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八木 正博 院長の独自取材記事

八木整形外科

(武蔵野市/武蔵境駅)

最終更新日:2021/10/12

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「患者主役」の診療をモットーに武蔵境で40年。地域住民から長年頼りにされている「八木整形外科」の八木正博院長は1980年、32歳の時に同院を開業した。八木院長が常に心がけているのは「患者にとって何がベストか」を考えること。患者側からの要望があればそれをくみつつ、治療を長引かせないように最適だと思われる治療を提案しているという。長年の経験を生かして整形外科一般に幅広く対応し、中でも高齢者に多い変形性膝関節症や骨粗しょう症の診療を得意とする。リハビリテーションにも対応し、専任スタッフが患者のサポートにあたっている。病診連携も積極的に図り、スピーディーな診断に努める八木院長に、この街の40年間での変化や診療への想いなどを聞いた。

(再取材日2020年2月28日)

40年の変化は、病院とクリニックのスムーズな連携

開業40年だそうですが、地域での変化を感じるところはありますか?

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やはり高齢化してきていますね。昔は子どもの骨折を診ることが多かったのですが、最近は少なくなりましたし、大きいケガをするような遊び方の子どもも減ったように感じます。昔は診療所と病院の連携もあまりなく、今だったら手術のできる病院にすぐに行ってもらうような骨折も、病院の診察時間が過ぎると受け入れてもらえず、このクリニックで対応するしかありませんでした。今思い返すと大変でしたね。今の良いところは、病診連携が確立している点です。当院は武蔵野赤十字病院、杏林大学医学部付属病院などと連携していますので、患者さんの症状に合わせて、必要とあればすぐに紹介しています。

先生のご経歴を教えてください。

私の家は開業一家というとおおげさかもしれませんが、祖父は群馬県前橋市で内科を、父は当院のすぐそばで内科と小児科を専門に、それぞれ開業していました。その孫、息子として、医師の道を志すのは当たり前ともいえ、日本大学医学部を卒業後、同大学の整形外科の医局で6年ほど勤めました。いつかは自分も開業を考えてはいましたが、父の急逝によって想像していた以上に早く、32歳の時、この地に開業して現在に至ります。開業して40年、自然と時間が過ぎていったような気がします。今、娘は消化器内科の医師に、息子は私と同じく整形外科医師になっています。祖父、父と続いて私で3代目の医師になるのですが、4代目にあたる私の子どもたちも医師になったことを感慨深く思います。

息子さんも同じ整形外科の医師なんですね。

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はい、息子は整形外科医師として肩と肘を専門にしています。近々息子にこのクリニックを手助けしてもらえればと考えていますので、長年通う患者さんにも親しんでいただけたらうれしいですね。もともと息子は中学から野球をやっていたのですが、肩を脱臼してしまったことがあるんですね。その経験からも整形外科に興味を持ったのかもしれません。長くスポーツに携わっていたことで、スポーツをやっている人の気持ちもわかりますし、若い感性も持っていますので、当院に新しい風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。

運動指導や日常生活指導など治療後のサポートも行う

高齢の方からの訴えで多い症例はどのようなものがありますか?

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歩き始めや立ち上がるときに膝が痛むなど、膝に関する訴えが多いですね。ひどくなると痛くて歩けなくなります。これは加齢に伴い間接の軟骨が摩耗する変形性膝関節症という病気であることも多いのですが、関節の内側に痛みが生じるケースでは、人によって腫れて水がたまることもあります。来院していただければほとんどの場合、治療できる病気だといえますので、放っておかずに相談に来ていただきたいです。まず薬によって痛みの緩和を図った後は、症状に合わせて運動指導などを行います。なかなか来院が難しい患者さんもいらっしゃるとは思いますが、症状を悪化させないための日常生活指導も行えますので、できるだけ早期の来院がお勧めです。

こちらのクリニックの特徴はどんなところですか?

まずはこの地域に密着したかかりつけのクリニックということを挙げたいですね。開業40年になりますので、親子で通ってくださっている方もいます。開院当初から通院している方も多く、家族並みのお付き合いになっている患者さんも。受付のスタッフをはじめ、リハビリテーションを行う専任スタッフが長く勤めている者ばかりという点も、長く通院が必要な患者さんには安心材料になっているのではないでしょうか。診療内容は先の質問にもありました変形性膝関節症や骨粗しょう症を専門に、整形外科を幅広く診療しています。エックス線検査、骨密度検査なども行えます。

リハビリテーションにも対応しているのですね。

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専任スタッフが私の指導のもと行っています。手術などによって、動かしづらくなった肩や手首などの関節を動かす可動域訓練や、筋力を増強する目的の訓練も実施しています。変形性膝関節症を悪化させないためには、関節周辺の筋肉の強化が重要ですので、その指導を行うことも。患部の痛みを緩和するためのレーザー治療器による施術や電気療法、温熱療法なども当院で受けることが可能です。患者さんごとに必要なリハビリテーションは変わってきますので、それぞれに合ったものを提案しています。

患者の希望をくみ、患者にとって何がベストかを考える

整形外科医師として開業40年。常に掲げているポリシーはありますか?

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患者さんを治すには何がベストかは常に考えています。クリニックでは、主役は医師ではなく、一人ひとりの患者さん、あくまで「患者主役」なんです。私はまず患者さんが希望するものを提供したいと考えています。例えば注射を提案した際、患者さんが「注射は絶対嫌だ」とおっしゃれば、別の良い方法がないかを考えます。注射は痛いですよね。それが嫌だという患者さんにとって、注射をすることはベストの治療法ではないのです。まず患者さんの希望を聞いて、患者さんが幸せになるための方法を見つけていきたいと思っています。

先生のリフレッシュ方法は?

体を動かすことですね。休日でも家でじっとしていることはせず、土曜日の午後は講演会に出席し、日曜日はゴルフに行くことが多いです。ゴルフ歴は40年になります。このクリニックの開業とほぼ同じと考えるととても感慨深いですね。実は半年ほど前に腰の手術をしまして、ゴルフに行けない期間があったのですが、最近復活することができました。ゴルフだけではなく、近くのジムにも通っています。診察終わりに毎日行ってリフレッシュしてから家に帰っているんですよ。

読者へのメッセージをお聞かせください。

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「医者が患者を選ぶのではなく、患者が医者を選ぶ」と私は考えていまして、患者さんは自分が診療を受ける場所を自分で選べると思っていてほしいですね。当院では初診の場合でも、「少し様子を見ましょう」とはせず、必要に応じてすぐに専門家を紹介しています。治療を長引かせることは、患者さんの幸せにはなりませんから。患者さんの幸せのためにも時間をかけず、ベストな方法を提案していきたいと思っています。それは当院内の治療方法だけではなく、他で診てもらったほうが良いと判断した場合は、連携している武蔵野赤十字病院、杏林大学医学部付属病院などの先生を紹介するなどして、速やかに対応することも含まれます。逆に病院から退院後に通院するクリニックとして当院を紹介いただく場合もありますよ。当院での診療がベストな選択なのであれば、もちろん患者さんにとって最良の診療をしていきたいと思っています。

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