ふじかわクリニック

ふじかわクリニック

藤川 正院長

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深大寺の住宅街で、開業以来11年にわたって地域の健康を守り続けている「ふじかわクリニック」。親しみやすい笑顔と語り口が印象的な藤川正院長は、東京医科大学救命救急センターで約13年、多くの緊急症状に対応してきた。その経験を生かし、診療科目も内科・循環器内科・外科・皮膚科と幅広く、複数の疾患を持つ患者にとっても頼りになる存在となっている。院内では医療情報に関する映像を流したり、血圧手帳をつけることを勧めるなど、健康に対する患者の意識を高めるための工夫も。「現場が好き、人と接することが好き」という藤川院長。患者との信頼関係を大切に、一人ひとりに安心してもらえる医療をしていきたいという熱い思いを語ってもらった。
(取材日2017年3月27日)

救命救急の経験を生かし幅広い医療に対応

―もともとのご専門は心臓血管外科ということですが、救急の経験も長いそうですね。

東京医科大学を卒業後、心臓血管外科に10年、救急医学科に13年在籍しました。救命救急センターでは外発外傷、脳血管障害や循環器疾患を中心に、救急医療の現場を経験してきました。救命救急は患者さんの状態を見て、手術をするかどうかなど即断が必要な場面も多いですし、自分の専門以外、例えば外科や整形外科的なアプローチからも全身を見て判断しなければならないので、とても勉強になりましたしやりがいもありました。もちろん、救急で来られて助かる方もいらっしゃるし、手を尽くしても残念な結果になることもありましたが、医師としてそういった経験も今の力になっています。救命時代に経験したことで、今も役立っているのは「疑う」ということ。症状だけを見て決めつけずに「どこか他に原因があるのではないか」「見落としていることはないか」と、常に別の目で患者さんを見ることを考えるきっかけになったかもしれません。

―開業に至ったきっかけをお聞かせください。

父は兵庫で開業医をしているのですが、兄が後を継いでいるので僕はわりと自由にできて(笑)。だから長く大学にいたのですが、その頃から研究や論文を書くよりも診療の現場が好きでした。直接患者さんと向き合いたいなという思いが強くなり、開業を決意しました。子どもの頃から父の姿を見ていたことも大きな理由のひとつかもしれません。田舎の開業医だったので休みの日や夜中でも往診に行ったりしていて、大変な仕事だなというのは感じていました。そういう姿を見ていたのでいつか地域の人の役に立てる医師になりたいとは思っていましたね。息子がいるのですが、僕自身は彼に医師になれとは言わなかったし、思ってもいなかったんですよ。でも、結局医師になって、今はかつての僕と同じ救命救急にいます。息子も僕と同じように親の背中を見ていたのかなと、ちょっと感慨深いところもありますね。

―どんな患者さんがいらっしゃいますか?

場所柄、近隣にお住まいの方がほとんどです。高齢の方もいらっしゃるので、やはり高血圧や心臓病などの循環器疾患や糖尿病、呼吸器疾患など内科的な持病がある患者さんが多いですね。あとは住宅街ということもあって、お子さんも意外に多いですよ。切り傷や陥入爪、できものの摘出などの外科的な処置もできますので、患者さんの層は幅広いと思います。心臓疾患や下肢静脈瘤などの血管外科に関する症状は、診察した上で専門的な医療が必要と判断されれば大学病院などの医療機関を紹介する体制も整えています。体調で不安なことがあれば、まずは気軽に相談に来ていただけたらと思います。

記事更新日:2017/05/08


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