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金光 裕幸 院長の独自取材記事

亀戸水神森クリニック

(江東区/亀戸駅)

最終更新日:2019/10/03

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JR総武本線の亀戸駅東口から徒歩すぐ。駅前のビルの2階に「亀戸水神森クリニック」はある。アットホームな雰囲気の待合室は広く開放感があり、リラックスして待つことができる。診療においては、内科・整形外科・小児整形外科・外科・胃腸科・肛門科・リハビリテーション科と幅広い分野に対応しているのが特徴で、胃の経鼻内視鏡検査や大腸のポリープ切除なども行っている。院長を務める金光裕幸先生は、大学病院で外科の医師として研鑽を積んだ後に開業したベテラン医師。ユーモアを交えながらも、口調からは医師としての信念、自信、患者を思う気持ちが強く感じられる。「亀戸の地で、最後の砦となるような町のかかりつけ医をめざしています」と話す金光院長に、診療の特色やこだわりなどをじっくりと聞いた。
(更新日2019年10月2日)

幅広い分野の診療を提供するとともに、専門性も追求

開院15周年を迎えられたそうですが、ご感想をお聞かせください。

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患者さんの健康を守るべく、全力で診療にあたってきてあっという間だったというのが一番の感想です。振り返ればさまざまな変化がありました。開院当初はどのような診療スタイルが患者さんにとって最良なのか試行錯誤しましたが、日々の診療を通して明確となりクリニックの基盤を確立することができました。そして、徐々に患者さんから信頼を寄せていただけるようになり、現在に至ります。これまでの取り組みは、地域住民の方々が安心して通えるクリニックを築くための研鑽だったという実感があります。

この場所で開院したきっかけは何でしょうか?

ひとことで言えば地域性です。私も下町の出身ですので、歴史ある街並みに親しみを覚えました。また、下町人情というのか、心の温かい方が多いと感じたのもきっかけです。開業してからのエピソードですが、当院をかかりつけにされている患者さんが、ある日、初めておみえになる方の手を引いて来院されたことがあったんですね。聞くと「隣にお住まいの方の体調が良くないそうなので、診てあげてほしい」とおっしゃって、お連れになったとのことでした。日々診療をする中で、このような思いやりあふれるやりとりも少なくなく、この地で開業できたことを誇りに思いますし、その分、責任も感じています。

内科からリハビリテーション科まで、幅広く対応されていますね。

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内科・整形外科・小児整形外科・胃腸科・肛門科・リハビリテーション科の分野に対応していますので、どなたでも、どんな症状でも、気軽に相談でき、かつ精度の高さにこだわった治療を提供できるのが当院の強みです。町のクリニックは、何か心配事があったとき、近隣の方々が気軽に安心して通えることが一番だと思います。誰もが気軽に通えるクリニックだからこそ、疾病の早期発見・治療が可能ですし、患者さんの健康にも積極的に寄与できるのではないでしょうか。またドクターは私と妻の2人なのですが、私は消化器外科を中心に、妻は整形外科を中心に研鑽を積んできましたので、小児の整形外科疾患をはじめ、専門性の高い診療を行うことができるのも当院の特長だと考えています。

本当に必要な治療を見極め、負担の少ない治療を提供

専門分野についてお伺いします。まず、消化器外科について教えてください。

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胃十二指腸潰瘍・胃炎・胃がんなどを調べる場合、鼻から内視鏡を挿入する経鼻内視鏡を用いた検査を行っています。検査そのものがストレスだと、健康状態の把握も難しくなりますので、検査時の不快感を抑えられる経鼻内視鏡は非常に良いものだと思います。また大腸のポリープは、外来で切除手術を行っています。血栓性外痔核の血栓摘出手術、肛門周囲膿瘍の切開・排膿も同様です。さらには呼吸不全を伴わない気管支炎や肺炎、腎盂腎炎も、可能であれば外来で治療を行うようにしています。これらの治療は入院して行うのが通常ですが、患者さんの生活にかかる負担を考慮し外来でも実施できる体制を整えました。もちろん、患者さんの状態を詳細に診察した上で治療を行いますから、すべての方が外来でというわけではありませんが、働き盛り世代の方には喜んでいただいています。

奥さまの専門である整形外科についてはいかがでしょうか?

整形外科は、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方が通院されています。中でも、小児整形外科疾患には力を入れていて、捻挫・脱臼・骨折・外傷はもとより、先天性股関節脱臼、斜頸、肢体不自由などの先天性疾患の診療も行っています。成長期のお子さまを診る小児整形外科は非常にデリケートな分野で、医師には確かな経験と将来を見据える診断力が求められます。当院は病院との連携も密に図っているので他院からの紹介もありますし、小児整形外科に対応するクリニックは少ないことから、他県からも来院されています。

診療に対してどのようなこだわりをお持ちですか?

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患者さんのお悩みを傾聴し、わかりやすい説明を心がけています。私が常に考えるのは「本当の治療とは何か?」ということ。疾病に対し適した処置を行えば、それは治療になります。しかし、医師の役目はそればかりではないと感じます。差こそあれ、来院される患者さんは誰しも不安を抱えているものです。その不安は現在の症状に対するものだけでなく、将来のことなど多岐にわたります。まずそこに対する気配りがあって初めて、本当の治療となるのではないでしょうか。だからこそ、患者さんのご相談・お悩みはすべてお聞きしますし、納得いただけるようにわかりやすい言葉を用いて説明することを最大のこだわりにしています。また医療に携わっていると、医師間だけで通用する言葉を使用してしまいがちですので、誰が聞いてもわかるように心がけるのは、かかりつけ医にとって非常に重要なことだと思います。

住民の健康と豊かな生活に貢献するかかりつけ医として

医師をめざしたきっかけと、これまでの歩みをお聞かせください。

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きっかけは、家庭環境の影響が大きいと思います。父は医師ですので、自然と自分も医師をめざしたいという思いが強くなり、東邦大学医学部への進学を決めました。医師となってからは東邦大学大森病院第二外科へ入局し、胃・大腸、肝・胆・膵などの消化器系のほか、乳腺や甲状腺の検査・手術にも携わり外科医師として研鑽を積みました。12年ほど在局する中で、幅広い技術と知識を習得できたことは医師としての財産となっています。その後、父の療養型病床群併設病院で6年間副院長を務めました。終末期の患者さんを担当することも少なくなく、高齢者医療の在り方を学ぶこともできましたね。また介護の重要性も痛感し、ケアマネジャーの資格を取得しています。開業した今、改めて父の存在の大きさに気づかされます。医師をめざしたのも、幅広い診療技術を求めたのも、患者さんのために身を粉にして働く父の姿に尊敬の念と憧れを抱いていたからだと感じます。

休日はどうやってリフレッシュをしていますか?

なかなかまとまった休日はとれないのですが、空いた時間に旅行やドライブを楽しむのが好きです。四季折々の景色や各土地の歴史や伝統を訪ねるのはリフレッシュになります。また、音楽もよく聞きますね。実は、現在バンドも組んでいてドラムを担当しているんです。年に1度はライブハウスで演奏もしますよ。メンバーは大学時代からの仲間で、みんな年を重ねて結成当初の勢いはなくなりましたが(笑)、良い刺激をもらっています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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たくさんの情報があふれる現代では、信頼の置けるクリニックを探すのは骨の折れることではないかと思います。生涯を通じて通えるかかりつけ医と出会うには実際にクリニックを訪れ、ご自身の実感に委ねるのがベストかもしれません。インターネット社会においても、人と人のコミュニケーションは一朝一夕ではいかないものですし、それは患者さんとクリニックの関係においても同様です。自分が患者だったら、診療時に症状以外でも何か異変があれば伝えてくれて、症状が専門外であっても他の先生を紹介してくれる先生がいらっしゃるようなクリニックを探します。今ある症状に対する治療だけでなく、患者さんの健康、つまり生活に貢献できるのがかかりつけ医ですから、そういう医師との出会いは、生活を一層豊かなものにしてくれるはずです。当院もそう感じていただけるよう、日々ベストを尽くしながら、さらなる研鑽を積んでいきたいとと思っています。

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