西新井大腸肛門科

西新井大腸肛門科

久保田 至 院長

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西新井駅から3分ほど歩いた住宅街に佇む「西新井大腸肛門科」は、3階建て19床の病床を備えた大腸・肛門専門のクリニックだ。1996年に久保田至院長と大塚新一副院長が共同で開院。現在では、年間約800件の痔の手術と3800件以上の大腸内視鏡検査を行っており、地元を中心に草加、越谷など遠方も患者が訪れている。大腸内視鏡検査では空気より体外に排出される時間が1000倍以上早い炭酸ガス送気装置を導入するなど、患者の負担を抑え、少しでも検査を楽にする工夫がなされている。気さくだが丁寧に話してくれる久保田院長に、診療の実際から大腸がんの予防に一番大切なこと、病院の雰囲気作りの秘密、痔が悪化する意外な原因までざっくばらんに伺った。
(取材日2014年12月16日)

本院と分院の連携で、患者のニーズに合わせた医療を提供

―大腸・肛門科に特化したクリニックですが、なぜこの分野を選ばれたのですか?

外科医が大規模病院に所属せずに外科の手技を続けていけるのは、大腸肛門外科しかないと思ったからです。ここは、元は先代が1960年に開業し、その頃は胃がんなど消化器外科の手術を多く手がけていました。しかし現在、時代のニーズとして、全身麻酔をかけて行うような手術は大規模病院でしかやらなくなってきていますし、患者さんもあまり小規模な診療所で手術を受けることは希望されません。画像診断が進んで少なくなっているとは言え、いざおなかを開けて見たら泌尿器や肝臓にも異常が見つかった、という場合、小さな病院ではその場で対応できないですからね。そんな中、肛門科は大学病院での手術例はほとんどなく、個人の病院や診療所が主体の分野です。開業後も、外科の手技も使えることからこの分野を選びました。

―秋葉原、越谷にも分院がありますが、本院との役割の違いなどはありますか?

秋葉原は1999年、越谷は2009年の開院で、この2つは痔の日帰り手術などをメインにした、外来専用のサテライトクリニックです。初診では女性医師の方が抵抗が少ないという患者さんも多いので、女性医師が診療し患者さんも女性限定のレディースデイやレディースタイムがあるのが特徴ですかね。本院と違って入院施設はないので、入院手術が必要な患者さんは本院に来ていただきます。痔の治療は薬のほか、切除して縫う、輪ゴムで内痔核の根元を縛る、ジオン注射の3つの方法があり、これを単独か組み合わせて用います。手術相当ということになれば、患部の状態、患者さんの年齢や家までの距離などを考慮した上で、切りたくない、日帰り手術にしたいなどの患者さんの希望は基本的に応えるようにしていますが、特に腰椎麻酔を使う切除手術などでは安全性の面から入院をおすすめしています。

―どのような症状で来院される方が多いのでしょうか?

ほとんどは痛みか出血です。痛みは切れ痔、出血の場合はいぼ痔(痔核)が原因であることが多いです。まず問診で患者さんのお話を聞いて、肛門の診察やおなかの触診へ。患者さんの年齢にもよりますが、必要なら内視鏡などの検査を行います。それと、最近増えているのは、肛門周りの痒みを訴えて来られる方。これはほとんどがウォシュレットの使い方の間違いが原因のことが多いです。日本では「肛門」という言葉自体口に出していうことがタブーになっている空気感があり、正しい排便の仕方を教えてもらう機会が無いのが現状。排便時間の長さにしても、標準がどれぐらいか知っている人は稀でしょう。ちなみに、3秒ぐらい力んで1〜2分で出てくるのが正常で、10分も20分も粘るのは長すぎです。ただ、それが普通だと思ってしまっていて、習慣化している人も多く、痔が悪化する一番の原因になっています。こういうタブーがなくなって、みんなが明け透けに肛門の話をするようになったら、それはそれで複雑ですが(笑)。 患者さんの約半分はこの地域の人たちで、後は草加、越谷方面の人たちが半々ぐらいです。



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