白内障、緑内障、網膜疾患にも対応
幅広い眼疾患を日帰り手術で
秋葉原白内障クリニック
(台東区/秋葉原駅)
最終更新日:2024/11/15


- 自由診療
80歳以上でほぼ100%の人が発症するといわれている白内障。高齢化が進む日本ではその有用な治療である白内障手術も数多く行われている。「秋葉原白内障クリニック」は2007年10月の開業から2024年8月までに、累計6万件を超える日帰り白内障手術を実施してきた白内障治療を得意とする眼科クリニックだ。2024年には白内障手術に加えて、網膜硝子体手術の経験豊富な大上智弘先生が副院長に就任し、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、網膜剥離などの網膜疾患に対する日帰り手術にも対応。より専門性の求められる手術を行い、眼疾患に悩む患者を広く救うことをめざしている。実際に、同院で行う日帰り手術はどのような特徴があるのか、大上副院長に詳しく教えてもらった。
(取材日2024年10月28日)
目次
網膜硝子体手術の経験も重ねてきた医師が執刀。白内障の難症例や再手術、緑内障との併用手術も行う
- Qこちらで受けられる日帰り手術について教えてください。
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A
▲経験豊富な医師とスタッフたちが連携し、精密な日帰り手術を提供
当院では白内障の手術の中でも、複数箇所にピントが合わせられることが望める多焦点レンズの日帰り手術を得意としております。加えて、通常では難しい進行した白内障手術や、低侵襲な緑内障の手術、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、網膜剥離などの網膜疾患に対する網膜硝子体手術も日帰りで受けていただくことが可能です。私が赴任する前まで当院は白内障手術を専門としていましたが、現在は網膜疾患に対しても広く治療を行えるようになりました。また、視能訓練士の資格を持つ検査スタッフが常勤で在籍し、手術前の細かな検査を担っています。経験豊富な執刀医と専門性を持つスタッフたちが連携することで、精密な日帰り手術をご提供しています。
- Q多焦点レンズを用いた白内障手術とはどういったものですか。
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A
▲数ある眼内レンズの中から、患者一人ひとりに適したレンズを提案
白内障の手術に用いる眼内レンズには、保険適用の単焦点レンズと、保険適用外の多焦点レンズがあります。単焦点レンズはピントを合わせることが見込めるのは1ヵ所のみで、合わない部分を見る際には眼鏡が必要となりますが、多焦点レンズは数ヵ所のピントが望めるため、眼鏡をかける頻度の低下が期待できます。現在は、遠く・近く・真ん中のピントの3焦点レンズが主流ですが、5焦点眼内レンズの研究も進んでおり、日進月歩の発展を遂げています。眼内レンズは種類も費用も使用感もさまざまですので、患者さまのご希望と生活スタイルをお聞きしながら適した眼内レンズをご提案します。
- Q白内障と緑内障の同時手術も行えるとお聞きしました。
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A
▲術中の適切な眼圧管理に努める
はい、対応しています。白内障と緑内障、名前は似ていますが、白内障は水晶体が濁る病気で、緑内障は神経が傷んで見えにくくなる病気でまったく異なる病気です。現在の技術でも傷んでしまった神経を元に戻すことはできず、進行しないように目薬で眼圧を下げるよう図ることが一般的な緑内障の治療法です。ただ、目薬の負担が大きい、目薬でアレルギー反応が起きてしまう方などに対して、低侵襲緑内障手術を白内障手術と併用して行うことが可能です。白内障手術と同時に、金属製のチューブのようなごく小さな器具を、目の中のある液体の出口に埋め込みます。液体が流れやすくなるよう促すことで眼圧を下げる効果が期待できます。
- Q白内障手術の難症例や、再手術にも対応しているのですね。
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A
▲見え方や白内障手術について気になることがあれば、まずは相談を
進行した白内障は、瞳の奥にある水晶体を支えるチン小帯という組織が弱くなります。チン小帯が脆弱になると、白内障の一般的な手術である眼内レンズの挿入が難しくなり、手術中に目の奥を処置する硝子体手術に移行することもあります。当院では白内障手術だけでなく、硝子体手術の経験も豊富な医師が執刀していますので、すぐに切り替えて対応できます。加齢のほか、外傷でもチン小帯は弱まりますので、原因に心あたりのある方はご相談ください。また手術を受けたものの、見え方が希望どおりでない場合などの再手術や、眼内レンズを入れ替えるための手術も行っています。
- Q網膜疾患に対する網膜硝子体手術について教えてください。
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A
▲先進機器を導入し、手術精度の向上と患者の負担軽減に努める
硝子体とは眼球の大部分を占めるゼリー状の組織で、眼球の内側には網膜という神経の膜があり、その中心部分は黄斑と呼ばれ見え方にとても重要な役割を果たしています。その網膜や黄斑に関わる眼疾患はいくつかあり、手術となる場合は非常に繊細な技術と、専用の機器が必要です。当院では設備の整った中で、網膜硝子体手術を数多く執刀してきた医師による手術が受けられることが特徴です。黄斑のゆがみによって見えにくさを感じる黄斑前膜(黄斑上膜)や、糖尿病の合併症である硝子体出血、網膜剥離、黄斑浮腫なども網膜硝子体手術で改善・鎮静をめざします。他のクリニックからのご紹介の方も受け入れていますので、気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とは多焦点眼内レンズ(選定療養)/33万円~