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早期発見・早期治療が重要
働き世代こそ内視鏡検査を

武蔵境あべメディカルクリニック

(武蔵野市/武蔵境駅)

最終更新日:2025/06/02

武蔵境あべメディカルクリニック 早期発見・早期治療が重要 働き世代こそ内視鏡検査を 武蔵境あべメディカルクリニック 早期発見・早期治療が重要 働き世代こそ内視鏡検査を
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胃や大腸のがんを早期に発見するために大切な内視鏡検査。しかし、苦しそうなイメージが先行して、受診を検討してはいても、なかなか踏み出せない人も多いだろう。胃がん、大腸がんは内視鏡検査で早期に発見できれば比較的小さな手術で済むことも多いが、自覚症状が出てからでは治療もより複雑になり、手術後の体の負担も大きくなるという。「武蔵境あべメディカルクリニック」の阿部定範院長は、内視鏡検査を長年のライフワークにしているスペシャリスト。「ある程度の年齢を重ねたら、すべての人が内視鏡検査を一度は受けてほしい」とその重要性を語る阿部院長に、内視鏡検査の基本的な知識や、検査を受けずに放置することのリスクなどについて聞いた。

(取材日2024年10月31日)

早期発見は、手術のしやすさや体への負担の大きさにも影響。定期的な検診が大切

Q内視鏡検査とはどのような検査ですか?
A
武蔵境あべメディカルクリニック 患者の不安に寄り添いながら検査を行う

▲患者の不安に寄り添いながら検査を行う

内視鏡検査は、カメラを使って胃や大腸の中を直接観察できる検査です。内視鏡検査の一番の目的は、がんを早期に発見すること。日本人の死因のトップはがんですから、がんの早期発見・早期治療は寿命にも大きく関わります。胃がんや大腸がん、大腸がんの前段階である大腸ポリープを早めに発見し、治療することが大切です。また、内視鏡検査は臓器の中を観察するだけでなく、臓器内の細胞を採取して調べることも可能です。

Q内視鏡検査はどのような人が受けるべきでしょうか?
A
武蔵境あべメディカルクリニック スタッフも優しく患者のサポートを行う

▲スタッフも優しく患者のサポートを行う

40歳や50歳など、ある程度年齢を重ねたら全員に検査をお勧めしますが、特にリスクが高い方には受けていただきたいです。胃がんのリスクで言えば、ピロリ菌の除菌歴がある方、大腸がんに関してはポリープができやすい方などですね。大腸がんの罹患者は、50歳くらいから増加して60歳前後にピークを迎えます。ですから、まだまだ働いている世代の方でも、内視鏡検査を受けたことがない方は、まず一度は受診してみてほしいですね。ポリープのできやすさは、基本的には個人の体質によるものですが、それに加えて、肉や脂質の多いいわゆる欧米型の食事を多く取る人はポリープができやすいといわれています。

Q内視鏡検査を受けないとどのようなリスクがありますか?
A
武蔵境あべメディカルクリニック 定期的な検診ががんの早期発見につながる

▲定期的な検診ががんの早期発見につながる

胃がんや大腸がんを、早期に発見することができなくなります。痛みが出てきたり、腸が腫瘍によって詰まってしまったりするなど、実際に症状が出てからようやくがんを発見することになると、その時点では進行がんになっていて、手術もより複雑なものになってしまいます。その場合、入院期間やその後の合併症なども含めて、患者さんご自身の負担が大きくなります。もし内視鏡検査で早期に見つけることができれば、患部の粘膜だけを削り取るだけで手術を終えることも望めますから、早いうちから定期的に検診を行うことが重要なのです。

Q先生は内視鏡検査のご経験も豊富ですね。
A
武蔵境あべメディカルクリニック 検査を行う院長は内視鏡検査を専門とする医師

▲検査を行う院長は内視鏡検査を専門とする医師

医学部を卒業後、大学の関連病院から民間病院、そして現在に至るまで、内視鏡検査を一貫して続けてきました。内視鏡検査は、僕にとってのライフワークです。長く経験を積んでいる分、早期の病変を見逃さないための目も養われていると思いますし、検査前の問診で患者さんの病態を見極めて、早めに検査したほうがいい方には進言して即日検査を行い、痛みの原因を見つけるといった判断もできます。また、僕自身も定期的に内視鏡検査を受け、内視鏡をどのように扱えば患者さんが苦しくないかなど、検査を受ける側の立場で日々、学び続けています。

Q貴院の内視鏡検査の特徴を教えてください。
A
武蔵境あべメディカルクリニック 治療後の普段の生活の過ごし方やケアの方法も丁寧に説明する

▲治療後の普段の生活の過ごし方やケアの方法も丁寧に説明する

当院では、全身麻酔の処置をせずに、患者さんの反応を直接見ながら内視鏡検査を行います。全身麻酔を使わないことで、患者さんと会話をしてコミュニケーションを取りながら検査することができるため、受ける側としての安心感を得られるのではないでしょうか。また、検査の後は麻酔からのリカバリーの時間を設けずにすぐに帰ることができ、仕事や車の運転もすぐに可能であるため、患者さんの時間を有効に使うためにも利便性は大きいでしょう。全身麻酔を使用しなくとも、医師の技術で検査中の苦痛を感じない、もしくはかなり小さくできると考えて取り組んでいますので、安心して検査を受けていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

阿部 定範院長

内視鏡検査は、受けたことがないと最初の一歩がなかなか踏み出せないかもしれません。ただ、現在は技術の進歩で内視鏡自体もすごく細くなってきており、検査の苦痛も小さくなって、比較的楽に受けられるようになってきています。何より、胃がんや大腸がんを早期で発見できればリスクも小さく、大きな手術を受けずに済むでしょう。まずはぜひ一度、ご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/2万3100円~、大腸内視鏡検査/2万6000円~ ※内視鏡検査は、人間ドックの場合のみ自由診療となり、基本は保険診療内になります。

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