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高島秀夫 院長の独自取材記事

秀クリニック

(板橋区/地下鉄赤塚駅)

最終更新日:2020/04/01

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穏やかな時間が流れる緑豊かな街並み。そんな板橋区赤塚にて内科・皮膚科・泌尿器科を標榜する「秀クリニック」は2004年の開院。生活習慣病をはじめとした一般内科を診るホームドクターとしての役割だけでなく、高島秀夫院長の専門である泌尿器科医院として、前立腺肥大症や膀胱炎、頻尿、性感染症の治療も担っている。これまで1000例以上の実績を積んできた高島院長による男性の避妊手術など、他の医院では受けられない外科処置も受けられる。「地域患者にとって医療の窓口になってきたい」と話す高島院長。高い専門性を持ちながらも、どんな診療にも対応できるかかりつけ医として地域医療に貢献。そんな高島院長に患者への想いから今後の展望までじっくり伺った。
(取材日2015年9月11日)

かかりつけ医として医療の窓口となりながら、専門性の高い泌尿器科治療も

クリニックについておしえてください

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一般的なかかりつけ医としての内科・皮膚科と、私自身の専門である泌尿器科の外来が中心です。湿疹やアレルギーなどの皮膚科疾患、お子さんの予防接種もいらっしゃっていますが、生活習慣病など慢性疾患で来院される方が最も多いですね。私の兄が神経内科の専門医で毎週水曜日に来ているので、認知症やパーキンソン病、脳梗塞や脳出血の後遺症である身体の慢性的な麻痺の治療にも対応しています。また、私は泌尿器科を専門としていますから、前立腺肥大症や膀胱炎、頻尿、性感染症などの患者さんもよく来院くださっています。泌尿器科を標榜している開業医はあまり多くないため、気軽に相談できるホームドクターであることを基本にしがら、泌尿器科領域において専門性の高い治療をご提供していきたいと考えています。

泌尿器科領域の治療についてお聞かせください。

患者さんのお悩みで多いのは、頻尿や血尿、前立腺肥大症など、排尿に関する症状ですね。また、性感染症の患者さんも積極的に受け入れています。女性は産婦人科に通院する方が多いですが、男性の場合はどの科にかかっていいのかわからないという方が多いのです。性感染症は男女ともに不妊につながってしまうこともある病気ですから、予防に努めながらサポートしていきたいと考えています。検査をお受けいただく重要性も、しっかりと啓発していきたいのです。当院では禁煙治療も行っているのですが、これは膀胱がんを防ぐためでもあります。実は喫煙は膀胱がんの大きな原因なのです。泌尿器科領域の症状が出ている患者さんには、煙草が健康に及ぼす悪影響についてしっかりとご説明し、禁煙をおすすめしていますよ。そうして病気を治すだけでなく、病気にならないための予防に力を尽くしていきたいですね。

クリニックでは外科手術も行っているのですね。

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粉瘤、いぼ取りなど皮膚科の手術や男性避妊手術などの泌尿器科手術を行っています。男性の避妊手術はこれまで1000例以上行っています。クリニックで取り入れたきっかけは、近隣にお住いの患者さんからご相談を受けたこと。開院してから相談を受けて、患者さんのニーズが意外と多いことを知り、勤務医時代の経験を活かせるのではないかと思いました。どんな手術であっても気を付けなければいけないことは、医療には不確実性が存在することを忘れないこと。男性の避妊手術の場合は術後にしっかりと精液検査を行い、無精子状態が続いているかを確認する必要があります。地域の開業医として患者さんとの距離が近いことを生かし、安心の医療をお届けしていきたいと考えています。

患者の理解は治療に必要不可欠。そのためにも丁寧に説明したい

先生が泌尿器科を選ばれた理由は何ですか?

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私は外科も内科も好きだったので、外科処置をしながら内科も学んでいける泌尿器科に魅力を感じました。卒業後は大学病院に勤務していたのですが、がんをはじめとした重症疾患の患者さんが非常に多くいらっしゃって、毎日患者さんとともに重い病気と闘う日々でした。医師として未熟だった私には辛いことや悩むことばかりでしたが、その経験があったからこそ今日まで医師を続けてこられたのだと感じています。病気と向き合うことを学び、改めて命の尊さを実感できました。

その頃からいずれ自分の医院を開院したいと?

実は医師になった当初は開業することをあまり考えていませんでした。しかし、私は研究よりも臨床が好きだったため、医師をやっていくうちに患者さんの近くで健康をお守りしていける開業医になりたいと思い始めたのです。この地域は実は私の生まれ育った街なんです。温かい人たちがたくさんお住みになっているこの町でならと、地元での開院を決意しました。開業して11年が経ちますが、本当にあっという間でしたね。患者さんと長いお付き合いをさせていただきながら、次第に頼ってくださる患者さんが増えてきました。この仕事をしていて何よりうれしいのは、患者さんに「ありがとう」と感謝していただけたとき。一番はじめに相談された医師として病気を発見し、大きな病院へご紹介した患者さんが、回復した後に「先生のおかげで助かったよ」とおっしゃってくださったときなど、医師になってよかったと大きなやりがいを感じる瞬間ですね。

診療の際に気を付けていることはありますか?

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医学のガイドラインに沿って、正確な治療をご提供することですね。そして、その治療内容を患者さんにしっかりとご納得いただくこと。ただ「飲めば治るから」とお薬を出すのではなく、そのお薬はどんな効果があって、なぜその患者さんに処方する必要があるのか。その理由をしっかりとご説明して、患者さんに心からご納得いただくことが大切だと考えています。糖尿病や高血圧などの具体的な症状が現れない病気の場合、患者さんが治療を理解していなければ、お薬をきちんと飲み続けていただくことは難しいですよね。根気よく病気と向き合っていただくためには、患者さんご自身が病気をご理解し、治そうと強い気持ちを持っていただくことが必要不可欠なのです。できる限りしっかりとお時間を取って、画像や絵、資料などを用いながらわかりやすく丁寧にお話ししています。もしも患者さんのご都合が悪く、その日に時間がないならば、後日お時間を取ってご来院いただくこともあります。それくらいご説明することは大切にしています。

クリニックや病院が協力し合って、地域患者の健康を守っていきたい

地域の方々に普段から気を付けてほしいことはなんでしょう?

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実は、腎臓がんや膀胱がん、前立腺がんなど泌尿器科領域ではたくさんのがんが心配されます。日本人の二人に一人はがんにかかるとされていますが、区の健康診断だけでは不十分なんです。そのため当院の患者さんには、数年に一度、人間ドックをお受けいただくこともおすすめしています。当院に訪れるすべての患者さんには健康でいてほしいですし、お守りしたいと思っています。しつこいと思われても細かな啓発を続けていきたいですね(笑)。

最後に、先生のリフレッシュ方法は?

私には3人の子どもがいるのですが、みんなまだ小さいのです。そのため、休日のほとんどは家族と過ごす時間ですね。公園や遊園地に出かけたり、夏にはよくプールに行っていましたよ。子どもたちの可愛さは何よりの癒しですね。また、最近は私自身も少し血圧があがってしまったことがあり、スポーツジムのプールで水泳しています。毎日少しずつ泳ぐだけでも身体の調子がすごくよくて、気分もリフレッシュしながら健康管理ができています。開業して改めて感じることは、医師は身体が資本だということ。私が健康でなければ万全の医療をご提供することはできません。開業してからの11年間で、たった半日しか休んでいないのは自慢の一つですね(笑)。人間が明るく楽しい気持ちで過ごすためには、健康でいることが一番だと感じています。

今後の展望をお聞かせください。

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これからも地域患者さんにとって、医療の窓口でありたいですね。どんなことでもご相談いただければ、改善のアドバイスをしたり、適切な病院をご紹介させていただきます。お悩みだった多くの患者さんが、「もっと早く来ればよかった」と言って安心してくださるのも嬉しいことです。通院の負担を減らすために待ち時間の短縮やお電話での対応も行っています。私は常々、地域のクリニックや病院が協力し合って、地域患者さんの健康を守っていくのだと考えています。そのために、検診や予防接種など地域の内科医院で可能なことは当院のような開業医が受け入れ、こちらでは対応のできない難症例の患者さんがスムーズに大きな病院にかかれる環境を整えていきたいのです。そんな地域医療の担い手として、これからは訪問診療も取り入れていくべきだと考えています。

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