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山田 榮子 院長の独自取材記事

山田えいこレディースクリニック

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2021/10/12

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三鷹駅からほど近い「山田えいこレディースクリニック」には、近隣の住民はもちろん、青梅線沿線や都内からも患者が訪れ、親子2代で通っているという患者も多いという。遠方に住んでいても通院したくなる秘密は、院長の山田えいこ先生の慈愛に満ちた姿勢にあるのかもしれない。エネルギーにあふれたキビキビとした所作ながらも、口調は穏やかで愛情が満ちあふれている。向かい合っていると、医師ではなく、母親に相談するような感覚で診察を受けられるのではないかと感じられる山田院長。自身のことを「おせっかい焼き」という山田院長に、患者と接する上で心がけていることやクリニックの診療ならではの強みまで、たっぷりと話を聞いてきた。

(取材日2018年4月10日)

不安なことを相談できる窓口でありたい

こちらにはどのような患者さんが多いのでしょうか?

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年齢でいうと、年配の方が比較的多い印象です。患者さんとしてお母さまが通われており、その娘さんもということで親子で来院されるケースもありますし、20代、30代のお母さんが小さなお子さんを連れてくるということも多いですね。地域でいうと、立川をはじめ青梅線沿線に住んでいる方に加え、都内から通ってくださる方もいらっしゃいます。私はこのクリニックを開院する前からこの地域で働いてきたので、以前勤めていた病院で診ていた患者さんやその知り合いの方、もちろん地元の方も来てくださいます。かなり広い範囲から通っていただいており、うれしく思いますね。

通院して来られる患者さんに多く見られる症状は?

一般的な婦人科の診療を幅広く診ています。症状としては、子宮筋腫、子宮内膜症、月経痛などが多いですね。不安なことをまずは相談できる窓口でありたいと思っています。別の患者さんからこのクリニックのことを聞いたという方や、患者さんのお嬢さんが「どこの病院を受診したらいいかわからないから、教えてください」という感じで、気軽に来院してくださっていますよ。もしも子宮筋腫などで手術が必要になった場合は、連携している杏林大学医学部附属病院や武蔵野赤十字病院へご紹介しています。患者さんが他の条件を希望される場合も、私が実際に知っていて信頼のできる先生にもとへお送りしていますから、ご安心いただければと思います。

スタッフの皆さんも女性でしょうか?

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エコーの技師に男性がおりますが、受付、看護師、助産師は全員女性です。看護師は常勤が1人、非常勤が1人おり、2人とも私と同じ世代で昔から一緒に働いてきた信頼できる仲間なんです。また、妊婦健診の際には助産師にも同席してもらい、「お腹が張ったらこうすればいいよ」「妊娠中はこんなふうに行動すると楽だよ」「腹巻はこういうふうに巻くんだよ」というような話をしています。出産経験もあり年齢を重ねているスタッフですので、患者さんとしても質問などしやすいようですね。スタッフたちは私の想いを本当にわかってくれているので、とても頼りにしています。

患者を人として尊重することが大事

今までのご経験から教えとして大切にされていることはありますか?

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大学ではかなり年齢差のある先生方から指導を受けてきましたので、きっちりとした考え方が私のベースになっているように感じます。患者さんが10代の若いお嬢さんであっても高齢者であっても、必ず同じように対応するように。相手がたとえ若くてカジュアルな服装のお嬢さんであっても、子ども扱いをしないできちんと対応をすること。ご高齢の患者さんに「おばあちゃん」と呼びかけることは絶対にしないで、「○○さん、いかがですか」というような話し方をすること。患者さんを一人の人間として尊重し、きちんと対応することが基本だと学びました。大学で指導してくださった先生方には、今でもとても感謝しています。

すてきな考え方ですね。

医療は技術が大切なのは言うまでもありませんが、一番は人と人との関係だと思っています。治療で薬が必要だというだけならば、薬局に買いに行けば済んでしまうわけですから。あえて病院に診察にいらっしゃるということは、患者さんはそれ以外に相談したいことがあったり、話を聞いてほしいと思っていらっしゃったりするんですよね。そこをフォローしてあげるのが、医師として一番大切な役割なのではないかと思っています。

患者さんとのコミュニケーションを大切にされているんですね。

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患者さんは、体調が悪かったり、何かお悩みがあったりして来院される方が多いと思いますので、コミュニケーションは一番大切にしています。患者さんが何について困っているのか、どこが悪いのか、どうしたいのか。それらを知ることが、その先の正しい検査や治療につながっていきます。また、何げない会話をする中で、その方の生活習慣や置かれている状況が見えてくることもよくあるんです。例えば、雑談の中でご主人の体調が良くないという話を聞くと、その患者さんの病気に気づいていても、知らせるタイミングをもう少し遅らせてあげたほうがいいだろうか、今手術を勧めていいのだろうか、と考えることができます。患者さんに寄り添った診療を続けていきたいですね。

おせっかい焼きだから医師になった

どうして医師になられたのですか?

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特に身内に医療関係者がいたわけではなかったのですが、高校生になる頃には漠然と「私は医療関係の仕事をするのだろうな」と意識していました。小学生の頃から、クラスの保健係のような仕事が好きだったんです。クラスメイトで「お腹が痛い」という子を「保健室に行こう、保健室に行こう」と引っ張っていくような子どもでした。目の前に具合が悪そうな子がいると、何かをしてあげないといけない気になっちゃうんです。放っておけない。お世話好きというか、おせっかい焼きなんでしょうね(笑)。だからなんとなく、医療に興味があったのかもしれません。自然な流れで、医師をめざしていました。

このクリニックを、これからどのようにしていきたいですか?

大きな病院でできないことをやっていきたいですね。具体的には、時間をしっかりととって、一人ひとりとお話をすることでしょうか。患者さんが診察室に入ってきたときからお顔を見て、どんな表情をしているか確認することから診療が始まると思っています。そして診察を終える前には必ず、何か質問がないか、言いそびれたことがないか、確認しています。知りたいことがあったら何でも聞いてもらっていますので、皆さんどんどん質問してくれますよ。そのため、診察時間がついつい長くなってしまうんです(笑)。患者さんには「ここで話してくださったことは誰にも言わないし、何を話しても大丈夫ですよ」と言っています。相談しやすい雰囲気づくりも大切だと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

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一人で悩まないように、一人で抱え込まないようにしてくださいね。「こんなことを質問していいのかな」と思わないで、まずは口に出してみること。そこから突破口が開けるかもしれません。実際に、患者さんがふと口にされた話から診療が始まり、お悩みが解消できたということもありました。ご自身のことに限らず、ご両親やお子さんのことをご相談いただいても構いません。特に若い方たちは、病気に限らずいろいろなことで悩んでいらっしゃって、ついつい心配になってしまうんです。相談するだけでも構いませんから、何か悩み事がありましたら一度お話しに来ていただければと思いますね。

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