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てらもとクリニック

てらもとクリニック

寺本 研一院長

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武蔵関駅から徒歩10分、閑静な住宅街の一画に「てらもとクリニック」はある。長年東京医科歯科大学の消化器外科で研鑽した寺本研一院長が2007年に開業した消化器科・内科・外科を掲げるクリニックだ。ゆったりとした待合室には自然光が降り注ぎ、明るい雰囲気。診療スペースは中心に処置室があり、その周りを診察室や検査室が取り囲むというレイアウトとなっている。「無駄な導線を省き、真ん中にいる看護師が全体を見渡せるようにしたかったんです」と話す寺本院長に、これまでの道のりや、地域に根差したクリニックの診療、取り組みについてじっくりと話を聞いた。
(取材日2017年5月8日)

幅広く、かつ高い専門性で、地域に役立つクリニックに

―クリニックの特色から教えてください。

消化器科・内科・外科を標榜し、地域のかかりつけ医として、幅広いニーズに対応しながら、専門性の高い医療を地域に提供しています。私自身、消化器外科を専門にしてきましたので、開業後も胃、腸、肝臓、膵臓については精度の高い診断が可能で、そのほか足の静脈瘤や鼠径(そけい)ヘルニアの日帰り手術にも対応しています。遠くの大学病院まで行かなくてもそれと同等レベルの診療が行えるのが当院の特色ですね。私を含め2人の消化器診療の経験が豊富なドクターが常勤し、さらには非常勤医による血管や心臓、乳腺の専門外来もそれぞれ実施しています。日曜も診療しているので、何か困ったとき、「あそこならいつも開いている」という安心感を感じていただきたいと、このような診療体制を敷いています。

―在宅医療や、認知症の相談にも取り組まれていると伺いました。

お年を召して病院に通うのが大変な方や、退院してからの計画が必要な方を対象に在宅医療を提供しています。病院ではなく自宅で最後を迎えたいと考えている方は実際多く、その希望をかなえるお手伝いをさせていただくことが、在宅医療の意義だと考えているんです。ご家族にとっても家で看取るということは大きな意味を持ちます。何より、人間として尊厳のある死を遂げること、それが在宅医療一番の目標なのだと思っているので、今後も力を入れて取り組んでいこうと考えています。認知症の相談については、ここ練馬区は高齢者が多く、在宅医療とともにニーズがあったため、4〜5年前より区と連携しながら、地域の認知症の方や、もの忘れに悩んでいる方のサポートを行っています。認知症相談は3ヵ月に一度、講演会は年に2〜3回、区の施設で行っています。

―まさに地域のためのクリニックですね。

そうですね。当院のような町のクリニックは、今後さらに高齢者の方々にとって手助けとなる存在だと思っているんです。ここには地域の方々がおみえになって、いろいろな情報が集まる場所。もし、独居の高齢の方や認知症を患う方などが放っておかれている現状がわかった場合、医師として行政に働きかけることもできるのです。開業してわかったことは、思った以上に孤独を感じている患者さんが多いということでした。皆さんいろいろな問題を抱えていらっしゃる。大学病院では知り得なかった、地域の「現実の姿」を目の当たりにした思いです。介護問題や人間関係など、極めて家庭内の出来事でも、外からヘルプが入ればうまく解決することもあるでしょう。そういった一見部外者が入りにくい問題に、一歩入って行くのもかかりつけ医の役割だと考えています。

―患者と接する際に心がけていることは?

町のクリニックに来られる方々の目的は、薬を希望されている方、薬はいらないという方、ただ話を聞いてもらえればいいという方、さまざまです。それぞれの患者さんが何を必要として来られているのか、そこを正確に把握することが大切だと思っています。また、治療終了後にその患者さんとお会いすることはほとんどなくなる大学病院と違って、クリニックでは多くの場合、患者さんと長いお付き合いになります。良い関係を築くためにも、何でも言っていただける話しやすい雰囲気づくりを心がけています。



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