただ日曜だけはなるべく時間を作って、3歳になる双子の息子たちと遊ぶようにしています。顔を忘れられては困ってしまいますので(笑)。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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頭部についての症状だと大学病院などの大規模な病院の脳神経外科をまずイメージし、敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、このクリニックのように身近な脳神経外科もあるということを知ってもらえれば嬉しいですね。そして、MRIはじめ診療について万全の体制を整えていますので、各症状で少しでも不安を感じているのであれば気軽にお立ち寄りください。

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