東京トータルライフクリニック

東京トータルライフクリニック

馬渕茂樹 院長

頼れるドクター

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下町情緒にあふれ、海外からの観光客の姿も目立つ浅草駅より徒歩5分。浅草通り沿いのビル2階にある「東京トータルライフクリニック」。院内は待合室、診察室、検査室とたっぷりとしたスペースで、友人宅のリビングにお邪魔したような明るい雰囲気。訪れているのは主に近隣住民やサラリーマンで、子ども連れの母親から高齢者まで年齢層は幅広い。西洋医学と東洋医学を融合し、ライフスタイル改善や対話を重視した外来を実施し、予防・治療・在宅を一つにつなぐトータルな医療で患者の健康を支えているのが特徴のクリニック。時代のニーズに呼応し、現在の診療スタイルを確立した馬渕茂樹院長は「患者が主役」と、温かい視線であくまでも患者のサポーターとして見守る診療スタイルだ。そんな馬渕院長をはじめ4人の常勤医はいずれも日本抗加齢医学会専門医の資格を有し、4人の看護師も同学会の指導士の資格を取得している。予防医療を積極的に取り入れ、高い効果を上げている馬渕院長に、具体的な予防医療への取り組みや今後の展望などを伺った。
(取材日2013年1月10日)

東洋医学と西洋医学を融合。独自の視点で、予防・治療・在宅を連結し、患者のトータルケアに取り組む

―開院の経緯を教えてください。

もともとは1990年に本郷で一般診療のクリニックとしてスタートしました。2000年から在宅医療を始め、文京区、台東区、墨田区とニーズが広がり、ちょうど真ん中である浅草に雷門分院を開院しました。その後、2010年にこちらに本院を移しました。現在、本郷のクリニックは在宅専門のクリニックとして診療しております。予防医療に力を入れるようになったのは、2006年に患者さんから抗加齢医学を紹介されたのがきっかけです。それまで自分が考えていた予防はワクチンのイメージでしたが、学会に参加し臨床的な発表を聞き、さまざまな疾患に対しての有効性を実感しました。以来、予防・治療・在宅を連結した診療スタイルで、患者さんの健康をトータルにサポートしています。年を重ねていくことに抵抗にする「アンチエイジング」ではなく、健康な長寿をめざす「ウエルエイジング」という考え方を提案しています。

―先生は現代医学をベースにしながら東洋医学を加え、食養生という治療もしておられるとお伺いしましたが、どのような背景があったのですか?

最初は麻酔科で専門医をめざし、次に研修医として内科に移り、研修後、内科の専門を選ぶ途中でかなり悩みました。一度は循環器科を選択し、赴任先の病院も決まっていたんですが、自分に問い直してみて、「自分は心臓だけを診る医者でなく、人間をトータルに診る医者になりたい」という強い願いがあることに気づきました。その頃、薬害で苦しむ患者さんの主治医を務めたことで、東洋医学に興味を持ちました。実践してみると、現代医学では治らなかった病気にも改善が見られるなど非常に可能性を感じました。東洋医学に加え、食養生に目覚めたのは、アトピー性皮膚炎の姉弟を診察したことがきっかけです。 二人は同じ症状で、同じ漢方薬を処方したにもかかわらず、お姉さんは良くなり、弟さんは全く良くならないという現象が起こったんです。お母さんから「姉は先生が話した食事の注意を守っていたけれど、弟は相変わらずジャンクフードを食べていました」と聞かされ、改めて食事の大切さを痛感し、患者さんの食事はもちろんのこと、ライフスタイルの改善にも積極的に取り組むようになりました。

―医師をめざしたきっかけは何だったのですか?

小さい頃から母に「医者か弁護士になりなさい」と言われて育ったことが大きいです。でもいざ医学部に合格すると五月病になってしまいました。引かれたレールに乗っただけなのではないかと長らく葛藤する中で、「医者になってなすべきことが自分にはある」と直感する体験があり、それが本当の動機を与えてくれました。もう一つの大きな転機は、医師になって4年目に、自分自身が網膜剥離になった体験です。左目の手術を終えて退院する前日に、右目の剥離も判明したのは衝撃でした。なんで自分はこの病気になったのかと深く考え、自分の生き方そのものが病気の原因だったのだと気がついたんです。人に勝つため、より優秀になろうと必死になって、目を酷使していたことが病気を生んだのだと……。自分は本当に人と競争したいのか? 医者になってやりたかったことは患者さんに喜んでもらうことだったはずだと気付き、自分のめざす医療の原点が見えました。どういうことかというと、それ以前は体が痛いのが病気の苦しみだと思い込んでいましたが、いざ自分が病気になってみると、失明して医師のライセンスをなくし、社会的な自分の存在が抹殺されてしまう恐怖心が体の痛み以上に強かったのです。しかし、真正面から病気を受け入れ、たとえ失明しても、患者さんを癒したい願いはなくならないと言うことに気づいたとき、私は元気を取り戻しました。この体験から、病気が内包しているメッセージを読み取ることで、病気は自分の生き方を変えて、人生をプラスにしてゆくきっかけにもなると確信しました。患者さんが自分の病気に主導権を持ち、病気のメッセージを受けとめて、治したい、健康になりたいという気持ちを持つことで、自然治癒力は高まり、ライフスタイルを改善するパワーも湧くはず。それを患者さんに伝え、患者さんと協力して働くことこそが医師のミッションだと思うようになったのです。

記事更新日:2016/01/24


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