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佐藤 浩史 院長の独自取材記事

ヒロ歯科クリニック

(足立区/西新井駅)

最終更新日:2024/08/16

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック main

西新井駅から徒歩3分ほど歩くと見えてくるのが、オレンジ色の看板が目印の「ヒロ歯科クリニック」だ。佐藤浩史(ひろふみ)院長は東京医科歯科大学大学院で、部分的に欠損した歯の入れ歯を作る部分床義歯補綴を専門的に学んだ後、同大学病院で研鑽を積み開業。「歯の健康を通じて、豊かな生活を支えること」をめざして、虫歯、歯周病の治療から歯列矯正、インプラント治療、予防歯科、メンテナンスまでと幅広く対応し、地域住民の多様なニーズに応える。佐藤院長の方針のもと、精鋭ぞろいの歯科医師、歯科衛生士が力を合わせて診療にあたっているのも同院の特色だ。どのようなチームアプローチを行っているのかなど、詳しく話を聞いた。

(取材日2024年2月14日)

歯の健康を通じて、地域住民の豊かな生活を支えたい

西新井に開業した理由と患者層について教えてください。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック1

同じ足立区内に実家があったのでなじみ深く、昔から開業するならこの辺りと考えていたんです。もともと小さいお子さんからご高齢の方まで幅広く治療したいと思っていたので、近年は土地の開発が進み人口も増え、新旧入り交じるこの場所なら自分がめざす治療ができるとも考えました。午前中は高齢者を中心とした成人の方、午後は一般歯科や床矯正で通うお子さんが多いですね。特に予防についてはお子さんから高齢の方まで幅広くお越しいただいています。

先生の診療のモットーを教えてください。

「歯の健康を通して、地域の皆さんの豊かな生活を支えること」ですね。そのために、特に「わかりやすい説明」に努めています。患者さんと同じ目線に立ち、コミュニケーションを大切に、治療を進行するようにしています。当院では、患者さんから治療の要望をお聞きすることや、治療の説明をスタッフや歯科衛生士、歯科医師とで連携して行っており、その情報は歯科医師同士でも共有しております。また、院長の私が治療計画の立案の中心となり、スタッフや歯科衛生士とも相談しながら、治療計画を考えていきますので、まさしくワンチームで診療にあたっています。

先生の得意分野を教えてください。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック2

補綴と呼ばれる、抜けたり、削れたりと欠損した歯を入れ歯やかぶせ物などで補っていく治療です。大学院時代は部分床義歯、つまり部分入れ歯を専門に勉強しました。この分野を選んだのは、失ってしまった部分を天然の歯のような見た目や機能のある状態に補い、少しでも長く保っていくにはどんな治療をすべきか、そんなふうにゴールからさかのぼってお口の中の全体的な治療計画が立てられるところに魅力を感じたからです。入れ歯やかぶせ物は患者さんの目から見てもわかりやすいので、きれいに仕上げる技術は持っておきたいとも思いました。ただ、最適な治療計画というものは、補綴治療を行うだけでは完了できないと考えています。1つのクリニックで予防から治療、メンテナンスまで幅広く対応できる、そんなクリニックでありたいと思っています。自分の知識や経験を生かしながら、一つ一つのレベルを上げていけるよう常に努力していきたいですね。

先進機器を活用し、歯列矯正やインプラント治療に注力

最近、力を入れていることを教えてください。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック3

マウスピース型の装置を用いた矯正ですね。従来のワイヤーやブラケットを装着する矯正方法とは異なり、マウスピース型装置をはめて行う方法です。現在、マウスピース型装置を用いた矯正は、全国的にも症例数が増えておりますが、当院では2019年から口腔内スキャナーを導入しこの矯正を提供してきました。これまではシリコーン素材の印象材で歯の型採りをしていましたが、口腔内スキャナーならスキャンするだけで型採りができるんです。当院のマウスピース型装置を用いた矯正では、全体的な矯正と部分的な矯正の2種類があります。どちらが適用になるかはシミュレーションが必要になりますが、簡易検査で見極めができますので、矯正をお考えの方はご相談ください。

安全性に配慮した精密治療のため、歯科用CTやマイクロスコープ、サージカルガイドを活用されているとか。

患者さんのお口の中の状態をより詳細に把握するため、通常のエックス線検査機器に加えて、歯科用CTや歯科用マイクロスコープなどを積極的に取り入れています。歯科用CTは、インプラント治療や根管治療、抜歯の際などに使用しており、3次元で骨や歯の形を捉えたり、骨の量を調べたり、エックス線検査では得ることが難しい情報を知ることができます。マイクロスコープは顕微鏡のことで、細かい患部をおよそ20倍まで拡大して見ることができます。根管治療で大いに役立ちますし、手術の時などにも活用しています。撮った画像を患者さんに見ていただくこともできますので、目で見てわかりやすい治療のためにも役立っていますね。また、インプラント治療では歯科用CTによる事前の検査が欠かせません。検査画像をもとにコンピューターで埋入位置を設計し、サージカルガイドという装置を使用してシミュレーションどおりの手術をめざします。

インプラント治療にも力を入れているそうですね。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック4

インプラント治療の最大のメリットは、他の健康な歯を傷つけたりせずに失った歯を補うことが期待できる点だと考えています。奥歯や犬歯の隣の歯が抜けたとき、入れ歯が使いにくいときなどは特にお勧めです。ただあくまでも選択肢の1つと考えていて、患者さんがインプラントを希望されても、ほかに適した方法があればそちらをお勧めします。入れ歯やブリッジで改善が見込めるのであれば、それもありだと考えています。治療方針は、患者さんのご要望をお伺いして、治療の特徴やメリット、デメリットをきちんとご説明した上で決めるようにしています。最近は、口腔内スキャナーを用いてインプラントのかぶせ物を作るようになりました。ゴムのような印象材を使用した型採りが苦手な方にお勧めしています。また、当院では私だけでなくもう一人、インプラント治療に携わる歯科医師がいて、インプラント治療一つとってもチームで対応できるのも強みと言えるでしょう。

精鋭スタッフとタッグを組みチームアプローチで診療

実力派の先生方がそろっていると伺いました。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック5

東京医科歯科大学の後輩たちをはじめとして、常に少なくとも3人の歯科医師がいる体制を整えました。現在も大学病院に勤務し先進的な知識とスキルを持つスタッフも複数人います。大学の同級生でもある妻が副院長を務めていますが、子育て経験を生かしてお子さんの矯正なども得意としています。また、患者さんが混乱するような診療方針のブレを生まないよう、あえて担当制にはしていません。私の立案のもと、誰が治療しても同じクオリティーを保てるような精鋭ぞろいなのでご安心ください。歯科衛生士も勤続10年を越える実力派が多く、常に密にコミュニケーションしながら診療にあたっています。

お休みの日はどのように過ごしていらっしゃいますか。

もともと体を動かすことが好きで、小学生の時に始めたバスケットボールを社会人になってからも続けていました。でも、運動量が多くてハードなので40代後半に入ってからはさすがに厳しくなり、最近はもっぱらゴルフですね(笑)。近年は、勉強会や大学歯学部同窓の会合などに参加する機会も多くなり、公私とも忙しいですが、日々充実しています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

佐藤浩史院長 ヒロ歯科クリニック6

当院は「治療しなければならなくなったから仕方なく行く歯医者さん」ではなく、「歯の健康を保つために通いたくなる歯医者さん」をチーム一丸となってめざしています。生涯にわたって自分の歯でしっかり噛むためには、やはり予防、メンテナンスが大切です。特に歯周病は慢性疾患ですから、一度治療すれば終わりというわけではありませんし、症状の進行度合いによっても必要な予防やメンテナンスは異なりますので、それぞれに適した方法でケアすることが大切だと考えています。当院は予防用のスペースを大幅に拡張し、歯科衛生士も多数在籍しており、さまざまなニーズに応えられるように体制を整えております。予防やメンテナンスについてもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/全体矯正:88万円~、部分矯正/22万円~、床矯正/5万5000円~
※症例によって費用が異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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