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池田 弘子 院長の独自取材記事

洋光台ひろ内科クリニック

(横浜市磯子区/洋光台駅)

最終更新日:2022/03/09

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洋光台駅の目の前にあるスーパーマーケットの2階で、開院から約10年にわたって地域密着の内科診療に取り組んでいるのが「洋光台ひろ内科クリニック」だ。自然をイメージした安らぎを感じさせる院内の雰囲気が印象的な同院は、池田弘子院長と池田友紀博副院長の2人が、風邪や生活習慣病などの内科診療に広く対応している。同時に、池田院長が専門とする消化器内科や友紀博副院長が専門の循環器内科や内分泌内科については、より専門的な診療にも対応するほか、訪問診療などにも尽力するなど、地域の医療ニーズに応える診療を実践している。「体力の続く限り、地域医療に貢献していきたいと思っています」と優しい口調で話す池田院長に、同院のことや地域医療にかける思いなどを聞いた。

(取材日2021年11月26日)

地域の医療ニーズに応える診療を実践

最初に、クリニックを紹介していただけますか?

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当院は、2012年の9月に開院した内科のクリニックで、私が院長で夫の池田友紀博先生が副院長を務めています。私は消化器内科が専門で、副院長は循環器内科と内分泌内科が専門ですが、2人ともそれに関わらず内科全般を診療していて、より専門性が高い診療が必要な場合には、お互いの専門に振り分けています。また、胃と大腸の内視鏡検査、訪問診療を行っております。新型コロナウイルス感染症の検査は行っておりませんが、風邪などで発熱した方の診察にも対応しています。駅近のクリニックで、生活習慣病などで定期的に通院している方いますが、発熱や腹痛などの急な症状で来られる方も少なくありません。開院からもうすぐ10年がたちますが、おかげさまで多くの患者さんにご利用いただいています。

すてきな院内ですが、こだわったところはありますか?

5年ほど前に改装をしたのですが、葉のグリーンと木のブラウン、明るいホワイトの色を使って自然のイメージにしてあります。また、母に所縁のある方の絵を3枚ほど飾っております。医療機関は緊張するところとだと思いますし、不安を感じている方も多いですから、リラックスして過ごしてもらえるようアットホームな雰囲気を心がけています。設備としては、内視鏡や超音波診断装置、動脈硬化を測るCAVI、エックス線撮影、骨粗しょう症の検査、血液検査、尿検査、24時間ホルター心電図などに対応しています。超音波検査は、月に3回専門の検査技師に来てもらって、頸動脈や心臓、甲状腺、腹部、下肢の血管などのより精密な検査を実施しています。

力を入れていることはありますか?

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何かに特化するというよりは地域の医療ニーズに合わせるというスタンスで、患者さんからの要望に対して、可能であれば応えるという感じです。それで始めたことの一つが内視鏡検査です。胃の内視鏡検査は、月曜日と木曜日、土曜日に1件ずつ、火曜日は4件まで、大腸内視鏡検査は火曜日に専門の先生に来てもらっています。胃の内視鏡検査は経鼻内視鏡で、症状があって至急行うこともありますが、横浜市のがん検診を希望する方が多いですね。当日の結果もお伝えしますが、横浜市医師会における二次読影会の結果について、後日説明させていただきます。大腸内視鏡検査も、市の大腸がん検診の精密検査対象者が多く、ポリープが認められた際は比較的小さいものであれば、その場で切除しています。

訪問診療にも力を入れる

訪問診療についても教えてください。

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開業して1年目から行っています。従来は病院で看取ることが当たり前でしたが、高齢化が進み、老衰などで最後まで家で静かに暮らしたいと希望する方も多かったので、当院でできることをしようということで始めました。現在は、高齢者のほかにがんの終末期の方への訪問診療も行っています。訪問している患者さんの大半は、高齢の寝たきりの方です。磯子は家族でお住まいの方も多いですが、独居の高齢者や、年老いた旦那さんが寝たきりの奥さんを見ている老老介護のパターン、介護する人もされる人も認知症といったケースも少なくありません。そのような場合には、かなりのマンパワーが必要になりますから、介護のヘルパーさんや訪問看護師などとの連携が重要になります。当院でも地域のいくつかの訪問看護ステーションやケアマネジャーさんなどと連携して、対応しています。

診療する際に心がけていることはありますか?

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基本的には皆さん病気を患って、不安を抱えて来ていますので、リラックスしてもらうこと。その上でお話を伺うように心がけています。病気だけを診るのではなく、何に困っているのかを聞き、それに応えることが大切だと思っています。働く世代や高齢者でも、精神的な負担を抱える方が非常に多いと思います。内科的な検査をして問題がないことを確認し、安心されるケースもありますし、必要に応じて心療内科にご紹介する場合もあります。

受診をきっかけに医療や介護のサポートをしていきたい

話は変わりますが、先生はなぜ医師を志したのですか?

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私が小学生だった頃、かつて父が医師をめざして医学部に入ったものの、病気のために諦めざるを得なかったという話を聞きました。それなら私が医師になったら父が喜ぶかなと思ったのです。そして、高校生になり進路を決める際、本当に自分が就きたい職業なのかと改めて考えた時に、私の中には人のために役に立つ人間になりたいという基本的な思いがあり、それに気づいてからは、自らの意思としてこの道を進むことに決めました。実際に医師になってみると、影響力の大きさや責任の重さを感じています。間違いは許されませんし、これからも努力しなければいけないことがまだまだたくさんあると思っています。

お忙しいとは思いますが、どのようにリフレッシュしていますか?

今は、週に1回、主人とテニススクールに通っています。あとは、最近、息子がピアノを習い始めたところ、自分自身も弾きたくなって(笑)。消音機能のあるピアノを購入し、時間がある時に弾いています。先日はショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞した方のコンサートに行き、美しい音色に非常に癒やされて、感動しました。

最後に今後の抱負とメッセージをお願いします。

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これまでクリニックの機能を少しずつ拡張してきましたが、今後はこの機能を維持することに注力したいですね。自分の健康にも気をつけながら体力の続く限り、これからも地域医療に貢献していきたいと思っています。高齢社会に入り、地域包括ケアシステムが高齢者をサポートするようになっていますが、このシステムをうまく利用してない人や存在自体を知らない人も非常に多いのです。でも、当院を受診された方については何かに困った時には気軽にご相談していただいて、それをきっかけに必要な医療はもちろんですが、必要な介護のサービスにつなげていきたいと考えています。そうした相談窓口としてもぜひ利用してほしいですし、日常生活での不調や病気についても気軽に相談にお越しください。

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