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長谷川 純子 院長の独自取材記事

花畑団地歯科

(足立区/竹ノ塚駅)

最終更新日:2020/04/01

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東武伊勢崎線の竹ノ塚駅からバスで約10分、谷塚駅から徒歩15分のところにある「花畑団地歯科」。長谷川純子院長は父が西新井で開業した「長谷川歯科」で大学卒業後すぐに先代とともに診療を開始、2015年に現在の地に移転し花畑団地歯科として新たなスタートを切った。それから4年、同院は西新井時代同様、近隣に住む子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者のかかりつけ医として虫歯や歯周病の治療、義歯などに対応。顎関節症の治療も得意としている。エステ的な要素を取り入れた美と健康のバランスを保つためのトータルケアにも関心が深い長谷川院長に、日々の診療について聞いた。
(取材日2019年8月8日)

トータルケアで口から全身の健康へ

どのような患者さんが来られていますか?

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お子さんから高齢者まで年齢層も主訴も幅広いですが、審美の患者さんが増えてきましたね。審美面に配慮し行う治療は私にとっても楽しく、例えば斜めに生えている気になっていた1本の歯を治療してあげられるのはとてもうれしいことです。「たった1本の歯でも、全体の見た目はずいぶん違ってくると思いますよ」と患者さんにご提案すると、実は気になっていたけれど、仕上がりが想像できないから治療を躊躇していたという人もいらっしゃるので、そういう方の背中を押してあげることで、勇気が出て治療をして満足していただければ私も満足です。

顎関節症に力を入れておられますが、治療の流れについて教えてください。

長年顎関節の治療に取り組んできて気づいたことは、顎が悪いのに顎にアプローチすることなく、かぶせ物をかぶせたり外科的処置をしたりしても、顎関節症の根本的な解決につながらないということ。そこで当院ではまず、マウスピース型器具による治療の前段階として、マッサージや低周波を使ったケアを行っています。顎関節や周りの筋肉をほぐし、硬くなってしまった部分をやわらかくすることで、顎の動きをスムーズにし、口を開けやすくするのが目的で、これは痛みのケアも兼ねています。例えば膝が悪くなった高齢の方の膝にボルトを入れたところで、膝の周りの筋肉が弱っていては、スムーズに歩けませんよね。それと同じです。治療の事前、あるいは治療と並行して行うこれらのケアは欠かせないと考えています。

院内にエステルームを設置されたそうですね。

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西新井で治療をしていた時はパーティションで仕切っただけのスペースでしたが、ここではきちんと専用のスペースを用意し、お口から始まる全身のトータルケアに取り組んでいます。優しくマッサージすることによって顔のお口回りなどの筋肉をやわらかくほぐしていきます。あまりにも疲れがたまって顔色も悪く、健康状態が良くないと感じている人にぜひお勧めしたいですね。血流・血行の滞りが体にどんな影響を及ぼすのか実感していただけるのではないかと思います。

全体を見渡し、機能と美しさをバランス良く整える

トータルケアにたどりついたきっかけなどあれば教えてください。

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例えば、歯の神経が原因で、時々痛みが出たり、疲れがたまると腫れてしまったり、という状況があるとします。でも、その歯は別にグラグラしているわけでもなく、ごはんだって食べられる。そんな時、治療をしても痛みや腫れが治まらないとなれば、残された選択肢は、歯を抜くか、そのままの状態で歯を使うかになります。後者を選択した場合、西洋医学だけで解決するのは難しいこともあります。先ほど顎関節症についてお話ししましたが、顎関節症の人には首や肩の凝りを併発しているケースが多いんですね。当院では、治療を行うための事前のアプローチして、低周波などによる痛みのケアに重点を置いています。顎の痛みだけでなく、顎の関節や筋肉と連動している首や肩の部分もほぐすことが必要だと考えているからです。このように当院では、歯だけではなく全身を総合的に診るという観点から、さまざまなアプローチ法を考えていきます。

歯科治療とマッサージのような施術では、先生の心構えなど違うのでしょうか?

アプローチの方法が違うだけで、どちらも治してあげたい、良くしてあげたいという気持ちは同じです。得意分野の治療に特化して一点集中するのではなく、全体を見渡し、機能と美しさをバランス良く整えてあげたいというのが私の強い思いです。虫歯があった場合、痛みがあれば食事をするのもつらくなりますよね。でも、痛みがないからといって放置していいわけではありませんし、逆にものがちゃんと食べられれば、見た目はどうでもいいわけでもありません。もちろん、歯科医療という観点では「食べられればいい」というのも一つの考え方ですし、審美歯科を専門になさっている先生の中には、きれいにするために噛めないのは仕方がないという考え方もあると思います。しかしやはり、健康と見た目の美しさ、両方を備えてこそ、理想的な口腔環境だといえるのではないでしょうか。健康と美、このバランスへのこだわりが、私はほかの先生よりも強いのかもしれませんね。

幅広い層の患者への対応で、気をつけていることはありますか?

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お子さんであっても、高齢の方であっても、治療の必要があれば、きちんと治療をするのが私の仕事だという思いで日々の診療に臨んでいます。それが患者さんのためですから。例えば当院には、これまでどこに行っても泣いてなかなか治療ができないというお子さんも来られます。当院でも最初のうちはやはり泣いちゃうんですが、お子さんがどんなに嫌がっても正面から根気よく向き合うことで、お子さんのほうも最後には泣かずに治療が受けられるようになります。高齢の患者さんにも同様です。「100歳でも歯がある人もいるのだから、年齢なんて関係ないですよ」とお話しすると、皆さん次回からは頑張って歯磨きをしてくださいますね。快適にごはんを食べるためには患者さんの努力は不可欠です。そのためには、「町で一番怖い歯医者さん」になったつもりで、患者さんにとっては耳の痛いことも言い続けたいと思います。

患者にとって良いと思える治療を広めたい

これまでの患者とのやりとりで印象に残っている出来事はありますか?

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本当に歯科医院が嫌いで、泣いて嫌がって治療ができなかった子が、一回で治療ができるようになり、そのうち治療に通うのが楽しくなって、「将来、歯医者さんになりたい」と言われると思わず涙腺が緩みます。そう思ってもらえるのはうれしいことですし、すごいなと思いますね。大人の患者さんは途中で治療をやめてしまう人が多いですからね。いろいろな歯科医院があり相性もあると思うので、ご自身の希望に合った歯科医院を選んでいただきたいと思いますが、数ある中から縁あって当院を選んでくださった人は全力で治療して差し上げたいですね。

ところで、先生が歯科医師になったきっかけは何だったのでしょう?

私には兄がいて、父の後を私が継ぐといったことを考える必要がありませんでしたから、もともと歯科医師になろうなんてまったく考えていませんでした。進学した高校も文系だったくらいです。ただ、具体的に自分の進路を考え始める時期になって、ふと「何か手に職をつけたい」と思ったことがきっかけで、理系に志望を変え、やはり父の影響で幼い頃から身近な職業だった歯科医師をめざすようになりました。私は幸い子どもの頃から手先が器用なほうだったので、歯学部で数多く経験した実習も苦になりませんでした。歯科は一種、職人的な世界ですから、そういう意味では自分には向いていたのかもしれないですね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今やっていることをブラッシュアップさせると同時に、私の顎関節症治療の考え方をほかの歯科医師に広めていくことで、この地域だけではなくより多くの人に顎関節症の治療を提供していきたいです。皆さんにお願いしたいのは、遅刻と無断キャンセルはしないでくださいということ。無断キャンセルをされた場合は、申し訳ありませんが、その後いらしてもお帰りいただいています。おかげさまで直前のキャンセルは激減し、ほかの患者さんへご迷惑をかける機会も減りました。暑くても雨でも絶対にキャンセルしないご高齢の患者さんや、やむを得ずキャンセルした際には本当に申し訳なさそうに謝ってくださる人も。そのスタイルを5年かけて確立してきたので、今後もそのかたちで診療を続けていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

痛みのケアを含む顎関節症治療(痛みのケア4回分、マウスピース代込み)/3万円~、セラミッククラウン/8万円~、マウスピース型装置を用いた矯正(子ども)/~60万円、歯列矯正(乳歯)/25万円~、歯列矯正(永久歯)/60万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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