なのはな歯科医院

なのはな歯科医院

野口 正樹院長

30655

仙川駅より徒歩1分。駅前ビルの1階で、院名をモチーフに施された黄色の看板、ガラスに描かれた菜の花の絵が印象的な「なのはな歯科医院」。院長の野口正樹先生は、大阪府出身。幼い頃から転校を繰り返していたため、誰とでも仲良くなれる柔軟な性格だという。その言葉どおり、人柄は温厚そのもの。語り口も穏やかで、さまざまな質問に丁寧に答えてくれる。この地に開業して16年。「歴史を重ねてきたぶん、リピーターの患者さんも高齢になってきています。常に患者さんのニーズをとらえながら、一人ひとりの方に合う治療を提案していきたいと思います」という。入れ歯治療では、ばねのない入れ歯・ノンクラスプデンチャーに力を入れているという野口先生に、診療の特徴や今後の展望について聞いた。
(取材日2018年9月19日)

「元気」「快活」がクリニック名のキーワード

―この地に開業した理由を教えてください。

開業場所を探すにあたって参考としたのが、勤務医時代にたいへんお世話になった先生のクリニックです。その先生は川崎市内で開業されているのですが、駅前で住宅地も近いため、さまざまな患者さんが訪れます。私も専門を突き詰めるより幅広く診察したいタイプなので、この立地を第1条件に物件を探し始めました。ターミナル駅ではなく、各駅停車が止まるような小さな駅のほうが、地元に密着した診療ができると思い、探しているうちに出会ったのが、この物件です。開業当初と比べ、今は開発が進み、駅前も激しく変化しています。ただし、むやみに新しくなっているわけではなく、古き良きものもちゃんと残されているんです。新しいものと古いものが混在したダイナミック感が、この町の魅力だと思います。人もまた同じで、新しく入ってきた人と昔ながらの地元民が混ざり合って暮らしている。それは当クリニックの患者層にも、如実に表れています。

―クリニック名の由来を教えていただけるでしょうか。

わかりやすくて印象に残るクリニック名にしたかったというのが発端です。その頃、諸先輩方の間で花の名前をつけるのがはやっていましたので、私もそれにならって図鑑や花言葉を調べ始めました。そこで菜の花に突き当たったんです。菜の花には“元気”“快活”という意味があり、クリニックの名前にぴったりでした。あと、これは偶然ですが、高校時代に住んでいた千葉の県花が菜の花だったので、ちょうどいいと思いまして(笑)。当時はインターネットで検索しても同じ名前がなかったので、迷わずこれに決めました。

―歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

私の父は転勤の多いサラリーマンで、そのために子ども時代は引っ越しを繰り返していました。どこにでもなじむ性格なので、それ自体つらくはなかったのですが、やっぱり一つの土地に落ち着きたいと思ってはいたんですね。それで独立した職業に憧れを抱くようになったんです。それでも高校時代は、ぼんやりと理系に進もうぐらいしか頭になく、大学も最初は工学部に行くつもりでした。しかし、この場合技術系ではあるが、サラリーマンになる確率が高くなります。それじゃあ将来的に独立できる道は何だろうと考えて、浮かんだのが医師だったんです。ちょうど叔父が歯科医師だったので、参考までに話を聞いたところ手先の器用さも生かせるし、何より人の役に立つと思い、そこから医療の道に進むことになった次第です。

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