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浦口 秀剛 院長の独自取材記事

立川南口歯科

(立川市/立川駅)

最終更新日:2020/09/14

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立川駅南口から徒歩3分。2020年で開業20年の「立川南口歯科」は、若い歯科医師や歯科衛生士たちがキビキビと立ち働く姿が印象的な活気あふれるクリニックだ。予防歯科に力を入れ、虫歯や歯周病治療などの一般歯科から、マイクロスコープを使った歯の根の治療、インプラント治療など幅広く対応。外部から定期的に専門の歯科医師を招いて、若い歯科医師たちのスキルアップにも取り組んでいる。その育成環境づくりを担うのは浦口秀剛院長だ。スタッフのモチベーションを上げて、良質な医療を提供するのはあくまで患者のためであり、「いかに喜んでもらえるかを考えている」と、患者への想いを口にする浦口院長。そんな浦口院長にクリニックのことや診療に対する考えを聞いた。
(取材日2012年11月19日/再取材日2020年3月12日)

専門の歯科医師を招いた講習会でスキルアップを図る

クリニックづくりではどこに重点を置いていますか?

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当院は2020年で開業20年を迎えます。2018年に改装しましたが、とにかくまずスタッフたちが快適に働けるように、そして患者さんが快適に過ごせるように、清潔で心地良い空間をめざしました。最近の歯科では一般的ではありますが、CT、マイクロスコープなど、患者さんのさまざまな主訴に幅広く対応できるよう設備も整えています。5、6年前までは当院も治療中心でしたが、現在は予防に力を入れ、患者さんの歯を守るという方向に変えました。予防歯科に対する意識の高い方もいますが、そうでない方もまだまだ多いので、歯科医院に来る目的を、治療ではなく歯を守るために行くという意識に変えていきたいですね。

幅広い診療内容を掲げていますね。

歯を守る予防のプログラムを中心に、虫歯や歯周病治療などの一般歯科から、マイクロスコープを使った歯の根の治療、入れ歯やインプラント治療など幅広く対応しています。歯周病に関しては、大学病院で活躍していた歯周病の専門の先生から定期的に入れ歯やインプラントの指導を受けているんです。それらによって先進の情報や技術、材料などを取り入れられる環境になっています。また、当院の歯科医師3名は、横浜総合病院の歯科口腔外科で非常勤として、手術日に勉強させてもらっているんです。これは、当院で手術をするわけではないですが、症例を知ることで、クリニックでやるべきか、すぐに病院へ送るべきかを判断できるようになるためでもあります。病院につながりもできますので、外科に紹介が必要なケースでも、密に連携を取ることが可能です。

若い先生方のスキルアップの機会を設けているのですね。

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歯科医師たちからは「外に勉強へ行くより中身濃く学べる」という意見を聞きます。当院の講習会の特徴としては、彼らの友達の歯科医師も自由に呼んでもらっているところでしょうか。昨年は、歯周外科の治療の勉強をするために豚の骨を取り寄せたのですが、当院の歯科医師以外にも6、7人勉強に来ていて、みんなでわいわいやっていましたね。良い情報を共有でき、良い知識が世の中に広がるのは、僕の希望ですし、実際僕らだけで聞くのはもったいない情報なんですよね。若い先生方が積極的に学んでモチベーション高く治療に向かい、患者さんに喜ばれていると、そういう機会を設けたメリットを感じますね。

患者が家族と相談しやすいよう治療計画資料を作成

診療の際に心がけていることは?

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せっかく来ていただいた患者さんに、いかに喜んでもらうかを一番に考えています。無理な治療を勧めることはしませんが、必要だと思う治療に関しては資料を作ってご提案しています。資料を作るのは、主に歯を長く持たせる目的で行う長期的な治療の場合で、患者さんごとに担当する歯科医師が作成します。クリニック内では模型なども使ってお話ししますが、資料は持ち帰って自宅でご家族と一緒に見てもらえるんです。ご家族などと相談する際に資料がないと、治療費だけがフォーカスされて治療内容が伝わらず、反対されて適切な治療ができない場合も。患者さんのためにも必要だと思い、資料を作成しています。

先生は歯を残す治療にもこだわられているとか。

この考えに至ったのは、高額な治療を時間をかけて行っても、元の歯がケアされていないと10年たったらぼろぼろになってしまう……それが本当に申し訳なく、その反省からなんです。高度な治療も、その治療の前にケアをしないと持ちません。当院で予防歯科に力を入れているのもその観点からです。初診の際、患者さんにご了承いただければ、虫歯と歯周病のリスク評価をしています。虫歯であれば唾液検査で、虫歯になりやすいリスクを。歯周病ではリスク評価を行うソフトを用いて、現在の歯の状態と、将来的な歯の本数などを出しています。それをベースに通院時のプログラムを組んでいます。

根管治療・インプラントについて教えてください。

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根管治療とは歯の根の炎症を取る目的の治療ですが、当院では道具の一つとしてマイクロスコープを使用しています。裸眼では見れない部分まで確認できるので、見落としにくいのが利点です。長年の臨床経験があり、必要に応じて外科的な対応もしています。インプラントは、あくまで手段の一つとして提案しています。歯を補う方法として、両隣の歯を削ってはめるブリッジがありますが、インプラントはブリッジのように両隣の歯の支持が必要なく、埋め込むのに歯を削る必要がありません。しかし、一生ものではないですし、歯周病になる場合もあります。そのデメリットを説明した上で、「インプラントが10年後だめになったとしても、隣の歯が残っていたら、その歯を使ってブリッジを作れます」と伝えています。つまり、歯を残す方法を選択すると、10、20年後の選択肢を増やせるというメリットがあると考えています。

喜ぶ患者の反応を直に見られるのがこの仕事の醍醐味

ところで先生はなぜ歯科医師を志したのですか?

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僕の叔父は歯科医師で、父は歯科医師ではありませんでしたが、歯科医院のオーナーとして現場で治療にあたる叔父と協力して歯科医院を経営していました。子どもの頃は歯科医師が身近すぎて、逆に歯科医師になりたいと思ったことはありませんでしたし、僕は3人兄弟の次男で、家業は兄が継ぐと思っていました。ところが僕が高校3年生になった頃に兄が歯科医師の道に進まない決断をしたことで、状況が一変。親に歯科医師になれと言われたことは一度もありませんでしたが、このまま誰も家業を継がないのは親に申し訳ないなと思ってしまったんです。かといって、妹にその役割を背負わせるのは、あまりにかわいそうだ。それなら自分が歯科医師になるしかないと。それからが大変でした。文系志望だったため、理系の科目の勉強をほとんどしていませんでしたから、まさにゼロからのスタートです。われながらよく頑張ったものだと思いますよ(笑)。

実際に歯科医師になられていかがでしたか?

今では、歯科医師になることが自分の運命だったのかなと思うようになりました。この仕事をしていると、いろいろな人と出会えますし、人との関わり合いを通じて、自分が磨かれていくのも実感します。また、喜んでいただいている患者さんの反応を直に見られることも、この仕事の醍醐味ですね。「先生に診てもらって良かった」なんて言われると、感無量で胸がいっぱいになりますし、もっと頑張らなくてはという、仕事のモチベーションにもつながります。これまでも、僕が直接治療を担当したわけではないのに、専門の先生にご紹介したというだけで感謝の手紙をくださった患者さんや、当院の治療にとても満足していただいて、その後も何かあるたびに顔を見せてくださるような、親しい関係を築けた患者さんもいらっしゃいます。そんなふうに患者さんのお役に立てたと思える瞬間が、どんな難しい処置をこなした時よりも、正直ずっとうれしいですね。

今後の展望をお聞かせください。

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今いるメンバーを大事にしながら、自分たちができる治療内容を高め、患者さんに喜んでもらえるクリニックをめざしていきます。講習会や勉強会などを行う中で、当院で働きたいという方が増えていったら、それもうれしいですね。そして、患者さんがいつまでもおいしく食事ができるよう、10年、15年と長きにわたってお付き合いしていただけるクリニックにしたいです。そのためには治療内容ももちろんですが、患者さんが当院に来て良かったと喜んでもらえるよう、サービスの内容を充実させていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/6万4800円~、矯正/50万円~

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