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池田 美智子 院長、窪田 麻子 副院長の独自取材記事

メディカルコート池田耳鼻咽喉科

(中野区/東中野駅)

最終更新日:2020/04/01

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東中野駅から中野方面へ歩いて数分、静かな住宅街にある医療モールの2階に「メディカルコート池田耳鼻咽喉科」はある。毎日多くの患者が訪れる同院には子どもの患者も多く、待合室には絵本やぬいぐるみが用意されている。池田美智子院長がこの地に同院を開業して20年以上がたち、今では患者の家族を3代続けて診療することも珍しくないという。池田院長の娘であり、一児の母でもある窪田麻子副院長は、母親と子どもの両方の悩みや不安に共感しながらきめ細かな診療を行う医師だ。小さなことでも気軽に相談できる存在となり、時間をかけて患者と丁寧に向き合うことが地域のクリニックの役割だと話す2人に、いつも前向きな姿勢で診療に取り組む原動力や、患者への思いを聞いた。
(取材日2019年1月9日)

患者の役に立てることが医師としてのやりがい

まずは、開業されたきっかけを教えていただけますか?

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【池田院長】勤務医時代にある皮膚科の先生を診察した際、旦那さまがこのビルのオーナーで、そこに入る開業医を探しているというお話をいただいたんです。私も20年近く国立病院で勤務しており、年齢や体力的な問題から開業も検討していた頃だったので、そのお話をお受けして1993年に当院を開業しました。それまでは日々の診療に追われ、病気を診ることはできても病人を診ることはできず、病気の背景に何があるのかを把握できませんでした。その点、開業後は患者さんが病気になった経緯をじっくり診られますし、地域のお役に立てているという充実感があります。開業から25年以上がたつので、開業当時は乳児だった子が親になってお子さんを連れてきてくれる姿を見ると、感慨深いものがありますね。

窪田副院長が医師をめざされたきっかけも教えてください。

【窪田副院長】両親が医師ということに加え、親戚にも医師が多い環境で育ったので、きっかけというよりは、自然に医師をめざすようになったという感覚です。私も以前は大学病院に勤務していたことがありましたが、母のクリニックを手伝うようになってからは、身近な地域に住む患者さんの健康を直接的に支えられることが診療時のやりがいとなっています。大学病院では担当医が毎回変わることが多かったので、「あの患者さん、どうなったんだろう」と思ってもわからずじまいで、最後まで診てあげられない申し訳なさがありました。しかし、現在は自分が責任を持って1から10まで患者さんを診療し、健康や生活の支えとなれることに一番喜びを感じています。

医師として、患者さんと接する意義はなんでしょうか?

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【池田院長】患者さんの相談に乗って悩みを解決し、病気を治してあげることですね。世の中の役に立ちたいという気持ちで、日々の仕事に臨んでいます。いつも心がけているのは、誠実な姿勢で丁寧に患者さんの話を聞き、正確な診断を下すこと。お子さんの場合は、お母さん方に治療の必要性を丁寧に説明するようにしています。当院で対応できない疾患の場合は、信頼の置ける医師を紹介する体制を整えていますので、安心して来ていただければと思います。
【窪田副院長】病気でなかったとしても、心配だから診てほしいと当院にいらっしゃる方は多いです。そんなときに診察や検査の結果をしっかりお伝えして、不安な気持ちを和らげることも大切だと考えています。患者さんに「この先生なら親身に診てくれる」と信頼される、その人にとってのホームドクターになれたらと思います。

地域のニーズをくみ取り、きめ細かな診療を心がける

レーザー治療も行っているとのことですが、やはり花粉症の方が多く受けられるのですか?

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【窪田副院長】はい、花粉症の方が中心で、あとは通年性アレルギーの方も受けられますね。花粉症の症状が始まる2月の前には治療を終わらせておくと良いので、大体年末ぐらいから患者さんが増えます。レーザー治療の効果は人によって異なりますが、治療自体は10分ほど、麻酔などの処置を含めても1時間ほどとそこまで時間は長くかかりません。病院からもらった薬を飲んでも症状がつらい方や、シーズン中に複数回の通院ができない方、妊娠中、授乳中など何らかの理由で薬を飲みたくない方にお勧めしています。また、薬を飲むと眠くなってしまうからという理由で、受験勉強中の小学校高学年あたりのお子さんにレーザー治療を行うこともありますよ。

ウェブ予約システムも導入していると伺いました。

【池田院長】クリニックの順番待ちの時間を少しでも短くしたいと思い、再診時よりウェブ予約ができるシステムを導入しました。患者さんにわざわざ院内でお待ちいただく必要がなく、インフルエンザなどの感染症も予防することができます。ただ、IDが必要となりますので、初診時はシステムをご利用いただくことができません。また、ご高齢の方などインターネットを使わない方への配慮として、診療開始から30分間はウェブ予約ができないようにしています。予約時はご注意ください。

スタッフの方に呼びかけていることはありますか?

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【窪田副院長】スタッフには、自分がされてうれしいことをするように、と伝えています。自分が患者として、または自分の子どもを連れて来院したときに、クリニックのスタッフにどのように接してほしいか。それを考えて行動すれば、自然と優しく親切な対応ができるようになります。小さなことでも気軽に相談することができる医療機関として当院のような町のクリニックがあるわけですし、患者さんも、不安や悩みに寄り添ってじっくり話を聞いてくれる診療を求めていると思うんです。ですので、どんなに忙しくても、きめ細かな診療をするように心がけています。私自身が病院やクリニックに行く回数が増え、特に子どもができてからは、その思いが一層強くなりましたね。

同じ母親として、親子の気持ちに親身に寄り添う

小さな子どもを持つ母親にとって、窪田副院長の存在は心強いですね。

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【窪田副院長】実際に子育てを経験してみて、その大変さや母親の苦悩がよくわかるようになりました。子どもが体調を崩すとちゃんと治るか心配になりますし、風邪をひいたり熱を出したりすると大変なので、少し様子がおかしいと感じた時点で早めに受診しておきたいと思うお母さんの気持ちも理解できます。子どもの小さな変化にいち早く気づけるのは、やっぱりいつもそばで見守っている母親なんですよね。お子さんに対する配慮はもちろん、お母さんが抱えるさまざまな悩みや不安をきちんと受け止めた上で、最適な治療法を考えるようにしています。

これまで印象的だった出来事はありますか?

【池田院長】当院には3分の2くらいの割合で子どもの患者さんがいらっしゃいますが、頑張ったことを褒めたり、できなかったことを励ましたりして次は頑張ろうと伝えるように心がけております。以前、それがあるお子さんの自信につながったようで、当院で診療を受けてから、保育園などでも自信に満ちた行動を取るようになったとお母さんに喜ばれたことがありました。クリニックを怖がって診察が難しいような子でも、しっかりと向き合って褒めることで反応は変わってきます。当院への通院を通して成長するお子さんが多いというのは幸せなことですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【池田院長】病気には急性疾患と慢性疾患があるため、受診後すぐに症状が改善されなくても、焦らずまずは医師の言うことを守ることが大切です。処方された薬を指示どおり服用し、禁酒・禁煙・適度な運動など生活面で気をつけるべきこともきちんと実践しましょう。その上で改善されない場合は、再診やセカンドオピニオンを検討しても良いと思います。初診時に気になることを聞いて、伝えて、医師とたくさんお話をしてみてくださいね。
【窪田副院長】海外の医療は自由診療が基本で、専門医資格を持つ医師に診てもらえる機会が限定されています。一方で、日本には国民皆保険という制度や、地域に各専門分野に長けた開業医がいるという恵まれた環境があります。ぜひその利点を活用して、信頼できるかかりつけ医を探してみてください。些細なことから大きな病気が見つかるケースもありますので、何かありましたら当院にも遠慮せずご相談いただければと思います。

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