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武田 亜紀子 院長の独自取材記事

八丁堀眼科クリニック

(中央区/八丁堀駅)

最終更新日:2021/10/12

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八丁堀駅のB3出口すぐのビル2階にある「八丁堀眼科クリニック」。2021年4月にリニューアルオープンしたばかりの同院で、院長を務めるのは武田亜紀子先生。これまで大学病院やクリニックでさまざまな症例の診療に携わり、中でも自身の専門である緑内障治療を精力的に手がけてきた。これまでも女性の医師が院長を務めてきた同院の4代目院長として、女性ならではのこまやかさや共感力を生かして診療にあたっている。常に新しい知見をアップデートすることを心がけ「地域の皆さんが心地良く過ごせるお手伝いをしていきたい」と語る武田院長に、クリニックの診療内容や、症状を放置せず受診することの大切さについて話を聞いた。

(取材日2021年6月14日)

幅広くあらゆる目の不調に対応

こちらではどのような診療が受けられるのでしょうか?

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日常の目の不調に幅広く対応しています。例えば結膜炎・ものもらい・花粉症の診療や、コンタクトレンズの処方などですね。また特殊なコンタクトレンズを装用して近視の角膜を矯正することを目的とした「オルソケラトロジー」は、裸眼で日中過ごしたい大人の方にも適しています。さらに専門的な治療として、私が勤務医時代より得意としている緑内障、小児の近視、白内障の診療にも力を入れています。目の不快感を感じたら、ぜひ一度検査を受けにいらしてください。症状によっては、眼鏡を調整したり目薬で緩和につながることもあるんですよ。ですが中には不快感の裏に病気が潜んでいるケースもあります。ドライアイ・緑内障・糖尿病性網膜症などは働き世代の若い方にもみられる病気で、いずれも早期発見がとても重要です。

目の違和感を放置せず、受診することが大切なのですね。

そのとおりです。緑内障などのように元に戻らない疾患の場合、早期に発見できるかどうかが患者さんのその後の生活に大きく関わってきます。視力も良く、目に何の不調も感じていない方にとっては、眼科はあまり身近に感じられないかもしれません。ですが自分でも気づかないうちに病気が潜んでいることも多々あります。少なくとも40歳を過ぎたら眼科検診を受けることをお勧めします。「毎年欠かさず健康診断を受けているから大丈夫」という方でも、その内容は自治体や企業によって大きく異なり、そもそも眼科が含まれていないこともありますから注意が必要です。眼底を診たり眼底写真を撮影するような検査を、年に1度は受けるようにしてください。

最近増えている目のトラブルはありますか?

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最近ではテレワークも普及しており、目を酷使している方も多いのではないでしょうか。コンタクトレンズの長時間装用やドライアイで、角膜に傷がついている症状がよくみられます。油の分泌腺が詰まって目が乾く「マイボーム腺機能不全」の患者さん、女性ではまつげのエクステンションやカラーコンタクトレンズによるトラブルも増えています。私もメイクは好きですし、その楽しさもわかりますが、目を傷めてしまっては台無しです。安全におしゃれを楽しむためにも、違和感を感じたらすぐにご相談くださいね。

患者の立場に心を寄せ、日々の診療にあたる

先生の専門である緑内障について教えてください。

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緑内障は視神経に異常が起こり、視力や視野を失ってしまう病気です。静かに進行する病気で末期にならないと自覚症状が現れず、残念ながら今のところ完治させられるような治療法はありません。早期発見し、進行予防のための治療をしていくことが中心になります。白内障のように手術が可能な疾患と違い、緑内障で既に失ってしまった視力や視野は元には戻りません。それだけに、たとえ治療者である私たちがベストだと思う治療を提供しても、実際にその治療を通じて患者さんの満足を得るのはなかなか難しいものです。だからこそ治療だけにとどまらず、私たち医師が患者さんのつらい気持ちに寄り添い、患者さんご自身が病気を理解することが大切です。

子どもの近視にも注目されていらっしゃいますね。

最近は世界、とりわけ東アジアで近視人口が増えていて、小児の近視進行をいかに防いでいくかが大きな課題になっているんです。強度近視になってしまうと緑内障・網膜剥離・黄斑変性など、さまざまな病気のリスクが高くなることもわかっています。近視は進行しすぎると将来病気になりやすくなるということですから、子どものうちからの進行予防が不可欠なのです。この地域でも年々子どもが増えていますし、今後ますます注力していきたい分野です。

糖尿病治療のサポートもしていると伺いました。

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このビルの1階は糖尿病内科なのですが、糖尿病の合併症の一つである糖尿病網膜症は失明の主な原因の一つです。進行が始まると元には戻らないため、眼科でのこまめなチェックが欠かせません。同じビル内ということもあり、内科との連携で糖尿病治療中の壮年期の患者さんに対する眼科の側面からのサポートにも力を入れています。

診療するにあたって、心がけていることはありますか?

人間は情報の9割を視覚から得ているといわれるほど、視覚は大切なものです。だからこそ、「見えない」「見えづらい」という状況がいかにつらいことか、常に患者さんの立場に心を寄せ、共感するということを忘れずに日々診療しています。緑内障に限らず、眼科の病気はスパッと短期間で治療を終えられる病気よりも治療に長期間を要するようなものが多くあります。中には徐々に通院がおっくうになってしまったり、仕事や子育てなど日々の忙しさから受診できずにいる間に症状が進行してしまうということも少なくありません。当院では患者さんにとって必要な情報を十分にお伝えしつつ、予約制や院内処方などを取り入れ、受診しやすい環境を整えることで、前向きに治療を続けられるよう後押ししていきたいと思っています。

設備の導入と笑顔の対応で、地域に貢献するクリニック

クリニックの設備面について教えてください。

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見えている範囲や感度を調べる視野計は、ハンフリーとゴールドマン型の2種類を備え、多角的な診断に役立てています。そのほかにも眼底を診る光干渉断層計をはじめ、角膜形状解析装置・網膜光凝固装置・緑内障に使用するレーザーなど、検査や治療は一通りできる設備を導入しています。患者さんが気軽に足を運びやすい街のクリニックだからこそ、検査設備を充実させて疾患の早期発見に努め、必要があれば適切なタイミングで手術などに適した病院を紹介できるようにしたいと思っています。

院内のレイアウトや感染症対策についても教えていただけますか。

院内全体の清潔感を大切にし、温かみを感じリラックスできる雰囲気を意識した設計です。眼科は待ち時間が長くなりがちですから、待合室の椅子は座り心地や材質もこだわって選びました。また院内処方を取り入れており、よく使う薬は院内で受け取れます。感染症対策にも力を入れ、オゾンの空間除菌機を設置し、検査機器や共用部のアルコール消毒もこまめに行っています。自動釣銭機によるキャッシュレス対応で、お金を直接やり取りする必要もありません。患者さんに安心してご来院いただけるよう、スタッフ皆で衛生管理に取り組み、気持ちの良い対応と笑顔を心がけています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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私はこれまで大学病院や眼科クリニックで診療にあたっていたのですが、このビルの1階の内科医院の先生とのご縁で、2階の眼科クリニックを継承させていただくことになりました。眼科の前院長には私の娘がお世話になっていて以前から親しみを感じていたこともあり、前院長の志を継いでクリニックを発展させていきたいと強く思っています。オフィス街のイメージの強い八丁堀ですが、古くからの住宅もありますし、最近ではタワーマンションが増えたことで子どもが多くなってきました。都会でありながら気取らず温かいこの街の雰囲気がとても気に入っています。目は毎日使うもの。目の疲れや悩みが生活の質にも影響しかねません。お子さんからご年配の方まで、地域の皆さんが心地良く過ごせるお手伝いをしていきたいと思っています。目に関することなら、何でもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/両眼:16万5000円

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